芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

谷川岳に行って一の倉沢を下から見上げた

2019年08月28日 | Weblog
谷川岳に行ってきた。1日目には一の倉沢を下から見上げた。そこまでは8人乗り電気自動車がロープウエイ駅から走っていて、我々の団体が8人なので、1時間の待ち時間に昼食をとり、車を一つやり過ごして次の回にちょうどよく乗れた。ガイドの女性が同乗し、熊の出没について対処法を教えてくれた。車代無料、ガイド料それぞれ一人当たり500円だった。帰りは沢まで降りるのが急坂だったが、杖のおかげでなんとか降りられた。泊まりは、土合山の家で、一泊8000円強にしては、食事もサービスも満点だった。みんなは酒を飲んで談論していたが、私は早々に寝んだ。
40年前に谷川岳に登った時は土合からトンネルの500段の階段を登り、一の倉沢を上から見下ろしたが、今回は水上からバスでロープウェイ乗り場に行ったので、楽だったが、それでも病身には急坂はややきつかった。
立花兄から電気自動車は無料とご訂正を頂きましたので直しました。関係者の方々には謝ります。

インド大使館でインド映画「ヒンディー・ミディアム」を観た

2019年08月25日 | Weblog
インド大使館で「ヒンディー・ミディアム」というインドの受験戦争をサケート・チョードリーの監督、脚本によりコミカルに仕立てた映画を観た。インドでよりハリウッドや英国映画で活躍するイルファーン・カーンが父親ラージを、パーキスターンのトップ女優で本作がインド映画初出演のサバー・カマルが教育ママ、ミータを演じている。
娘ピアを「ヒンディー・ミディアム」の公立校ではなく「イングリッシュ・ミディアム」の私立名門校に入れるため、奮闘するのだ。
私自身インドで「ヒンディー・ミディアム」と「イングリッシュ・ミディアム」のそれぞれの大学で教鞭をとったので、学生の質の大きな違いを経験していた。複雑な気持ちである。
9月6日に新宿ピカデリーやヒューマントラストシネマ渋谷で公開される。

願わくは優秀な指導者をいただきたい

2019年08月18日 | Weblog
先週末の15日に無料の映画鑑賞会があり、井伏鱒二の原作、今村昌平監督「黒い雨」を観た。白黒でかなり古い。原作とはいえ誰かの日記をもとにしているのは明らかだ。それに加えて講談社の杉山捷三が制作した映画「東京裁判」を見た。組織も国家も指導者が優秀か劣悪かがいかに重要であるかを再確認した。彼とは親しかったのに在職中には4時間という長尺物のため見る時間がなかったが、鑑賞を実現して、さすが彼は良い映画を作ったと今更ながら快哉を叫びたい。

7月16日のホルモン皮下注射、リュープリンPROが効いたかPSAが7月12日の23、96よりやや上げ止まり25、10

2019年08月13日 | Weblog
今日は、診察日で8月9日の血液検査の結果は、PSAが25、10で7月12日の23、96より少ししか上がっていなかった。7月16日の診察日に半年に一回のホルモン皮下注射、リュープリンPROを打ったのが効いたと思われる。この間、PSAが上がり続けているので、効かなくなったラドン浴の高濃度55分をやめて中濃度85分に切り替えたり、東京大学薬学部の11の1をやめてフコイダンにもどしたりしたが、プラセンαは飲み続けている。これらは、急には効かないのだから、今回のPSAの上げ止まりとは関係ないと思う。
7月30日から8月1日まで鬼怒川温泉に行った時、最終日に日光東照宮を見学した。中学三年生の時の修学旅行以来で、眠り猫、泣き龍、見猿聞か猿言わ猿など名前しか覚えていなかったのが、改めてこんなところにあったのかと確認した。極め付きは、徳川家康の墓を奥の院まで見に行き、200段の階段を上下したのだ。地下鉄駅の階段の倍の高さはあり、汗だくになった。これも、血液検査に影響はなかったようで、むしろ、体力に自信がつき、立花兄が立ててくれた今月下旬の谷川岳の散策に参加する決意につながった。

インド大使館のヴィヴェーカーナンダ文化センターで8月23日(金)17:30開演で日本語字幕付き「ヒンディー・ミディアム」試写会

2019年08月12日 | Weblog
インド大使館のヴィヴェーカーナンダ文化センターで8月23日(金)17:15開場、17:30開演で日本語字幕付き「ヒンディー・ミディアム」試写会が無料で見られます。
観たい方は、cul.tokyo@mea.gov.in に御氏名、イベント名、イベント日を記して送信すれば、自動的に受け付けられます。なお、録音、飲食の持ち込みは禁止です。
コメディーのようです。

遠藤周作「深い河」のチャームンダーの話は無事終了

2019年08月10日 | Weblog
先日の遠藤周作「深い河」のチャームンダーの話は無事終わったつもりである。チャームンダー女神は遠藤作品の中では、慈愛の女神として描かれているが、元は、アシュラのチャンダとムンダを殺したことでその2体の神からチャームンダーという名前になったという説明をした。それに対して、受講者の武田初恵さんから女神の二律背反の属性が理解しにくいと言われた。
チャームンダーは元は、ドゥルガー女神というシヴァ神の神妃でシヴァ神の破壊の属性を併せ持っている。ペルシアでは悪魔であるデーヴァ神の一族のシヴァ神たちがインドでは神々となってインドでは、次々と敵の悪魔たちを倒してインドを征服し、そのドクロを首輪にして首にかけている。これは、あたかもユダヤ教徒が世界を支配している現代のようである。薩長によった明治以後の政府はそれを知らずに、戊辰戦争から第二次世界大戦まで戦争をさせられてきている。極め付きは牟田口たちによる謀略で日中戦争を始められ、60万の日本兵は中国大陸に足止めさせられ、同様に牟田口によるインパール作戦を、英国のスパイ・チャンドラ・ボースと結託して7万の日本兵とインド国民軍の大半は死に追いやっている。これにより、太平洋戦争は、初めから勝ち目のない謀略にかけられている。関東軍もスパイの巣となっていたということだ。インドの古典には、スパイに気をつけるように何度も言っている。三千年前の世界戦争と現代は全く同じである。以上の話の大半は電子書籍版の小著「怖るべし東インド会社ーーユダヤとインドとニッポンと」に控えめに記していることである。