『登米物語』が紀伊国屋書店と書肆アクセスのホームページに載ったので、インターネットで買い求めることができるようになった。
4月28日(土)11:00~12:00の『登米物語』、「芳賀邸」お披露目式の準備もあるので、登米に早々に来て、『登米物語』の見本を関係者の御覧に供した。中澤弘元登米町長は、「これは、1、000円以上の価値がある内容だ」といい、伊達宗弘氏も、奥さんもお二人とも同様で、「小学校の副読本にするといいですね」ともいっていた。考えてみれば、たった96ページの本を1年もかけて造ったのだから、濃い内容になるのも当然だ。賛辞を頂戴してから自分でも定価+税=525円は安いかも知れないと納得した。
ということは、お披露目式にご招待した方達に引き出物として本をあげようと思っていたが、安い本をあげても喜ばれないであろうと考えて、取り止めにした。特に田舎の人は、金額でものを判断するからだ。
日本人の拝金主義ということが最近良くいわれるが、これが、明治以後のことなのか、敗戦後に、米国文化がどっと入ってきてからのことなのか、分からないが、子供の頃、良く、家で作った料理を、佐々木功君の住んでいた、彼のいとこの家に持っていかされると、帰りに、その空いたふろしきに、おばさんがお返しするものがないから、といって、マッチ箱を入れて返してくれたものだ。当時マッチはよく使うものだった。こういうのも一つの文化だ。
4月28日(土)11:00~12:00の『登米物語』、「芳賀邸」お披露目式の準備もあるので、登米に早々に来て、『登米物語』の見本を関係者の御覧に供した。中澤弘元登米町長は、「これは、1、000円以上の価値がある内容だ」といい、伊達宗弘氏も、奥さんもお二人とも同様で、「小学校の副読本にするといいですね」ともいっていた。考えてみれば、たった96ページの本を1年もかけて造ったのだから、濃い内容になるのも当然だ。賛辞を頂戴してから自分でも定価+税=525円は安いかも知れないと納得した。
ということは、お披露目式にご招待した方達に引き出物として本をあげようと思っていたが、安い本をあげても喜ばれないであろうと考えて、取り止めにした。特に田舎の人は、金額でものを判断するからだ。
日本人の拝金主義ということが最近良くいわれるが、これが、明治以後のことなのか、敗戦後に、米国文化がどっと入ってきてからのことなのか、分からないが、子供の頃、良く、家で作った料理を、佐々木功君の住んでいた、彼のいとこの家に持っていかされると、帰りに、その空いたふろしきに、おばさんがお返しするものがないから、といって、マッチ箱を入れて返してくれたものだ。当時マッチはよく使うものだった。こういうのも一つの文化だ。