リハビリは佇めるまで回復した。足に触れた感覚が隔靴掻痒でこれがなおれば良い線になる。と言う訳で歩けるまでには時間がかかりそうだ。
現在の大学病院から恐らく、来週、リハビリ病院に移されることになった。入院患者を他の病院に入院させると患者ひとりにつきいくらと売れる慣行なのだそうだ。手術のあと、あらゆる検査をしたので、もう儲からない患者は共産党系の病院に売り払うという。自宅に戻りたいと言っても、自宅では転倒の心配があるからと聞き入れられなかった。だから、次ぎのリハビリ病院には、元を取らせるまでは入院しなければなるまい。病院生活にも飽きて来たが。
骨転移に対してBP(ビスフォスフォネート)系の薬を注射するには、顎骨の壊死を防ぐため、全部の歯が歯周病に罹ってはいるが、中でもグラついている前歯2本と奥歯1本を抜歯することになった。初日に脊椎を手術したときひげを剃られ、特長の前歯を抜かれては、人に会っても、人違いと思われるのではあるまいか。
骨転移が他にもあることが分かったが、内蔵には転移していないという。前立腺癌にはホルモン療法というのを続けることになり、骨転移には、薬で対処することになったが、その副作用で悪影響が歯のほうに来るという。下半身の麻痺は少しずつリハビリ中。
前立腺癌はそれほどでもないらしく、12日の肛門から直腸を通して、針で14本採った検体の結果を待たず、仮に前立腺癌として、ホルモン注射で治療を今日から始めた。他方、今日、足腰の3回目のリハビリをした。