昔、気象庁の人に知り合いがいたが、ご本人が、気象庁の天気予報は、フグにあたる確率より低いと、自嘲していた。今は、気象衛星などで、確率が高まっているから、大天災が予知出来ている。しかし、地震については、ネットに出てくる琉球大学の木村名誉教授などが予測をしているが、膨大な地震予知予算をもらっている連中は出来ないままだ。原発の現実も、指摘されて初めて記者発表する始末で、日本中、隠蔽体質が蔓延している。それ以外の大部分の税金は、米国債を買う特別会計に廻されているのと、借金の利子払いに使われているのが現実だ。現政権になって、その借金が一気に増えているのに、景気は逆に悪くなっているのだから、政権の取り巻きというより、政権を動かしている財務省は、相変わらず、ノウパンしゃぶしゃぶの勝手気侭な税配分だ。結構なご身分である。その上、御嶽山噴火で亡くなった方々に対して「激励申し上げます」と政権の責任者が発言しているのだから、好意的に取れば、政権は惚けていると言える。
木曽の御岳山が噴火して、登山中の人が相当数巻き込まれたようだ。
予報を出さなかった気象庁は一体なんだろう。
福島原発事故のときも、スピードという風向きの予知が出来ているのに、公表しなかった。
ネットの2チャンネル、阿修羅、真実を探すブログ、などに当局の書き込みがあり、それは一様に、原発事故について不安を煽るのは、放射能の脳病だから、煽動を止めろと言っている。煽動罪を適用するぞといった脅しである。
原発ばかりではなく、役所は、地震予報もパニックになるからとさせないのだ。しかし、御岳山は噴火前の群発地震を繰り返していたのだ。登山者に警告をすべきだった。ところが、先ほど掛けて来た電話での佐藤大工さんの説明だと、水蒸気爆発であって、噴火ではないという。そういう言い繕いは、原発の核爆発を水蒸気爆発と言い繕ったときから聞き飽きた。あのときの、説明は、「直ぐには人体に影響はない」といって、多くのひとを被曝させているのだ。後になってから、米国当局が福島原発事故の放射能汚染はチェルノブイリ事故の1、8倍と公表している。チェルノブイリ事故から5年経ってから急に死者が増え始め、10数年のうちに1600万人もの被爆者が死んでいる。福島原発事故で被曝した子供のうち既に41人が甲状腺癌になり転移していると言う。これから10年間でどうなるかということに対する予防措置もなく、つい最近福島の小学校生が急性心不全で死んだのをマスコミが首つりなどと報道している。情報をきちんと流していれば、今回の登山者もかなりの人が死なずにすんでいたはずだ。明治維新以来確立された政官の政策が国民のためではなく、宗主国のためなことは益々、明白になっている。
米国の事情は知らないが、株価だけは上がっているように見える。株価が上がっていれば、景気は良いように見える米国と同じ状況に日本もなって来た。
若者の臨時雇用者がやたら多いことになっている。そのように法律を改変して、安い賃金で臨時雇用者を大企業が雇っている。数年前に明らかになったのは、キャノンの雇用者の8割以上は、臨時雇用者だ。そこに臨時の雇用者を送り出す「口入れの会社」だけが儲かる仕組みになっている。小泉・竹中政権以来、その「口入れの会社」は巨大化している。そういう会社が騙した若者から徹底してピンハネし、福島原発の現状維持に貢献しているわけだ。放射能漏れを止められるはずもない。前にも書いたが人類に対する罪悪だ。
マハートマー・ガーンディーが上げている倫理のない商売、七大悪の一つだ。
そのようにして株価だけを吊り上げて景気が良さそうに見せる手口に日本もその政権以来慣れさせられて来た。日本は、米国の債券を財務省がやたら一杯買わされ続けて来たので、米国の株価が崩壊した時に、道連れにされるだろう。
そのような経済運営に警鐘を鳴らし続けて来た、理論的にも現実的にも優秀な経済学者、植草一秀氏が、やってもいない痴漢行為を2度もでっち上げられ社会的に葬られた。小沢一郎と、鳩山由紀夫も同様に財務省と司法につぶされたのだ。これは東京新聞などを仔細に見ていれば分かったことだ。他の4大紙は、大国のスパイ新聞と化している。創業者がシーアイエーそのものなのだから当然だ。プーチン、ブッシュを見れば分かることで、情報局の人間が支配のトップにつくのだ。情報を制された国民は、意のままに動かされている。植草一秀氏が痴漢犯人だと思わされている人はいまだに相当いるのではあるまいか。
