芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

ムスリムと思っていた仕立て屋は、ヒンドゥーと分かる

2014年08月31日 | Weblog

昨日は、大学学生課長とやりあったが、118名の学生全員が授業料を払っているから、学生数は確定していると私に説明したので、名簿をもらったが、118名中まだ払っていない学生には黒印がつけてあって、その印の学生が全員払ったということかと聞くと、それすら把握していないことが分かった。あなたは、舌だけ動かしているではないか、自分の仕事をちゃんとしろと言ってやった。
授業が終わってから、男女学生たちに囲まれて、自分はジャバルプル出身で、毎週金曜日に実家に帰っているから、授業を木曜に変更してくれないかなど、勝手なことを色々言う。私のヒンディー語訳『トヨマの民話』と『デスマスク』を買うから、書名を教えて欲しいというので、一応、教えた。しかし、これは水曜の授業で、サダルバーザールのピーケー書店で200ルピー300ルピーする高い本だから、図書館に買ってもらうように言っておいたので、実際に自分で買うかどうか。 

今日、サダルバーザールに行き、又ナポレオンの店でお茶をご馳走になった。いつも座るのと反対に座ったら、目の前にガネーシュの神が花をつけて祀ってある。私がこの店の名前が、バーバー仕立て屋というので、ムスリムの店と勝手に思い込んでいたが、ナポレオンはヒンドゥー教徒であることが分かった。先日、神社の寄付をしていたのは、ヒンドゥー教徒だからだったのだ。このあたりは、サダルバーザールという名称からしてムスリムの居住区になっているのだが、ヒンドゥーも混在しているのだ。時計の下のが賽銭箱だ。

ところで、真実を探すブログで、「2014年8月25日に行われた東京電力の記者会見で、原子力立地本部長の白井氏が今も毎日80億ベクレルの放射性物質が福島原発から海に流れていることを認めました。東京電力の発表によると、福島第一原発から放出されている放射性物質はストロンチウム90が50億ベクレル、セシウム137が20億ベクレル、トリチウムが10億ベクレルになっているとのことです。これは一日あたりの放出量、一年間で2兆9200億ベクレル」と書かれています。それと、地下水の放射能汚染も垂れ流しているのだ。
前に、東電の福島原発は太平洋に高濃度の放射能汚染を垂れ流して知らんふりをして人類に対する罪悪を犯しているとここで記したのを東電自身が認めたということだ。三年も経ってからこう言うのだ。

学生課長のように非を認めない、インド人の首相が今度日本に行ったようだ。安倍首相と良いコンビであろう。 


テキストが揃ってやっと普通の授業が出来た

2014年08月30日 | Weblog

今夕の5時45分から、私の使っている教室で、パーキスターンを貶めるための学生集会をするというメールが学内メールにあったので、学生課長にメールで、私の授業とぶつかっているが、どちらをとるのか、早く決めてくれるように夕べメールしておいたら、一般的なメールで、「決まっているところが教室を使う」と学生課長が流したので、それでは学生がその部屋を止めたかどうか分からないから、無駄なメールだ、先方を止めさせたなら、そのようにメールして来るようにまたメールしてやった。ついでに、昨日70人分しか出来なかったテキストのコピーを130人分するように言い、かつ、一昨日渡した50音表も130人分コピーして出来たら連絡するように言ったら、メールでコピーは出来た、教室は、学生と話し合って、先日の教室を使えると部下から電話して来た。

そこで早めに出て、又コピーようの原稿を作り、学生課長に会ったら、130人分のうち、70人分しか複写できないとメールで流したのは自分を非難しているのかというので、そうだ、130人という学生を集めておいて、学生課の仕事であるテキストの複写も出来ないなら、最初から人数を限った募集をすれば良かったではないかと言うと、複写機の壊れたのは自分のせいではない、118人集まるかどうか分からなかったと言う。

昨日の授業は中途半端にしか出来なかったではないか、複写機は、あなたの部署のものだろうと言うと、それは大学のものだ、自分には関係ないと言い張る。ワルダのときと同じ論理を展開するので、この人物も恐らく、北部(U.P) 州出身なのだろうと想像された。こんなやり取りをしたために教室に遅刻して入ったが、学生たちが一斉に立ったので、「こんにちわ」と挨拶すると、一斉に「こんにちわ」と返答したので、一昨日の授業が飲み込めているのが分かった。ところが、遅刻して来る学生がいて、後で、日本語と選考の授業の試験が重なっていて、全然来ない学生もいたことも分かった。


