(承前)
冒頭画像は、阿寒湖バスセンターに掲げてある時刻表です。
これを見ると、阿寒湖温泉から釧路市街へ路線バスで移動する場合、選択の余地に乏しいことがわかると思います。
朝、午前、夕方の3本しか路線バスがないのですから。
(一応、釧路空港で釧路駅前行きのバスに乗り継ぐことはできるので、1日4本という言い方は可能ですが)
紙が貼ってあって運休中となっているのは、7~10月の間だけ夕方に . . . 本文を読む
おもに道内の社中・グループの交流の場として、代表が1点ずつ出品して毎年開かれている書展。
長く丸井今井札幌本店で開かれ、ギャラリー大通美術館・スカイホールの2会場態勢になったのち、2015年からは札幌市民ギャラリーで開かれています。
ただしどうして50周年が2006年で、60周年が14年、70周年が今年なのかは、理由はよくわかりません。
今年は顧問9人を含む179人が出品しました。
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(承前)
11日の日帰り道東大旅行に続き、12、13日も外出していたため、14日はさすがにくたびれて、家でゴロゴロしていました。
15日は日曜日で、最終日を迎える展示がたくさんあるので、是が非でも外出しなくてはなりません。
効率的にまわるためには、朝早くからあいている遠くの会場にまず行くのが一番です。
1カ所目は、地下鉄南北線北24条駅から札幌サンプラザへ。
第21回「北区のア . . . 本文を読む
JR千歳線の沿線にある千歳、恵庭、北広島の3市の美術協会の63人が1点ずつ出品し、見ごたえのある絵画展になっています。千歳市民文化センター自主文化事業。
内訳は北広島15人、千歳17人、恵庭31人。それぞれの美術協会の会員数がこれだけとは思えず、有志が参加してこの人数になったのか、または過去の経緯などを勘案して割り当てたのか、そのあたりの事情は尋ねるのをわすれました。市の人口だけでみると、千 . . . 本文を読む
難しそうな題がついていますが、うつ病・アルコール依存症を患っているMさん(本人が名前をおおっぴらにしていないのでこのように表記します)が、病気のことを少しでもわかってほしいと、工作という手段で表現している作品二十数点の展示です。
本人は、アートや美術という語を使っていません。
もちろん、何がアートなのかを決めるのは本人の申告とは限りません。
Mさんは、おなじような境遇で絵 . . . 本文を読む
12月8日(日)にギャラリー巡りをして、それ以降の記録。
2024年12月8日。雪の中のギャラリー巡り - 北海道美術ネット別館7日は、旅の疲れが出て、外出できず。8日。この日で終わる展覧会が多く、ギャラリー巡りにあわてて出発。もちろん、1Dayきっぷ(520円)を買いました。茶廊法邑でCharlesWarth...goo blog
9日(月)の記憶がありません。
たぶん、風邪の症状がま . . . 本文を読む
(承前)
阿寒湖温泉街の西の端から東の端へ。
筆者が訪れたのは12月5日。すでに観楓会シーズンや遊覧船の営業は終わり、といって雪はまだ積もっておらず、閑散とする季節です。
そんな時季でも、観光というより自然保護が目的の「阿寒湖畔エコミュージアムセンタ」はきっと開いているだろうと思い、立ち寄ることにしましたが…。
周辺は大々的に外構の工事中。
ひょっとして休み? と疑いましたが . . . 本文を読む
(承前)
阿寒アイヌアートウィーク2024年、阿寒湖を舞台に「阿寒アイヌアートウィーク」が新たにスタートします。この祭典では、アイヌアーティストによる新作発表のほか、現代アーティストがアイヌ文化との...阿寒アイヌアートウィーク
釧路市の阿寒町阿寒湖温泉地区で15日まで開かれている、阿寒アイヌアートウィークの続き。
公式サイトやパンフレットには「作品展示関連施設」として . . . 本文を読む
(承前)
阿寒湖ギャラリー(釧路市阿寒町阿寒湖温泉4)も、1階は、以前からの展示作品と、アイヌアートウィークに参加している現代アーティストの作品とが混在していました。
新しい建物で、大きな窓から阿寒湖が見えます。
山口みいな + 木下真紀「trail of correspondens (文通ドローイングの軌跡)」
卓上に広げられた大きな紙に書かれた線などのドローイングや、写真ア . . . 本文を読む
(承前)
阿寒アイヌアートウィーク(2024年11月23日~12月15日)の、残りの会場についても簡単にふれておきます。
以前書いたように筆者は阿寒湖温泉を訪れるのは初めてなので、ピント外れなことを記すかもしれませんが。
また、各会場の営業時間などについては、公式サイトをご覧ください。
「吉田屋」は温泉街のなかでも大きな土産物店で、建物は半世紀ほど経過していると思われます。
1階は . . . 本文を読む
(承前) 岩見沢市民会館・文化センター「まなみーる」は、大ホールやギャラリー、レストランなどを備えた立派な施設です。 中に何点か彫刻が設置されているので、折を見て、時々紹介していきます(厳密には「野外」彫刻ではないのですが…)。
1階のホール入り口の近くに、夕張・札幌ゆかりの、戦後日本を代表する彫刻家のひとり佐藤忠良の作った首があります。 岩見沢市のサイト「岩見沢の彫刻」では、銘板にもある「 . . . 本文を読む
(承前)
阿寒アイヌアートウィークの各会場でいちばん印象に残った作品。
後志ニセコ地域に住み岩見沢の教育大学で教壇に立つ磯崎道佳さんが、ギャラリー空間いっぱいになるような大きな頭部を据え付けていました。
後ろ側から見ると、こんな感じです。
頭髪にあたる部分には、ところどころに色とりどりの刺繍ししゅうが施されています。
ギャラリーにいた男性によると、来訪者が刺繡できる、参加 . . . 本文を読む
7日は、旅の疲れが出て、外出できず。
8日。
この日で終わる展覧会が多く、ギャラリー巡りにあわてて出発。
もちろん、1 Day きっぷ(520円)を買いました。
茶廊法邑で Charles Warthen 展。
米国ボストン生まれ。米国で美術を学んだ後、東京藝大→ドイツ・ケルン在住を経て、広島市立大芸術学部の教授となり、退職して昨年から札幌に在住しているとのこと。
まるで本物そ . . . 本文を読む
道銀文化財団らいらっく・ぎゃらりいのサイトには書かれていないのですが、日高管内浦河町の画家田中郁子さんの個展です。
新道展会員であり、臨床美術の現場でも活躍しています。
いわゆるタブローではなく、田中郁子さんが日々1枚ずつ、正方形の紙にオイルパステルなどで描いている「日記絵」です。
その日の出来事にまつわる物を具体的に描いている絵もありますが、それはあまり多くなく、色をさまざまに配した . . . 本文を読む
(承前)
阿寒アイヌアートウィークのサイトから引用します。
阿寒アイヌアートウィークは、阿寒湖の大自然を舞台にアイヌ工芸と多様な背景を持つ現代アートが混じり合う約3週間。先祖やカムイへの敬意を表す木彫や刺繍、古式舞踊といったアイヌの伝統と進化を広く紹介するとともに、アイヌコタンの豊かな日常に触発されて滞在制作を行った多彩なアーティストたちの新作を披露します。また、会期中は体験ツアー、舞台芸術 . . . 本文を読む