芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

マハティール新首相を歓迎しなかった日本政府

2018年06月28日 | Weblog
汚職まみれの後継者首相を辞めさせるため、92歳で野党から立候補して首相に返り咲いたマハティール首相が、最近訪日したが、何の歓迎もしないうえ、報道もなかった。JRPネットテレビで初めて知った。首相に就任すると直ぐ、消費税を零にしたので、日本もそれができることをばらされるのが嫌だったから政府は歓迎しなかったのであろう。これも米国の命令なのかもしれない。
米国が主導していたTPPを拒否した当時のマレーシアは二度も旅客機を墜落させられている。
日本もプラーザ合意で円高を回避しようとしていたさなかに、日航機を御巣鷹山に落とされている。最近になって墜落原因が尾翼の修理ミスでないことが分かってきた。森永卓郎氏がそのことを遠回しではあるが、疑問を呈している。この疑問は大分前に救援にかかわった自衛隊員の大量自殺とともにここでも触れたと思う。

年金から介護保険料と住民税を引かれた

2018年06月21日 | Weblog
以前に、後期高齢者医療保険料が年金収入140万を越しているので、30数万円になり、医療費が3割負担であることを記したが、後期高齢者医療保険料のほかに家族の国民健康保険料が20数万円であった。今年は、この6月に年金一回当たり介護保険料23,400円、個人住民税32,200円引かれるという通知書が一方的に届けられた。去年の医療費は100万円近かったので、そこから10万円引いても控除が大きかったので、今年の国民保険料と個人住民税は昨年より減ったが上記の金額である。追っかけて現金で徴収する住民税2,900円をあたかも安そうに月内に払わされた。高額医療費の戻しが、先月400円ほどであった。人馬鹿にした税制である。
こんな苛斂誅求の政治をしく自民党と公明党、維新に喜んで投票するのが2千万人もいるというのは不思議の国アリスである。Japan as wonderland.

善政を敷くマハティールのマレーシアに引っ越したい。

板橋区立美術館の企画展、タラブックスのSidoさんのコメントへ

2018年06月16日 | Weblog
板橋区立美術館の企画展、タラブックスにSidoさんのコメントがよせられているのを今日まで気付かずにいた。ボケもここまで進んだかと、慙愧にたえず、その返事をそのコメントに続けてもだいぶ前のことで、読まれないと思うので、ここに読んだことを記し、かつ、最近の東京新聞の広告で、北斎の東海道五三次が額一つ付きで2万円足らずで売っているのを見てその安さに驚いた。現代の版画摺師による版画の復刻版なら、安くても数十万円はする。かつての仕事柄、2万円足らずの物に感心もするし、彫師と摺師という職人を大事に育てていかなければならないとも考えるので、どちらがいいか迷う気持ちだ。

今期パルムドール賞の「万引き家族」を鑑賞

2018年06月15日 | Weblog
カンヌ映画祭で最高のパルムドール賞を受賞した「万引き家族」を観た。東宝シネマ日比谷で観たが、場所が非常にわかりずらかった。ミッドタウン日比谷の地下一階のまだ開いていない食堂街の一番奥に行き、早朝なので、エレベーターが動いておらず、エスカレーターを何度も乗り換えて4階に行き、だだっ広いロビーの奥にあった。
映画は、現代の日本が抱える、経済的社会的貧困による家族の離散集合をある種ユーモラスに描いていて、是枝裕和監督の性格を感じさせ、面白く、かつ、映画を見てからもしばらく考えさせられた。新聞を賑わした事件や風俗などの大衆文化を多用しているが、文学で言えば、純文学に当たる内容で、ユダヤ礼賛一色の単純なハリウッドでは受賞しないと考えられる。審査委員が微妙な日本語の言い回しをよく理解したと思う。子供のような連中が動かしている日本の政治を暗に批判していると言っていいと思う。

ブラザープリンターのインクカートリッジLC110-4PK差し上げます

2018年06月12日 | Weblog
居候しているお宅で、ブラザーの電話・プリンター一体型の器械を拝借しているが、そのインク・カートリッジの黒がなくなったので、ビックカメラで買って取り付けようとしたが、合わない。4色セットのを二つ買い、両方とも開封したので、返品できず、困惑。LC110-4PK というのだけど、7千円近く無駄にしてもしょうがないので、もしそれが合うブラザーの器械をお持ちの方がおられたら差し上げます。昨夜、ちゃんと確かめずに注文してしまい、自分のボケぶりに嫌気。

インドのマラーティー映画「あるがままに」を鑑賞

2018年06月10日 | Weblog
東京新聞に東京外語大でインドのマラーティー映画「あるがままに」が日本初公開されると紹介されていたので、九日(土)午後二時から観に行ってきた。マラーティーが話されているプネーを舞台に繰り広げられる認知症の元サンスクリット語教授の引き起こす事件が深刻な中にも期せずしてユーモアの笑いを誘う良い映画だった。ヒンディー語科の学生たちが中心になってTUFS Cinemaというクラブを作って年に10回程度無料公開している。この活動には日本語吹き替え版を作るためなどかなりのお金がかかっていると思われ、500席のプロメテウス・ホールがほぼ満席で補助席ができるよりは、有料でよかったのではないかと思われた。次回は、6月21日18:00放映の林剛平監督と岡添桃子学生による「小国春熊猟2016」そして10月26日18:30放映のチベット語映画「草原の河」である。ともに興味はあるのだが、今回は午後2時からだったからよかったものの、東京外語大まで夜の往復はきついので、次回はパスするつもりだ。