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ノーベル賞平和賞、ICAN「核兵器廃絶国際キャンペーン」に

2017-10-07 | 学問
 ノルウェー・ノーベル委員会は、今年の平和賞を国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に授与すると発表した(10月6日)。
 ノーベル委員会のベリト・レイス=アンデルセン委員長は、核兵器を条約で禁止しようとするICANの「画期的な努力」を授賞理由に挙げた。
 ◆ICAN (International Campaign to Abolish Nuclear Weapons)
 ICANには、核兵器の非合法化し廃絶するという歴史的好機を捉えるために、60ヵ国以上から人道上・環境・人権・平和そして開発に関わる団体が集結している。
 キャンペーンの概要(HPより、一部略)
 ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)は、政府に対して核兵器禁止条約の交渉の開始と支持をはたらきかけ、説得し、圧力をかけるために、すべての国の人々を結集する活動をしている全世界的なキャンペーンの連合体。
 私たちは、政府、国際機関、市民社会団体、その他の活動団体に対して次のことを求めます。
 1)核兵器のいかなる使用も、破滅的な人道上および環境の危害を生じることを認めること。
 2)核兵器の禁止は、核兵器を保有しない国にとっても、普遍的、人道的な責務であることを認めること。
 3)核保有国は、保有する核兵器を完全に廃絶する義務があることを認めること。
 4)核兵器禁止条約の交渉のための多国間協議を支援する行動をいますぐ起こすこと。
 因みに、今年7月に122カ国が国連の核廃絶条約に賛成し、採択した。しかし米英など、核保有が知られている9カ国はいずれも賛成しなかった。

 朝から雨。昨日の夜半からの雨が続いている。夕方には雨が止む、の予報。
 近所のお庭で”ハマギク”が咲きだした。茎は木質化して越冬し、春先に新しい茎を伸ばし、秋にやや大柄な白い花を咲かせる。葉が重なる様に段々になっている。
 ”ハマギク”は、1属1種の日本特産種であり、学名は「Nipponanthemum nipponicum 」、英名は「Nippon daisy」である。自生地は、青森県から茨城県にかけての太平洋側の海岸と言う。花壇綱目(江戸時代初期の園芸書)に、”ハマギク(浜菊)”の名があり、その頃から栽培されていたと思われる。
 ハマギク(浜菊)
 別名:吹上菊(ふきあげぎく)
 英名:Nippon daisy
 キク科ハマギク属
 耐寒性多年草 、茎・枝は木質化する
 葉は肉厚で艶があり、縁に波状の鋸歯がある
 丈は30cm~90cm
 開花時期は9月~11月
 花はやや大きめ(径6cm位)で、日本的な清楚な白い花