先週、研究室のエアコンの交換に立ち会ったとき、医務室でシン医師に新しい薬をもらって5日間、毎晩飲んだ。これは、赤色酸化鉄(ベンガラ)と二酸化ティタンが含まれている。それで蕁麻疹が少し改善していたが、薬がなくなっていたので、昨日、また、新たな薬を彼に貰った。今度も二酸化ティタンが入っているが、白薬の上にCTZと印字されている。Hydrochloride, Excplents などが入っているようだ。これにClobetasol Propionate, Miconazole Nitrate, Zinc Sulphate とNeomycin の入った塗り薬を貰った。薬はいずれも安いのであろうが、診察代も薬代もいらない。名前を言うだけだ。この間中、飲んでいたアーユルヴェーダの血液浄化薬は、ジョーティ女医の言ったように、正しく無駄だったので、三瓶飲んで止めにした。
今、企業の中間決算の最終締め切りの時期で、日本の株価は、安倍政権になって以来の高値圏にある。他方、円安が進みというか、黒田日銀によってかなりの円安になっている。去年までは、ヴィザで航空運賃や宿代を日本の銀行から払っていたが、今は、インドの給与から払うようにしている。
円安にして輸出企業を救おうとしているが、輸出は伸びず、円安のために石油などの輸入価格が上がり、国全体としては、大幅な赤字になっている。株価が気になる向きには、最近もそのブログで少し触れていたが、植草一秀のブログを見て、彼の会員になれば、今後の日本経済と株価の予測を知ることができるであろう。不景気の株高とは良く言ったものだ。
しかし、安倍首相は前にも記したように、平安期に天皇政権に捕囚にされた、海を渡って来た安倍家の宗任の子孫だというから、徹底的な経済破壊をするかもしれない。それでも株価が崩壊しないかどうか。本当は、人気取りなど関係なく、株価などどうでも良いのかもしれない。
原発の放射能漏れを放置したまま、制御出来ているなどと世界に向かって嘘をつくのは、やっぱりそんなところから来ているのかもしれない。
昨日、ヒンドゥー教のマハーラヤという祭りで、ご先祖を想い出す日だというから、お盆の原点かもしれない。国立大学は休みではないが、一般の学校は休みで、トーマスさんのクライスト・スクールも休みだったので、又、インディアン・コーヒー・ハウスに昼食に誘われ、家族でご馳走になった。一時間近くかけて5,000歩以上歩いた。前回、私がおごったので、今回は、おごりたいということであろうから、高いマトンカレーは止めて、マサーラドーサにした。
食後、仕立て屋ナポレオンのところに行き、途中で、携帯電話(スマホ)の買い主の家に寄ったら、もう仕立て屋に払ったと言う。ナポレオンは1,500ルピー貰ったが、500ルピーは今ないから後にしてくれと言う。それも手数料で上げるつもりだったが、受け取らないというので、それでは、普段着を作ってくれと言うと、また出直してくれと言う。要するに今金がないから、その生地を買えないということであろう。
いずれにしろ、ナポレオンのおかげで、現実にお金を1,000ルピーももらえた。日本でなら、一年も経ったマイクロマックスという無名の中古携帯電話(スマホ)が、こんなに高くは売れないであろうから、予期以上に元の四分の一で売れたことで充分である。販売に携わった人間の信頼関係で出来たことだ。
先日、携帯を買ってくれた人の奥さんにその携帯を修理に出したなどとも言われたが、殆ど使っていないから、修理の必要などないはずなので、良くあるインドの作り話として、そんな壊れたものを売らなかった、と言っておいた。
インドとの間に兆のつく金額の紐付き投資の話しが成立したからと言って、そんなに簡単な話しにはならないであろう。直接的に商売するのは難しいであろうが、請求先が、日本政府なら、少しは楽かもしれない。ただ、インドに来れば、現地での交渉はまた別と思われる。それでも、エジプトに比べればずっと楽なはずだ。
私は、学生に日本語を教えるのだから、それに伴う、日常生活の中で、インド人たちと交渉することはあるが、基本的には、商売ではないから余計な気遣いはいらない。
