中国大陸を蹂躙した日本軍を憎む中国人が多かったであろうことから、捨てられた日本人の子供を育てることに対して非難囂々だったであろう。それでも日本人の遺棄された子供たちを育ててくれた中国人たちの心の広さに感嘆もし感謝もする。
おそらく朝鮮にもそういう遺棄された子供が相当いたのではないかと想像される。何しろ、敗戦をいち早く知った軍隊とその関係者は日本人民間人を遺棄して真っ先に汽車に乗って逃げたのだから、遺棄された日本人民間人は、それまでの日本の軍や警察による弾圧を受けた朝鮮民族たちから報復を受けて、子供も捨てて命からがら逃げてきた者もあったであろう。
その様子は、ロシア兵に若い両親と共に襲われた五木寛之の、最近告白した一連の文章からも想像される。
拉致されてきて日本の炭坑や工場で働かされたり、慰安婦にされた中国人朝鮮人の多さは、各地に散らばっている朝鮮人街などからも自らの意志で来た者ばかりではないことが想像される。意志に反して日本に連れられてきた朝鮮人中国人でも、母国に帰れば、嫌日の愛国主義者からは、帝国主義日本に対する協力者という烙印を押されたことであろう。
そのようにして、祖国に受け入れられなくなった中国人朝鮮人も多いことだろう。
日本に残る朝鮮人にはそのような事情もあるであろうから、現在、嫌韓、嫌中などといって騒ぎ立ているマスコミには、そのような在日に悪影響を及ぼさない報道の仕方が望まれる。
戦中のマスコミも結局は、生き残りのために政権のご都合にあわせた報道をしていたし、現在も大衆受けする下ネタ中心の売らんかなの報道に政権によって走らされている。マスコミには社会の木鐸という政権を監視する大事な役割を忘れないでほしい。大衆はマスコミの報道で、煽動されやすいものだから。
おそらく朝鮮にもそういう遺棄された子供が相当いたのではないかと想像される。何しろ、敗戦をいち早く知った軍隊とその関係者は日本人民間人を遺棄して真っ先に汽車に乗って逃げたのだから、遺棄された日本人民間人は、それまでの日本の軍や警察による弾圧を受けた朝鮮民族たちから報復を受けて、子供も捨てて命からがら逃げてきた者もあったであろう。
その様子は、ロシア兵に若い両親と共に襲われた五木寛之の、最近告白した一連の文章からも想像される。
拉致されてきて日本の炭坑や工場で働かされたり、慰安婦にされた中国人朝鮮人の多さは、各地に散らばっている朝鮮人街などからも自らの意志で来た者ばかりではないことが想像される。意志に反して日本に連れられてきた朝鮮人中国人でも、母国に帰れば、嫌日の愛国主義者からは、帝国主義日本に対する協力者という烙印を押されたことであろう。
そのようにして、祖国に受け入れられなくなった中国人朝鮮人も多いことだろう。
日本に残る朝鮮人にはそのような事情もあるであろうから、現在、嫌韓、嫌中などといって騒ぎ立ているマスコミには、そのような在日に悪影響を及ぼさない報道の仕方が望まれる。
戦中のマスコミも結局は、生き残りのために政権のご都合にあわせた報道をしていたし、現在も大衆受けする下ネタ中心の売らんかなの報道に政権によって走らされている。マスコミには社会の木鐸という政権を監視する大事な役割を忘れないでほしい。大衆はマスコミの報道で、煽動されやすいものだから。