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築地初セリ、本マグロの最高は736万円

2014-01-06 | ニュース

 東京・築地の中央卸売市場で5日早朝に、今年初の取引となる「初競り」があり、青森・大間産の本マグロが736万円(230kg、キロ当たり3万2千円)で競り落とされた。
 今までの最高値を付けた昨年(2013年)の1億5540万円(222kg、キロ当たり70万円)の約1/20となり、平年並みの価格(御祝儀も込めて通常の2倍程度、1Kg3万~4万)となった。1kgあたりの最高値は大間産の4万円(1匹672万円、168kg)。競り落としたのは、昨年・一昨年も落札した、すしチェーン「すしざんまい、社長:喜代村」。
 ◆築地マグロ初競りの最高値
  2011.1.5 北海道戸井産  3,249万円(342kg)
  2012.1.5 青森県大間産  5,649万円(269kg)
  2013.1.5 青森県大間産  15,540万円(222kg)
  2014.1.5 青森県大間産   736万円(230kg)

 

 散歩道は畑までの道で、車の通行が少ない住宅地の道である。住宅地は様々な木の生け垣が多く、季節毎の花や果実が綺麗で楽しい道である。
 その生垣にピラカンサの果実が綺麗に実っているお家がある。まだ鳥に食べられずに沢山付いている。果実の色は、橙(黄)色と鮮紅色で、タチバナモドキ(黄色)とトキワサンザシ(赤色)と思う。
 ピラカンサは、バラ科トキワサンザシ属(Pyracantha) の種類の総称である。日本ではトキワサンザシ(赤い実)、タチバナモドキ(黄色の実)、カザンデマリ(赤い実)の3種類が多く栽培されており、これをピラカンサと一括りで呼んでいる事が多い。何れも花を鑑賞するより、秋に沢山つける赤・黄色の実色を楽しむ。

Pyracantha401061 ピラカンサ
バラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属
常緑低木
開花時期は4月~6月
花は小さく(径数mm~1cm)、白い5弁花
果実は径2cm位で赤・橙・黄色に熟す
見頃は10月~12月
ピラカンサと呼ばれる
 トキワサンザシ(常盤山櫨子) 学名:Pyracantha coccinea
  果実は鮮紅色に熟す。カザンデマリと相似し区別しにくい
 タチバナモドキ(橘擬)   学名:Pyracantha angustifolia
  果実は橙(黄)色
 カザンデマリ(花山手毬)   学名:Pyracantha crenulata
  果実は赤い。別名ヒマラヤトキワサンザシ


Pyracantha401062 Pyracantha401063 Pyracantha401064


東北大が1000人のゲノムを解読

2014-01-05 | 健康・病気

 東北大は、疾病原因探索の基盤となる1000人の全遺伝情報(ゲノム)の解読を終えたと発表した(2013年11月29日)。
 参加者は、東北メディカル・メガバンク計画のコホート事業に参加した健常な日本人1000人。コホート(長期健康調査)は、2013年度から10年間、岩手・宮城県で15万人を対象とする。
 遺伝的に高均質の集団から得られた1000人規模の高品質(解読量:平均900億塩基)ゲノム解読を均質な精度(単独の施設・設備、単一の方式)で解読した世界初の成果。本解読の結果から、既知の約1300万個の遺伝子多型に加え、それを超える1500万個もの新規の遺伝子多型を収集することに成功した。新規に発見した1500万個のうち99%以上は比較的稀な頻度のものであることが特徴。
 解析責任者の安田純教授(分子腫瘍学)は「データベースの公開によって日本人のゲノムの特徴解明が進み、遺伝情報に基づく創薬や個人に応じた医療、予防策が進むと期待する」との事。
 ◆遺伝子多型
 多型とは、遺伝子を構成しているDNAの配列の個体差であり、集団の1%以上の頻度であるものと定義されることが多い。それより少ない場合を変異という。
 ゲノムは1人に約30億対ある塩基の配列である。この塩基は個人によって数百万個のSNP(スニップ:僅かな違い)を持っている。これによって、体質や髪・目の色など、特定の病気への罹り易さなど、薬の効果・副作用の有無などの個人差が関係する。

 

