(承前)
「サンライズ号」は、以前の特急バス「石北号」と「釧北号」を廃止して合体したようなバスです。
阿寒バスのサイトには「都市間高速バス」とありますが、旭川―北見―釧路という長距離を走るにもかかわらず高速道路を利用する区間は無いようなので、この呼称はアカンのではないかという気もします。
(なお、3往復のうち1往復は旭川―北見のみ)
筆者が乗ったサ . . . 本文を読む
冒頭画像は特急オホーツク1号です。
題は「釧路へ」なのに、なぜ網走行きの特急列車なのか、という話から始めます。
12月8日で会期が終わる道内での展覧会のうち、道立函館美術館の蠣崎波響展と、道立釧路芸術館の「天と地と」「下沢敏也展」が未見です。
さすがに同じ週に両方を見ることは難しいわけで、さんざん迷ったあげく、釧路に行くことにしました。
蠣崎波響は北海道博物館あたりで見る機会もいずれ . . . 本文を読む
小川 真由美:油彩
久藤 エリコ:切り絵
孫田 敏:写真
楓月まなみ:造形アート
森吉芽衣:パッチワークキルト
という、珍しい顔合わせによる5人展。
特徴的なことが二つあります。
・個々の作品の題が一切ないこと
・5人それぞれの作品が順番に陳列されているのでは必ずしもなく、2人の作がまじりあうように展示されていること
違う人の作品が重なって見えることで「化学反応が起きておもしろい空間が . . . 本文を読む
社会復帰2日目。
午前中は札幌彫刻美術館友の会の集まりで、エルプラザへ。
続いて、ギャラリーエッセで「いつつがり 其の壱」。孫田敏さんの写真や、パッチワークキルト、絵画、インスタレーションなど珍しい取り合わせの5人展。8日まで。
エッセミニギャラリーにも立ち寄り、上嶋秀俊展。平面インスタレーション。
「水のきおく」など近作は丸みを帯びたパーツが多かった印象がありますが、今回はほとんど . . . 本文を読む
11月23日以来、実に10日ぶりのギャラリー巡りです。
本職? といっても過言ではない日課を放っておいていったい何をしていたかというと、寝ていました。
風邪をひいていたのです。
風邪といってもそんなにたいした症状ではありません。
今年の春までであれば「休みたいな」とボヤきつつも出社し、時折はなをかみながら仕事をしていたと思います。
ところがいまは、休みたければ休めるという境遇で . . . 本文を読む
昨年のこの時期にもおなじ会場で個展を開いていた、石狩の伊藤紀久野さん。
シルバーを素材に、雪や鳥などさまざまなモティーフで、アクセサリーや帯留、根付などを作っています。「和」ものが多いですが、洋装にもぜんぜん大丈夫なデザインです。
冒頭画像の手前は、新作の「雪 あられ」。
雪はこの作者らしい題材で、細かい文様が刻まれています。
「今年はあられが多いので」
と伊藤さんは話します。
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登別出身の作者が滞在、制作したさっぽろ天神山アートスタジオのサイトから引用します。
かつては全国有数のリンゴ産地だった平岸。
「林檎」の語源は、果実が甘いため林に鳥がたくさん集まったところにある。
一面のりんご園を見下ろしていた天神山の敷地内には、消えていったりんごの歴史を後世に伝えるため、「平岸林檎園記念歌碑」があり、石川啄木が詠んだ短歌が刻まれている。
「林檎」の語源と、「平岸林檎 . . . 本文を読む
blogのリアルタイムアクセスのグラフ、今朝からずっとこんな調子。検索エンジンのbot が情報収集に回っているのかな? たくさんのアクセスがあって多くの人に読まれてるという感じは全然しないなあ… . . . 本文を読む
https://www.ikor-meetsart.com/home
2024年の公式サイトにテキストを書きました。
つたない文章ですが、このブログとは別物になっています。
筆者の文章はさておき、作家11人の略歴や作品写真、動画があり、充実した記録になっています。ご覧ください。
. . . 本文を読む
10月の続きです。
11月にアクセスが多く、よく読まれた記事上位20本は、次の通りです。
1(2)青木美歌さん死去の情報 (札幌育ち、美術作家) 824PV (2022-06-25)
2(12)鹿追ぶらり●十勝日帰りバスの旅(4) 訂正あり 681PV (2024-10-19)
3 最近の札幌(1)ー北4条西3丁目の全面的な再開発工事で札幌駅前が変わる 3 . . . 本文を読む
10月のまとめの続きです。
11月に足を運んだ美術館やギャラリーなどの美術展会場は前月の100カ所を大幅に下回り、66カ所でした。
下旬に大失速し、24~30日がゼロだったのが要因です。
8月が79カ所、7月の82カ所、6月の78カ所、5月・4月の99カ所にくらべても少なく、3月と同数に終わりました。
例年のことですが、すでに冬季休業に入った施設もあるため、12月から翌年4月はかな . . . 本文を読む