気象庁が発表する警報について、「数十年に一度の危険」を知らせる「特別警報」の新設を定めた改正気象業務法が公布された(5月31日)。都道府県や市町村から意見を聞き、地域ごとの気象の特徴を踏まえ、7月末をめどに正式決定し、8月中に運用を始めるとの事。
「特別警報」は現在の注意報・警報より上位に位置付け、住民の確実な避難を計ろうとするためである。これで注意を呼び掛ける自然災害情報は3段階(注意報:起こる恐れがある、警報:より重大な災害が起こる恐れがある、特別警報:警報より重大な災害が起こる危険性があり、避難する必要がある)となる。
◆特別警報の基準案
○大雨・暴風・高潮・波浪
上陸時の中心気圧が930~940ヘクトパスカルの非常に強い台風の接近時。
過去の事例では、1959年台風第15号(伊勢湾台風):死者・行方不明者が約5000人以上、2011年台風第12号:紀伊半島を襲い死者・行方不明者が約100人、などを想定。
○地震
震度6弱以上が予想される場合。自治体や住民向けにはこれまでと同じく緊急地震速報がでる。
○津波
現行の大津波警報(予想津波高3m超)に相当。発表には、名称が普及している大津波警報を使う。
○火山噴火
現在の噴火警戒レベルで上から2番目のレベル4(避難準備)で発表。住民が全島避難した三宅島噴火など。
○大雪
1963年豪雪:死者・行方不明者が231人、1981年豪雪:死者・行方不明者が152人、など。
昼までは晴れた良い天気。午後から曇り空となり、気温も低くなった。最高気温が20℃位と昨日より数℃以上低い。
近所の庭で赤いサラサドウダンの様な花が咲いていた。お庭で手入れしている方にお聞きしたら、「大分前に頂いたもので、名前は判らない」との事。図鑑で調べたら”ベニサラサドウダン(紅更紗灯台)”の様だ。
ベニサラサドウダンはサラサドウダン の変種で、紅色の花だ。この紅色の花弁に濃い紅色の縦筋が入るサラサ(更紗)模様がある。サラサドウダンに比べると花冠は短く、先が細かく裂けている。
ベニサラサドウダン(紅更紗満点星)
(紅更紗灯台)
ツツジ科ドウダンツツジ属
落葉低木、丈は1m~5m
日本の固有種
開花期は5月~6月
花は径1cm位で釣鐘形
花色は紅色で濃い赤の縦縞の模様がある
秋には鮮紅色に紅葉して見事