芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

仙台文学館の「とよまの昔話」挿絵原画展

2008年01月25日 | Weblog
1月19日(土)から仙台文学館で「とよまの昔話」(『登米物語』所収)挿絵原画展が開催されている。1月21日(月)のその原画展覧会の様子が「河北新報」に写真入りで掲載され、同日の昼、ミヤギテレビのニュースでも報道された。仙台放送と朝日新聞も取材に来たので、いずれ報道されるのであろうが、元々がテレビを見ない主義なので、ミヤギテレビの報道もマルマンの塚本ひさし氏に教えられて知った次第だ。それぞれに報道されるときは教えてほしい旨メールしてあるが、忙しい方たちだから、教えてもらえない。確かに、取材して下さるだけでもありがたいことだ。
しかし、ブッシュ、小泉がテレビでテロ、テロと言ってやたら映るようになってから不愉快になり、テレビを見なくなったので、その快適さもすてられない。いまだにテロテロだが、明日天気にはさっぱりなーらないのだから、テロテロ坊主はもう止めて欲しい。テロテロ坊主たちは、「とよまの昔話」に出てくるタヌキが化けている坊主と同じだ。たぬきは多くの人達を騙して金儲けをし、酒と魚の美食の日々を送っている。多くの人々は、物価高騰、増税、年金のごまかしで、塗炭の苦しみだ。明日天気どころか、ずっと土砂降りのままだ。「とよまの昔話」のストンスのような小僧が出て来て人々を救ってくれないものか。
「とよまの昔話」挿絵原画展の開会式には宮城県図書館長伊達宗弘氏や、親戚、一高の柔道部後輩小山圭太郎君、一高の同級生の白幡氏の妹、翁夫妻、藤崎朝日新聞記者などが出席した。伊達氏がこの閉塞状態を打開する方法を酒を汲み交わしながら、出席者に話してくれた。
伊達宗弘氏がストンスになるかもしれない。
明26日に「とよまの昔話」を朗読する会の10人ほどの人々が我が家に集まって、新年会を開催する。この人たちと、昨年末に忘年会を開いたが、その人達が、2月17日の「とよまの昔話」挿絵原画展の閉会式に仙台文学館に集合してくれるという。
登米から仙台まで、特急バスで1時間半の道のりを来てくれるのだ。謝々坊主たちに感謝。感謝。

テロ特措法の国際貢献=ブッシュ貢献

2008年01月16日 | Weblog
テロ特措法というのが、強引につくられた。首相曰く、国際貢献のため。アフガーニスターン、イラークに米国が攻め込んだ時の正当な理由というのが、すべて、でっち上げの嘘であったことが、バレても、米国石油資本のブッシュ政権は、お構いなしに西アジア石油国支配に固執して、米軍を撤退させないでいる。米軍は単なる、侵略軍であることは、誰の目にも明らかなのに、世界の警察を自認する米国という乱暴者を取り押さえることは出来ないのだ。力の過信は何れ、滅びを招くことは、歴史上の数々の大国が証明している。石油で大もうけしているブッシュ一族は、ここまで石油が値上がりして大儲けするとは思っていなかったかもしれないが、これ以上に利益を追うことは、民心がますます離れることだということに未だ気づいていないのだろうか。そのブッシュと首相になれたばかりの挨拶に行った日本の首相は、テロ特措法を何が何でも成立させないと、首相として認められないため、約束してきたのであろうが、ブッシュと、共和党は、米国の次の大統領と政権には付けないのは一連の侵略戦争の失敗から明らかであるのに、テロ特措法で、忠犬よろしく主人について行くというのは、日本はブッシュと心中しようというのであろうか。ここで、日本の首相が米国に忠告して、米国が一連の侵略戦争から撤退するようにしむければ、石油の高騰も下げられ、民心も安定するのに、逆の方向を選んだのは、経済的に若者が疲弊している日本を将来繁栄に導ける奇策でもあってのことなのだろうか。国際貢献というのは、要するに米国に貢献という意味なのは、グローバリズムが米国化というのと同じ意味で、政治も経済もすべて、米国の基準に合わせていくことだ。それが、ヴィエトナム戦で米国が負けるまでは、通用していたが、それ以後は、米国は世界基準ではなくなってきているのだから、それぞれの国が、自国の基準を作って行かなければならないのではないであろうか。日本でも、米国に盲従する政権から、自立する政権に替わらなければ、落ちぶれ行く大国米国と同じ泥舟に乗って沈んで行くことになる。腐っても鯛とはいうが、確かにまだ美味しいのは確かでも、米国はもう腐乱状態に入っているのだ。

