山形大学の硯里善幸准教授らは、コニカミノルタと共同で、曲げられる有機ELパネルを、塗布法で長寿命化することに成功したと発表した(2月9日)。長寿命化の障害となる、空気中の水分などに触れることによる劣化を防ぐ封止膜を、真空成膜を使わずにつくる世界初の技術で、有機EL素子の寿命を従来の2倍以上の約2万時間に延ばし、製造コストも下げられる。
水分による劣化防止は、ガラス基板では有機EL四辺を接着剤で封印し吸湿剤を入れるのが一般的である。フィルム基板の曲げられる有機ELは多数の膜を重ねる多層構造で、真空成膜する層と大気圧下で塗布する層を交互に重ねる必要があり、パネル製造コストを押し上げていた。大型テレビなどで採用され普及し始めた有機ELは今後、曲面タイプや、巻き上げられるロールスクリーン型など様々な用途に使う動きが急速に進むと見られている。
硯里准教授らが開発したのは、液体をフィルム上の有機EL電極に塗って2層の封止膜をつくる技術。真空成膜を用いずに塗布するだけで完結する。これで低コスト化できるため、低価格化が要求される照明へも展開しやすくなる。
成果は、14日から東京ビッグサイト(東京・江東)で開かれるプリンタブルエレクトロニクス展に出展、学会などで発表する。
◆有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)
有機物に電圧をかけると発光する。有機ELとは発光を伴う物理現象であり、その現象を利用した有機発光ダイオード(ゆうきはっこうダイオード: OLED)や発光ポリマー(はっこうポリマー: LEP)とも呼ばれる製品一般も指す。
発光素子は発光層が有機化合物から成る発光ダイオード(LED)を構成しており、有機化合物中に注入された電子と正孔の再結合によって生じた励起子(エキシトン)によって発光する。日本では慣習的に「有機EL」と呼ばれることが多い。
テレビなどの有機ELパネルは、バックライトや発光に必要な放電スペースが不要なため、非常に薄く作ることができる。また、他の方式に比べ、構造が単純なので薄型化、軽量化が可能である。
今日は朝から少し暖かい。最高気温10℃とか。少し急いで歩くと汗が出る。
鉢植えの”カネノナルキ”に花が咲いている。
”カネノナルキ”は、葉は丸く厚みと光沢があり、葉の辺縁部は紅色となる。この葉形は硬貨を想像させ、これから”金のなる木”と名を付けた、と言う。英語では「dollar plant」とか。花言葉は”一攫千金”らしい。別名には、”カゲツ:花月”、”オウゴンカゲツ:黄金花月”、和名には”縁紅弁慶(ふちべにべんけい)”など。
カネノナルキ(金のなる木、成金草)
別名:花月(かげつ)、黄金花月(おうがんかげつ)、縁紅弁慶(ふちべにべんけい)
ベンケイソウ科クラッスラ属
常緑低木、多肉植物に分類(木ではない?)
南アフリカ原産、昭和初期に渡来
開花時期は12月~4月、花は品種により咲かないものもある
花色は花びらの先が淡いピンク色の白色、淡いピンク
水分による劣化防止は、ガラス基板では有機EL四辺を接着剤で封印し吸湿剤を入れるのが一般的である。フィルム基板の曲げられる有機ELは多数の膜を重ねる多層構造で、真空成膜する層と大気圧下で塗布する層を交互に重ねる必要があり、パネル製造コストを押し上げていた。大型テレビなどで採用され普及し始めた有機ELは今後、曲面タイプや、巻き上げられるロールスクリーン型など様々な用途に使う動きが急速に進むと見られている。
硯里准教授らが開発したのは、液体をフィルム上の有機EL電極に塗って2層の封止膜をつくる技術。真空成膜を用いずに塗布するだけで完結する。これで低コスト化できるため、低価格化が要求される照明へも展開しやすくなる。
成果は、14日から東京ビッグサイト(東京・江東)で開かれるプリンタブルエレクトロニクス展に出展、学会などで発表する。
◆有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)
有機物に電圧をかけると発光する。有機ELとは発光を伴う物理現象であり、その現象を利用した有機発光ダイオード(ゆうきはっこうダイオード: OLED)や発光ポリマー(はっこうポリマー: LEP)とも呼ばれる製品一般も指す。
発光素子は発光層が有機化合物から成る発光ダイオード(LED)を構成しており、有機化合物中に注入された電子と正孔の再結合によって生じた励起子(エキシトン)によって発光する。日本では慣習的に「有機EL」と呼ばれることが多い。
テレビなどの有機ELパネルは、バックライトや発光に必要な放電スペースが不要なため、非常に薄く作ることができる。また、他の方式に比べ、構造が単純なので薄型化、軽量化が可能である。
今日は朝から少し暖かい。最高気温10℃とか。少し急いで歩くと汗が出る。
鉢植えの”カネノナルキ”に花が咲いている。
”カネノナルキ”は、葉は丸く厚みと光沢があり、葉の辺縁部は紅色となる。この葉形は硬貨を想像させ、これから”金のなる木”と名を付けた、と言う。英語では「dollar plant」とか。花言葉は”一攫千金”らしい。別名には、”カゲツ:花月”、”オウゴンカゲツ:黄金花月”、和名には”縁紅弁慶(ふちべにべんけい)”など。
カネノナルキ(金のなる木、成金草)
別名:花月(かげつ)、黄金花月(おうがんかげつ)、縁紅弁慶(ふちべにべんけい)
ベンケイソウ科クラッスラ属
常緑低木、多肉植物に分類(木ではない?)
南アフリカ原産、昭和初期に渡来
開花時期は12月~4月、花は品種により咲かないものもある
花色は花びらの先が淡いピンク色の白色、淡いピンク