結局、118名と教師、職員が6名登録

2014年08月28日 | Weblog

日本語サーティフィケートの課程を選んだ学生は、結局、118名だといわれた。集計がだぶっていたという。そのほかに教師、職員が6名登録していたから、124名に教えることになる。

インターネットのできる階段大教室に再度変更になっていた。ところが、前日渡したテキストの複写が、機械の故障で、70人分しかできていない。親切に4ページだけの複写にしておいたのだが、停電もあり、ほかの事務所でもできなかったといい、学生には、2,3人で共同で見てもらってくれと言う。しかし、テキストは、書き込んだり、持ち帰って暗記したりする必要があるであろうに。

オリエンテーションは、30分ほどで終わったので、授業に入ったが会話の1課だけで学生がもう終わりにしてほしいというので、そのあと残りの30分をインターネットでホンダのロボット、アシモが動くのを見せた。階段を上り下りしたり、ボールを蹴ったり、走ったりするたびに、学生たちが拍手した。ホンダの宣伝みたいなので、私はその会社の者ではないことを断った。ただ、本田宗一郎という創業者に魅力を感じていた。佐高信も本田宗一郎を絶賛している。


大教室に変えたため、インターネットができないという

2014年08月27日 | Weblog

昨年の日本語サーティフィケートコースは、25名で途中で15名になり、最後に残ったのは、5名だった。今年もおそらく五分の一程度に減るであろうから、最終的には、語学を教えるのにちょうどいい人数になるであろうが、先ほど、学生課長から電話があり、大教室に変えたため、インターネットができないという。去年もインターネットは直ぐできなかったが、昨月曜日から授業ができると主張していた建前上、もう一度電話してきて、私のノートパソコンとWi-Fiのアンテナを持ってくれば出来るという。しかし、昨日、私のアンテナは、リライアンスので、その電波は大学には来ていないと、コンピュータセンターで言われたばかりだ。たぶん使えないといっておいたが、一応持って行ってみよう。

今日は、オリエンテーションをインターネットを使ってしようと思っていたが、授業内容の変更をせざるを得ない。


日本語授業の学生数が、昨日一気に134名に増えた

2014年08月26日 | Weblog

明日から日本語授業を始めるので、午前中に大学に行こうと思い、車を10:30に予約したが、実際に来たのは、12時だった。昼に戻るには、行っても何も出来ないので、昼食後に行った。昨日、作った日本語テキストが開けないので、コンピュータセンターに行って開こうとしたが、これは、もう毀れているから、開けないと言われた。メモリーの中で全部直したのだが、メモリーが一杯なため、保存できなかったようだ。

仕方なく、以前に作った初期のテキストを開いてみたら、開けたので、それを直すことにしたが、紙の原稿に校正してあるので、宿舎に戻らなければならない。最初の4ページだけ少し直して、学生かに届けてテキストを学生の人数分複写するように頼むと、134名だと言う。聞き違いかと思い聞き直すと、105名の学生が授業料を払い、払わずに申し込んでいるのを含めると134名で、その他に、教師や職員が5名いると言う。あまりの多さに驚いてしまった。そんな時に限ってテキストを作り直ししなければならない。


安倍現首相の振る舞い

2014年08月25日 | Weblog

安倍現首相については、以前にその出自とともに記したことがあるが、予想通りの振る舞いである。

彼の先祖は、前九年の役で知られる安倍宗任で、蝦夷の捕囚というだけでなく、その役で敗北して捕虜になり、京都の街を引き回されたことについては、小著『登米物語』に書いた。

予想通りというのは、捕虜として京都を引き回された汚辱にまみれた一族が、自決をせずに代々生き残り、その仕返しを現在しているということである。
これに、米国の犬、小泉内閣の竹中が加わっているから始末が悪い。 

今までの自民党の米国将軍様に参勤したのを遥かに凌ぐ、安倍政権になって日本の財も心も米国に貢ぎ尽くしている。


携帯ロボットの講演を聞いた

2014年08月24日 | Weblog

金曜日の午後に就職斡旋会社の人達と大学に行き、その募集方式を見てから、携帯ロボットの講演を聞いた。携帯ロボットと言うから、手のひら大の小さいロボットかと思ったら、そうではなく、1メートル四方ぐらいになるみたいで、キットというのが20センチ程度のものだった。次回、ホンダのアシモを日本語教室で見せようと思う。
期待したものでないので、質問時間になって教室を出て、学生課に行き、日本語授業の受講者数を聞いたら、12人で、そのうち5名が授業料を払ったと言う。全員が払って出席することになれば、去年の25名よりは少ないが、大学側が期待するほぼ15名にはなるかもしれない。
教える側としては丁度良い人数だ。