ケニヤ・ナッツ

2008年01月10日 | Weblog
朝日新聞夕刊に1月7日からケニヤ・ナッツ社の社長、佐藤芳之氏が連載で紹介されている。佐藤氏は、私が東京外国語大学に入った年、4年生で同じウルドゥー語科であったばかりでなく、ボート部の先輩でもあり、同じ宮城県出身ということでも、何かと親切にしてくれた人だ。私の故郷、登米の隣町の漁村、志津川のご出身だ。
ボート部の先輩として、よくお話を聞く機会があったので、インド・パーキスターン科であるのにアフリカに行って仕事をするのだと言っておられたのは、当時から、東京外国語大学には、アフリカ語の語科がなかったからであろうと推察していた。卒業されてから、間もなく、ケニヤにわたり、その後、ケニヤで、マカダミアナッツを栽培していると聞いていたが、アフリカで日本人が経営する会社では、一、二の大きな会社に育てていて、しかも、欧米のような、現地人を搾取する会社ではなく、現地人と共に栄えることを念頭に会社を経営して、ここまで発展させていることを知った。
そのケニヤ・ナッツ・カンパニー(Kenya Nut Company)のホームページを見たら、アフリカの動物が描かれたきれいな包装のout of africa という、シリーズのマカダミアナッツや珈琲が売られているのがわかったので、ネットで探したところ、入手が難しい。明治製菓のマカダミアナッツ入りチョコにケニヤ・ナッツ・カンパニーのマカダミアナッツが入っているようなので、買いに出かけたところ、明治製菓のマカダミアナッツ入りチョコだけが、売り切れ店続出で、やっと3軒目で入手できた。朝日の夕刊を見て、マカダミヤナッツが健康と美容に良くかつ美味しいと記されていたので、買いに走ったのであろう。私は、チョコは食べないので、out of africa という、シリーズのマカダミヤナッツを求めようと思ったのではあるが、そういう私も買いに走ったそのひとりではある。
明治製菓のマカダミアナッツ入りチョコはチョコが多く、私の好みでないので、やはりout of africa という、シリーズのマカダミヤナッツを見つけたいと思っている。


タミフルと健康保険

2008年01月09日 | Weblog
前のブログにトラックバックというのがされて、ウィキペディアからの引用で、世界のタミフルの75%を日本が買っていることがわかった。要するに、買わされているのだ。健康保険の仕組みを悪用して。これを見ても、健康保険という制度そのものを廃止するのが日本人に最も利益になることがわかる。もっとも、政官財からすれば、不利益になるから、国民一般には、健康保険を維持するための運動を『日経』などの大手新聞とテレビを使って働きかけるであろう。
タミフルを輸入するのにいくら掛かっているかわからないが、厚労省の強い影響かにある大病院が買い占めに走って、値をつり上げているのだから、相当の利益と裏金が米国のユダヤ資本に流れ込んでいると見られる。なぜ、ユダヤ資本かというと、中外製薬に親会社がタミフルを売りつけるのにユダヤ人の役員を派遣しているのだからそうとわかるのだ。
こんなところにも、ブッシュ政権の集金の網が掛かっていることがわかり、ウィキペディアを引用してトラックバックして下さった方には大いに感謝する。

年金と健康保険

2008年01月07日 | Weblog
明けましておめでとうございます。
たまたま、日経新聞を読んでいたら、日経新聞社が中心になって、年金を税金化する運動を始めるという記事が出ていた。
本末転倒している。日経新聞は、政権のお先棒をかつぐだけの新聞社なのだ。年金は既に破綻しているのだから、税金にして取り立てるるのではなく、将来、民間の保険会社に移管すべきなのだ。いったい、どれだけの年金の残高があるのか調べることもせず、ほとんど官僚達に使い果たされている年金を税金によって補ってやるのでは、日経新聞は、腐敗している官僚と、その仲間の財界にこびているだけの新聞にすぎない。
そもそも、政財官の癒着によって成り立ってきた日本の政治経済を改めなかればならないのに、年金の税金化は、それをますます、腐らせる運動をするということだ。
日本は、徳川幕府の下で、外国の植民地にならないよう、大きな努力をしてきたが、明治維新以来の政策が日本を最終的に、外国の植民地にしてしまった。江戸時代は長崎で外国の文物を調べて、国民に不利なものを入れないようにしてきたが、今は、国民に害毒になる、薬や、牛肉などの飲食物を植民地宗主国に言われるままに輸入している。血液製剤しかり、タミフルしかり、すべて有害なものを、国民に高額で買わせている。健康保険という制度で、多くの国民の財を宗主国に移転している。この健康保険の制度も破綻しているのに、国民の経済的、肉体的負担の下に、それも税金化して維持しようとしている。
東京に住んでいるとわからないかもしれないが、地方における医療の不在は、その破綻の端的な現れといえる。東京ですら、郊外の病院経営は成り立たなくなっているところもある。単なる官僚の利権化している健康保険という制度も、民営化してもっと安価で便利に病院にかかれるようにすべきであろう。