芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

辻井伸行のショパンづくしピアノコンサート

2020年11月29日 | Weblog
昨11月28日(土)は待ち遠しい辻井伸行ピアノコンサートだった。まだ体調が回復していないのでタクシーで紀尾井ホールに行った。高速を使ったので、開演午後2時の1時間も前に着いた。切符は知り合いにS席を2枚買ってもらっていて、前回は、サントリーホールの前から3列目だったが、今回は12列目だったのに、音響効果が良いホールで十分堪能できた。ショパンづくしでノクターンに始まり、ワルツ、バラードの後にアンコールを3回も弾いてくれた。ネットでいい演奏を何回も聴いているが生演奏はそれをはるかにしのぎ、素晴らしいの一語に尽きる。
前回のブログに初恵さんが辻井伸行のピアノが好きだとコメントしてくださっていたが、重病、入院で返事ができなかった。私は辻井伸行さんのピアノばかりではなく、性格も好きだ。ともに人を癒すものを持っておられる。来年の紀尾井ホールでの演奏も生き延びていれば是非聴きたい。

津軽三味線と尺八にハマる

2020年11月27日 | Weblog
フィジーにいた時、辻井伸行のピアノをネットで聴くようになり、帰国してからも入院中を除いて聴き続けている。それに加えて、アリス・サラ・Ottのピアノも聴くようになり、久方ぶりで高橋竹山を聴いてからは、その音色がピアノに近いことに気づき、特に高音がリストのラ・カンパネッラを想起させるので、今は、津軽三味線にはまり、さらに尺八に聴き惚れている。
欧米のクラシックに匹敵する音楽が日本にもあるのだ。

体重が61キロ代で足踏み

2020年11月26日 | Weblog
体重が61キロを越えてからなかなか62キロを越えられない。毎日4,5回排便しそのたびに小さくて硬い黒っぽいのがいくつか出るから全くの便秘というのではないが、スッキリしない。スッキリすれば食欲がもっとでて体重が増えるのかもしれない。一度62キロになったが、昨夜は61.2キロだった。しかし体力がついてきている感じなのが救いだ。

昨年11月5日の記事に感想

2020年11月19日 | Weblog
gooブログから昨年11月5日のブログに感想を書くよう求められた。その内容は以下に再録した。
「PSAは9月10月の数値16、93から15、3に下がったのに続き14,23だった。大久保医師は喜んで下さったが、下がったとはいえ僅かで、予想していた通りで、イクスタンジはあまり効かない感じがしたから採血した翌日からもう飲んでいないと話した。」
フィジーから帰国したとき、イクスタンジを飲んだが副作用が強く出たのでやめて、大久保医師の処方したザイティガを飲んだ。しかしこれも副作用が強く出たのでやめた。それにもかかわらず、これが腎不全を招いたと思っている。
PSAは昨年に比べたら三桁になっているからその値を下げることは諦めると大久保医師に伝えた。帝京の主治医に抗がん剤治療を断って最後の正月だと言われてから三年持った。

バルーンの食塩水を減らして出血が止まる

2020年11月17日 | Weblog
今日、火曜日は訪問診療日だったので、溜まり尿の赤い血尿を大久保医師に見せて、先週カテーテルを替えてから排便時にちょっと気張っただけで出血するようになっているのは、バルーンが当たっているところからの出血ではないかと訊ねると、バルーンの食塩水を半分くらいに減らしてくれた。そのあとの排便時に少し気張ったが出血しなくなった。

死にかけて辛うじて生き延びているのかもしれない

2020年11月16日 | Weblog
昨夜の入浴時の体重は61.6キロだった。一昨夜は61.4。60キロになかなか戻らなかったが、先週初めになってやっと61キロになってからはこのところ毎日200グラムずつ増えている。歩行力もついてきた。
ところが昨日の朝日を浴びて、居間で日向ぼっこをしている自分の顔がガラス戸に映っているのを見て愕然とした。これでよく生きているという憔悴しきった皺くちゃの顔なのだ。やはり死にかけて辛うじて生き延びているのかもしれない。
体力をつけるしかない。

カテーテル・バルーンを取り換えたら再度やや出血

2020年11月13日 | Weblog
カテーテル・バルーンを取り換えてから少し出血するようになり、昨日、木曜日は訪問看護の日で丁度良く婦長の向田さんが来たので聞いた。カテーテル・バルーンが新たな膀胱の毛細血管に当たるとそこから出血したり、その出血を止めたりするそうだ。溜まり尿がピンクになるぐらいは心配ないという意見だった。下肢のマッサージをしてもらい、立ったままする姿勢矯正の方法も教わった。向田さんは、以前訪問看護を受けていたわたしの入院をいち早く知って2回見舞いに来てくださった。

大久保医師の訪問診療

2020年11月11日 | Weblog
昨日、火曜日は訪問診療日で、10月末の血液検査の結果を見せられた。気になっていたクレアチニンは、少し高いけど、前回なみの1.24だったので安心した。総蛋白(TP)の6.3CRPが0.45がやや低いの以外はアルブミン(ALB)が2.9赤血球数(RBC)345血色素(Hb)10.2ヘマトクリット(Ht)31.1がかなり低く貧血ということのようだ。先日のような血尿が出続けたらどうするかというのに対しては血尿が3日以上続いだ時の飲み薬ガルバゾクロムスルホン酸ナトリウムとトラネキサム酸の2種類を処方してくれた。
最後に約束の3週間経ったのでカテーテル・バルーンを取り替えてもらった。

歩くリハビリを自分なりに続ける

2020年11月09日 | Weblog
今日は人通りの多いアスリート通りに進出して信号も渡ってみた。距離は五割増しに出来たがそのうち体力の限界に達して距離を伸ばせなくなるだろう。
というのは入院して三日目に大久保医師との面談があり、腎不全になってクレアチニンが9を超えた段階で普通なら死んでもおかしくないのに、カテーテルで血尿を出し、止血・カリウム補給と抗生剤の2種類の点滴でクレアチニンが鋭角的に元の2より良い1に改善したのは「自分たちの理解の域を超えた世界での話」と大久保医師から言われたのだ。要するに今こうして目の前で生きているのを現代西洋医学では説明出来ないから今後のことも分からないという事であろう。
だからどこまで回復出来るか見当がつかないのだ。無理なリハビリをして血尿や黒と赤の血の固まりが出ても歩き続けるしかない。

尿袋をショルダーバッグに入れて外歩きを始める

2020年11月08日 | Weblog
鳩ヶ谷の女性が作った尿袋を包むショルダーバッグをネットで買った。細かいところまで行き届いた作りである。今日から尿袋をショルダーバッグに入れて外歩きを始めた。以前カラオケに行っていた近所のスナックが2時間三千円に値上がりしていた。千七百円で5曲歌えたのに、体力と声が回復してもこう高くてはもう行けない。そもそもが2時間も一人で歌い続ける体力まで戻らないように思う。