 今日の天気は雲が多いが晴れ。気温は低いが風がないので寒さは余り感じない。
 塀越しに見つけたキウイフルーツの果実。まだ採らずに沢山付いている。畑のキウイフルーツは10月~11月頃に収穫してしまったから、どうして採らないのかなと思った・・余計なお世話だな。キウイフルーツは樹上で熟さない果物で、霜の降りる前頃に収穫して追熟させる。
 ◆キウイフルーツの追熟
 果実をポリ袋に入れて室内(適温は15℃~20℃)に置いておくだけ
 急ぐ場合は、エチレンを発生するリンゴなどを一緒に袋に入れると追熟が進む
 食べごろは、表面を指で押して、少し凹む位に軟らかくなったら

Kiwi401051 キウイフルーツ
(Kiwi fruit)
マタタビ科マタタビ属
落葉蔓性植物
雌雄異株
開花は5月~6月
果実は10月~11月頃に収穫
原産地は中国中部、これが1904年にニュージーランドに移入されて改良された
キウイフルーツの名は、ニュージーランドの国鳥”キウイ”に外観が似ているから
”キウイ”は、ニュージーランドに生息する飛べない鳥類(大きさはニワトリくらい)


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メダカは高度な認知能力で群れを形成

2014-01-04 | 学問

 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構基礎生物研究所の渡辺英治准教授・中易知大研究員らの研究グループで「メダカのバイオロジカルモーション刺激(魚類では世界で初めて)を作成し、これによる実験で、魚類の小さな脳に高い認知能力が備わっていることが分かった」(2013年12月9日発表)。
 メダカのバイオロジカルモーションは6点(頭部の先端に1点、尾ビレの先端に1点、4点は体軸上に均等に割り当て)で、このバイオロジカルモーション刺激をディスプレイに映し出し、メダカに見せて行動を観察する実験を行った。光点の動きに反応しただけか、群れるべき相手として選択したのかを確かめるため、幾つかの不自然な動きとなる比較刺激(体軸情報・運動情報・スピード変化・逆再生など)を行い、ディスプレーに接近する合計時間等を計った。その結果、僅か6点でもメダカは動きで仲間を認知し、群れを形成した。
 これまで魚類が群れを作るのは色・形・大きさで仲間を認識している事は知られていた。渡辺英治准教授は「魚類の小さな脳に、高い認知能力が備わっていることが分かった。疑似餌などに応用すれば、新たな漁法や釣りの技術開発にもつながる。」との事。
 ◆メダカ(目高、Oryzias latipes)
 メダカ科(アドリアニクチス科)メダカ属の体長4cm程の淡水魚。
 メダカ属は、東~東南アジアに分布する10数種がある。日本産は1種のみと考えられていたが、朝井俊亘(としのぶ)さんらによって2種(南日本集団と北日本集団)があると解った(2012年8月)。
 名(めだか)の由来は、目が大きく、頭部の上端から飛び出しているから。
 ◆バイオロジカルモーション(biological motion)
 光点画像による生き物の様に動く「動き」の事。
 生き物は視角による認知システムで短時間に検出する。例えば、人では僅か0.1秒の光点運動で人の歩行運動を特定でき、多光点バイオロジカルモーションでは、動きの性質・男女の動き・運動者の年齢や目的なども分ると報告されている。

 

 薄く雲が広がる曇り空。気温も低く冬の空、でも風がなく無風状態。
 低い垣根を作っているベニシタン。紅葉した葉も粗方落ちて赤い果実だけが付いている。鳥達に啄まれて少しづつ減っていく。ベニシタンは花・花期・実もトキワサンザシ(ピラカンサ)に良く似ている。でも、トキワサンザシより樹高は低く葉も小さくトゲもない。
 ベニシタンの別名としてコトネアスターと呼ぶことがある。コトネアスターとは、バラ科コトネアスター属の総称であるが、この仲間でベニシタンが良く知られているので、ベニシタンの別名となったと言う。

Benisitan401041 ベニシタン(紅紫壇)
バラ科シャリントウ属
  (コトネアスター属)
中国原産、昭和初期に渡来
常緑小低木
常緑であるが関東以北では紅葉・落葉する
枝が横に良く伸び、枝垂れてくる
樹高は1m位
開花時期は5月~6月
花は葉の脇に咲く、花径は数mm
5弁花で花色は淡紅色
秋に球形の小果(径数mm)が光沢ある鮮紅色に熟して鈴なりにつく