学生を大学まで就職募集に来るのが当たり前の時代

2014年08月23日 | Weblog

昨日、日本人が二人となりの宿舎に来ていて、午後2時に帰るというので、そんな忙しい授業をしているひとは誰かと思い、会いに行ったら、外で煙草を吸っていて、話しかけて、分かったのは、学生の就職斡旋にきたのだった。日本企業の依頼で、インドの理系の大学の学生に就職斡旋をしているということだ。今回は、コンピュータのソフトを作るまだ若い日本企業のシンガポール支社の依頼できているようで、給与は、年収350万円以上のようだ。

就職する学生を待っているより、就職斡旋会社に頼んだほうが、効率的で、良い人材を集められるのだろう。この大学には、去年、米国の代理店が学生を募集に来ていたから、米国では当たり前のやり方のようだ。


ウペンドラ・クマールさんの恋愛詩の日本語訳をほぼ完成

2014年08月22日 | Weblog

まぶたの腫れは、目薬が効いたらしく、大分良くなっているが、蕁麻疹がまた、アレルトリズを飲んで中2日で出て来たので、昨日。また飲んだ。そのせいか、今朝は起きるのが辛く、散歩は取りやめんした。
まぶたの腫れの原因は一つには、ウペンドラ・クマールさんの恋愛詩を日本語訳するのに、パソコンと毎日にらめっこしていたせいもあるようだ。彼は、私のデリー版『竹取物語』ヒンディー語訳を校正して下さり、今回の瀬戸内寂聴さんの『デスマスク』ヒンディー語訳 "Mout ka Mukhouta" の校閲もして下さっている。ヒンディー語訳の粗訳は、大分前に終わっているのだが、それをデリー大学のウニタ教授に見てもらうようにというので、見せたところ、100句に減らしたほうがいいと言われ、訳を180句強から減らさなければならない。今回粗約を日本語らしく訳し直すのに、日本語授業が始まる前に終わらせるために毎日、夜までパソコンを見続けたので、眼に相当負担が来たのであろう。186句をほぼ日本語らしく訳したが、取りあえず、眼が悪いので、100句に減らすのはお預けだ。

昨日、学生課長に電話してやっと、日本語授業の学生募集をしてくれることになった。これまでなんども催促してるのにまるで何もしていなかったのは、いかにもインド人的だ。授業を受ける学生数は来週の月曜に分かると言う。

 


集団的自衛権を米国イスラーエルのために行使することになった日本

2014年08月20日 | Weblog

昨日、まぶたが腫れたのは、大分引いたが、今度は、眼が白い目やにでかすんだり、目尻がヒリヒリしたりして、不愉快な一日であった。今朝は、少し持ち直したので、眼の中がゴロゴロするが、散歩に出かけた。しかし、昨日同様、3、000歩足らずで引き返した。

学生時代に習ったので、今は確かな記憶ではないが、キラーファット運動というのが、ムスリムの間にあった。昔のカリフ政治を再現しようという動きだったと思う。カリフは、バグダードの辺りに首府を置き、イスラームの最盛期の時代を現出したのだが、ジンギスカンの子孫のモンゴルに征服されたりして、衰微し、ムスリムの、オスマーン・トルコが繁栄したのを最後に、欧米の繁栄の時代になった。そして、殆どのイスラーム国が欧米の植民地になった。

米国とイスラーエルの残虐行為が、現在、目立って来ているが、日本は、集団的自衛権を米国のために行使することになったので、イスラーエルも日本の直接的な軍事支援を得られることになり、大喜びであろう。イスラーム国がイラーク北部に建国されたのは、そのキラーファット運動の現代版であろう。日本は、米国の三下であることは、小泉政権のときから知れ渡った事実で、今度の集団的自衛権で、米国と同じ敵であることをムスリム諸国に知らしめたわけであるから、ムスリム諸国に行って、日本人と言えば、ムスリム諸国での悪逆非道で米国人、ユダヤ人同様に殺されることになってしまった。