一ヵ月前に使わなくなった携帯のシムとメモリーを取り除いて、バーバー仕立て屋のナポレオンに売ってくれるように頼んだ。その時に居合わせた人が自分で買って、スチュワーデスの娘に上げることにしたという。私は4,000ルピーで買ったというと、2,000ルピーでと言っていたが、昨日、4度目にお金を受取りにナポレオンのところに行ったところ、その人の家に関係者に連れて行かれ、奥さんが出て来て、夫から1,500ルピーと言われていて、それを払いにナポレオンのところに行ったが、直接私に払うようにいわれたという。ナポレオンは、2,000ルピーと言っていたのに、1,500ルピーに値下げされたので、受取りを断ったと見られる。私としては、去年買った携帯で、もう古い型だから、いくらででも売れれば、早く手放したかったが、思ったより高く引き取ってくれると喜んでいた。ただ、買った当人が先週来た時にナーグプルに行っていると言われ、今日奥さんに言われたのが、当人は重病で入院中で、500ルピー安くなったその経緯が、確かめられない。その息子が払うから、会社から帰るまで待つように言われたが、ナポレオンに払うように言って帰った。インドの商売はかくのごときか。
新しく見つけた肉屋で、骨なしの鶏とマトンをそれぞれ一キロ200ルピー、500g200ルピー、〆て400ルピーで買った。マトンカレーを圧力釜で15分煮て食べたが、肉が堅くて閉口した。今日そのマトンカレーをもう一度、圧力釜で15分煮たら、肉が柔くなっていた。マトンカレーそのものは、初めて調理したが、美味しかった。
昨日、試験の最終日で、試験が終わるのが5時だったので、授業を5時半からにした。鍵を持って来た運転手に話してあったのに、送迎車がぎりぎりで来たため、研究室に入る時間がなくなったが、それでも、気になったので、研究室に入ったら、電気がつけっぱなしだった。研究室のものはなくなっていなかったが、電気をつけっぱなしにされて、来週の月曜日まで放置されるところだった。インドというところはすべからくこうだ。
授業は、明土曜日のインド原子力紹介展示会の準備のため、教室を変えられた。その準備に関わってる教授が同乗して帰ることになっていて、展示に時間がかかり、なかなか、車が出ないので、展示を見た。ムンバイの他にバンガロールの近くにも原発があることや、農作物に放射線をあてて綺麗なジャガイモやタマネギなどが生産されている様子が写真で紹介されていた。このような農業は、主に原発のあるマハーラーシュトラ州で行なわれているようだ。
インドでも安心して食べられる食物はなかなかないのかもしれない。この展示を主催しているのは、我が宿舎の直ぐ近くにある原子力研究所という政府系の会社で、昨年のこの大学の卒業生でその関連の会社に就職した人が関わっているという。
要するに、日本の原発が安全という宣伝を永らく政府公報がして来たのと同じことをインドでもしているのだ。水力や火力発電所に比べ、狭い敷地で充分に出来ると説いているが、その放射能漏れがその敷地を遥かに越す広範囲に及んでいることは伏せられている。放射能漏れは、原発ばかりでなく東海村でもこれまでもかなりあったのにも関わらず、伏せられて来たことが、福島事故で放射能値を一般に測ることになって判明した。
このところ、雨が降らなくなったので、昨日は朝、今日は、夕方歩いた。昨日は4,000歩強、今日は5,000歩強であった。今日は、軍の運動場の中を通って、リッジ通りに出て、その通り沿いの店で、日清のラーメンを買った。新製品のカレーラーメンというのがあり、それは麺が短く切ってある。マギーの麺のようにメタメタと麺同士が引っ付いていないのが良い。
店には、日清麺を絶やさなくなったが、他にも買っているインド人がいるらしく、なくなるのが速い。そのうちに日清麺人気が出てくれれば願ってもないことだ。
昨日は、結局、新しい窓用のエアコンの取り付けしか出来ず、「古いエアコンは明朝、外すから、鍵を預けてくれ」と言われ、やむなく、係に預けた。その鍵は、今日の夕方、いつもの送迎車の運転手が持って来てくれた。昨日、うるさく言っておいたので、鍵を直ぐ返却してきたのだ。しかも、外す前にエアコンを取り付ける工事をしたのも、外してからでは、いつになるか分からないと主張したのが功を奏した。新しい窓用のエアコンは、HITACHIの『風』という漢字が書いた型だ。私のために日本製にしたのかどうか、いや考え過ぎかもしれない。