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台北・故宮博物院展、日本での開催は初めて

2014-01-03 | アート・文化

 昨年(2013年)の10月に、台北・故宮博物院展開催の調印式があり、本年(2014年)の開催が決定した(10月16日に調印式)。・・もっと早く紹介したかった・・。
 日本展の名称:「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」展
 展示会場:東京国立博物館(東京) 2014年6月24日~9月15日
        「神品至宝」総数231件のうち185件を展示
       九州国立博物館(太宰府市) 2014年10月7日~11月30日
        総数のうち110件を展示
 台北・故宮の所蔵品のうち、これまで海外展示が見送られてきた清代玉器の逸品「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」「肉形石(にくがたいし)」が含まれるとの事・・日本で見られるとは思わなかった・楽しみ。
 日本においても、台湾の配意に謝意を表明し、交換展として「日本美術の粋 東京・九州国立博物館精品展(仮称)」を2016年10月~翌年1月まで「台北故宮博物院南院(新館)」で開催するとの事。
 ◆世界4大博物館
 世界の4大博物館(美術館)として、イギリスの大英博物館・フランスのルーブル美術館・アメリカのメトロポリタン美術館および台湾の故宮博物院があげられる(5大では、+ロシアのエルミタージュ美術館)。
 台湾の故宮博物院は、中国の明・清代の宮廷所蔵品を中心に中国歴代王朝の磁器・書画など約70万点を所蔵している。海外展はアメリカ・フランス・ドイツなどで開催された。アジアでの開催は初めてとなる。

 

 晴れた思ったら曇り空。昨日の雪が融けたと思っていたら日陰などではまだまだ残っている。気温も低く陽射しも弱いから。
 玄関脇に植えられているマンリョウ。鮮やかな赤い実が沢山ついており、葉の緑と良い対比となっている。名(マンリョウ:万両)の通り、良い事沢山あります様に・・皆さんにも。
 マンリョウ(万両)はセンリョウ(千両)とともにお正月の縁起物。マンリョウとセンリョウの違いは、葉の下方に実を付けるのがマンリョウ(万両)・・実が重い、センリョウは葉の上方に実を付ける・・実が軽い・・と覚える。

Manryou401031 マンリョウ(万両)
別名:藪橘(やぶたちばな)
ヤブコウジ科ヤブコウジ属
常緑小低木
開花時期は7月~8月頃
花は径0.8cm位と小さい
花色は白色で赤の点々がある
実は径0.7cm位、12月頃から色付く


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2014年仙台初売り

2014-01-02 | まち歩き

 今日の天候は概ね晴れ。朝に少し雪が残っていたが直ぐに融けた。気温は低く(最高気温数℃)、風が強いのでとても寒く感じる。また、晴れた空なのに小雪が舞う・・?。
 仙台の初売りは2日からだから、仙台駅構内のエスパルと駅前通りの商店街の初売りに出かけた(・・荷物運搬係として・・草臥れた)。仙台初売りは仙台藩時代からの伝統行事で、豪華景品などが付くことで有名だ。豪華景品(概ね、販売価格の1割以上)付きは、「不当景品類及び不当表示防止法」に抵触するので、販売できないが、公正取引委員会より”仙台初売り”だけは「伝統行事」と看做し、特例で「初売り開始日から、3日間以内」で認めている。

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 駅前のアーケードのある商店街
 朝早くから人出は七夕並み


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 エスパル開店は8時から
 並んで待っていたら、抹茶ケーキ「福々すずめ」が入った小袋をいただいた
 (足元がとても寒いので、食べて頑張れ・・かな)


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 毎年購入する「牡蠣」の品々
 早く生食用も生産量が増えて欲しい


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 ロクシタンの福袋販売
 並んだ順に整理券を発行
 昨年よりは少し順位アップ
    (チャント買えました)


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 ロクシタンの福袋

 ◆ロクシタン
 フランスの化粧品のメーカー
 主に天然素材の植物原料を使用との事


謹賀新年、平成26年

2014-01-01 | 日記・エッセイ・コラム

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      謹賀新年  平成25年元旦
      健やかで実り多い年となりますように
      (本年もこの気まぐれブログをご贔屓に)

 今年の元旦は「青麻神社」に参拝した。先の大地震で社殿が損壊したが修復された。

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 今年は暖かい(最高気温10℃位)から、暖をとるための篝火(かがりび)に人は少なかった。
 御神籤引いたら、小吉。もう1回引いた大吉。・・これで良いのかな?。


 ◆青麻神社(あおそじんじゃ)
 所在地:仙台市宮城野区青麻沢
 主祭神:天照大御神・月読神・天之御中主神
 社伝によれば、仁寿2年(852年)に穂積保昌が、一族が尊崇していた日月星の三光の神を祀ったのが始まり。
 穂積保昌が土地の人々に麻の栽培を伝え、「青麻」の地名・社名となる。