芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

米国協力の一時頓挫

2007年07月30日 | Weblog
以前、米国従属を押し進めた岸信介の娘婿になった安倍晋三は、藤原清衡と京都政権から派兵された八幡太郎義家の同盟軍に滅ぼされた安倍一族の末裔であり、俘囚として蔑まれた一族が、いま首相になった、そのお手並み拝見と記した。
安倍宗任は、京都政権の捕虜となり、その監視下で天皇政権に協力して現代まで生き延びた。その子孫は米国の監視下で首相として米国の世界支配に協力したが、政権内と国内問題で失政を重ね、米国に対する贈り物は、憲法の改革をする手続きを出来るまでで終わることになった。日本の軍隊を米国の完全傘下に置くまでは至らなかったのだ。
前政権で、保険、郵政の米国資本の下に置く改革が成功して、日本の金融の米国従属を果たしたが、安倍政権はそれを引き継ぎ、自衛隊の軍隊化までは出来たが、それを米国に完全従属させるまでは出来なかった。
その役割は、次の政権に持ち越されたということだ。
次の首相も米国監視下でしか、政権を維持できないから、憲法の9条は変えざるをえないであろう。
その先は、既に監督下にある農業に次いで、金融、軍事の完全米国従属である。
それによって、得るものもあるが、多くの友好国を失うことにもなる。

仙台放送WEB SHOP 大澤和泉の絵葉書

2007年07月27日 | Weblog
仙台放送のアナウンス文庫WEB SHOPで売られている大澤和泉さんの絵葉書に人気が出ているようだ。20枚セットで1890円という手頃な値段のため暑中見舞いようにも良いからかもしれない。最近、大澤和泉さんの絵が売れるようになって来たため、手元に『竹取物語』『登米物語』などの展覧会ようの絵以外の絵が殆どなくなり、絵の所蔵者が飾って自分だけで楽しんでいるのが現状だ。所蔵者以外の人は、気に入った絵葉書を額に入れて飾ってもいいのだ。
8月25日発売のクロワッサン716号でも、『登米物語』の書評中で「因果応報、自然界への畏れを軽妙で奔放なイラストが巧みに表現」と絶賛されている。
9月1日から24日まで、登米の「芳賀邸」で『登米物語』の原画展を開催するが、それを見られるのは、近くに住む限られた人だ。前回の「芳賀邸」での共同通信連載「おしゃれモダン」の原画展のときも、展覧者は、みな、「良い絵だごだー」と嘆声を上げていた。
仙台放送のWEB SHOPに、今回の『登米物語』の絵葉書セット19枚に「芳賀邸」の雪景色の写真をあわせた20枚であることが説明されている。
絵が売れるようになったとはいってもまだ安い。だからといって買えるのはごく一部の人だ。その絵葉書はさらに一段と安い。だから、絵葉書に人気が出ているのであろう。

『登米物語』は紀伊国屋書店新宿本店5Fの棚

2007年07月12日 | Weblog
久しぶりに新宿駅東口に行く用事が出来た。日本ボート協会の理事長に就任した館次郎君たちと北アルプスの山に行く相談のため夕方から飲んだ。館君の日本ボート協会理事長就任はなんども断ったけれども、どうしてもということでのことらしい。従来は、早慶、東大などのマンモス大学のボート選手OBがなっているのに今回は、東外大のような小大学のOBが就任したということは、館君の人柄と人望のなせる技だ。
そんな彼には大いに日本ボートの発展と国際交流に尽くしてほしいものだ。
『登米物語』を紀伊国屋書店の旅行書の一角で売っていないというメールがあったので、紀伊国屋書店新宿本店に寄って、『登米物語』の売り場を確認した。
PCが各階においていあり、その画面で、書名のところに、『トヨマモノガタリ』といれたら、5Fの「日本文化史」C13の地方史という棚にあることが分かった。
旅行書というコーナーも画面には出たが、そこにはおいていないことが分かった。
旅行書というジャンルより、文化史というジャンルが相応しいと紀伊国屋の店員が判断したのだ。
章立てが、1、とよまの昔話。2、登米の歴史。
で、3、登米の観光は、確かに3分の1であるから、そう言う分類もあるのだと、教えられた。
5Fの「日本文化史」C13の地方史というところの2段目あたりの東北の棚である。

『登米物語』仙台放送のアナウンス文庫に

2007年07月07日 | Weblog
『登米物語』が、仙台放送のアナウンサーが文学作品を朗読しているPodcastingアナウンス文庫の一角に入った。仙台放送の柳沢剛アナウンサーが、『登米物語』の「昔話」のなかから『ごぼう坂の露天風呂』を朗読して下さっていて、それを、ネットで聞くことが出来る。ポドキャスティングに入れると言われていたので、どんな風になるのか分からなかったが、わたしのようなマックのパソコンを使っているものには、Windows Media Player を取り込めば、その朗読が聞け、かつ、大澤和泉挿画も見られることが分かった。
ハガエンタープライズのホームページから、仙台放送のアナウンス文庫に入れるようにリンクさせた。左の棚に芥川龍之介や、宮沢賢治の名作群と並んで一番上に『登米物語』の「昔話」のひとつ『ごぼう坂の露天風呂』が載せられているのが、何とも面映い。
柳沢剛アナウンサーの『ごぼう坂の露天風呂』の朗読は、流石は、プロというべき、素晴らしい朗読で、わたしの書いた『ごぼう坂の露天風呂』が名作の朗読のように聞こえるから不思議だ。この話の骨格は、子供の頃に祖母から聞いていた話を潤色してかなり、創作を交えているから、作り甲斐があったと満足させられた。9月に登米の芳賀邸で、朗読会を開催する自信がついた。