芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

北上川トヨマ漕艇場の認識度

2011年02月28日 | Weblog
一昨日、故宇佐見大先輩がそのお嬢さんを通して外語艇友会に寄贈して下さったダブルスカル・舵なしペア兼用艇の進水式の時は晴れてかつ温暖であったのに、昨夜から今日にかけては霙の降る寒い一日となった。
進水式にご臨席頂いた宇佐見嬢のご主人は、プリンストン大学の教授で、日本でもテレビなどで活躍しているという紹介であった。
この式のあと懇親会で、現在OBのエイトでコックスをしている私の語科の神長仁先輩が、北上川とよま漕艇場を運営する私に向かって、将来、ナックル艇を寄付すると申し出て下さった。ナックル艇といっても、数十万円は下らないのであるから、こんなありがたいことはない。
今あるシェル艇は、無しフォアとダブルスカルであるから、漕ぎ込んだ経験者でも難しい。ナックル艇であれば、素人が乗って練習するのに丁度いい。
本来なら、登米市が所有するナックル艇はもうレースには使えない代物であるから、レースに出る選手を養成しているのなら、早晩、現在の古いナックル艇は、北上川漕艇場に払い下げてくれれば良いのだが、そんな話しもない。
中央のボート会では、北上川漕艇場はかなり認識されている。
それに比して、地元でどの程度認識されているか心もとないが、近いうちに伊藤栄市会議員が市議会で一般質問をするというので、既に、新聞テレビでは紹介されている北上川とよま漕艇場について、認識が深まることを期待するばかりである。

今日のサンデーモーニング

2011年02月27日 | Weblog
今日のサンデーモーニングは、西アジア・北アフリカ地域でのいわゆる民主化運動について、意見が交わされたが、河野洋平の取り敢えず、軍事政権によって安定するという意見がもっともと思われた。
以前にも記したが、この地域は、ヘロドトスが、専制君主の国々と分類している。民主化と言うよりは、パックス・アメリカーナが音を立てて崩壊しているというほうがふさわしい。
これも以前に述べたように、米国は、ヴィエトナム戦争で敗北、イラーク、アフガーニスターンで、崩壊を速めて、パックス・アメリカーナは完全崩壊するのを止められなくなっている。世界の混乱は、米国に従って、輸入で成り立っている日本に、石油・食品を始め、輸入がとまり、輸出も止まらざるを得なくなる事を、覚悟していたほうが良いのではないか。
このサンデーモーニングで前に小沢一郎は怪しいところだらけだと、具体的な事実を指摘しないで小沢一郎中傷を繰り返していた毎日新聞の岸井の表情が、米国に距離を置く小沢一郎を批判していたのに、その米国が崩壊している現実に気づいたか、浮かぬ顔をして、口数が少なくなっているように見えた。この男も自民党と一緒になって小沢潰しに走っているマスコミ代表の一人である。
今日本で求められる政治家は、混乱する世界から日本が抜け出す道筋を付けられる人物である。

異常気象と政治異変

2011年02月26日 | Weblog
昨日は、暖かで、今日は一転寒くなった。それでも次第に三寒四温で春たけなわとなるであろう。
異変気象といっても、着実に変わり、本来の季節が巡ってくる。
しかし、天災異変と政治異変がこのごろ多いのは一体どうした事か。
政治経済は、たまたま読んだ日経新聞によれば、みずほ銀行調査員達が米国経済は、回復を遂げたと報告している。しかし、そうであろうか。
世の中は、大きな波動で動き、その波は微調整は出来ても、全体のうねりを止める事は出来ないのではあるまいか。
昔、ホメイニ革命を予言して、やっとその記事を「週刊プレイボーイ」に載せてもらったところ、その記事が発表された雑誌が売られている最中に、ホメイニ革命がイーラーンで起こったが、それによって、イーラーンと米国は犬猿の仲になり、日本も三井の石油化学精製所を放棄した。
米国は、独裁者と王政を通して石油産出国を支配下に置いてきたが、石油利権者達に後押しされたFoolish Bush の十字軍戦争によって、パンドラの箱を開けて、さらにひっくり返してしまったから、それによる変革の波動が大きなうねりになって世界中を呑み尽くしているように見える。
このようなときこそ、政治の実力者が首相に就き、変革を先取りする政策を打ち出さなくてはならないのだが、検察リーク・マスコミ操作によって洗脳された国民は、相も変わらず、小沢一郎批判を丸呑みし、来るべき時代に即した政治改革が出来ずにいる。
菅直人が、エイズ裁判でした被害者への陳謝は、自分の心からのものではなかったのではないか。国民はそれに騙されて、菅首相を選んだのであろう。
この首相はTPP参加だけが先走り、農業改革など出来る訳がないであろう。農業改革は出来ませんと、また陳謝でもするしかない。
菅直人はいつまでも綿々と権力にしがみつかず、潔く小沢一郎に政権を禅譲すべきである。

日本通の政治家

2011年02月25日 | Weblog
私は、国文学を学んでいないが、純文学の雑誌を編集していたので、それなりに、何となく身に付いたものもあるが、その基を訪ねてはいない。
仮名遣いについても、詳しい事は判らないが、源氏物語を読んでいると、平安時代に既に、日本語文法が確立されていて、音便が遣われていたことがわかる。そういうのを歴史的仮名遣いと言うようだ。
五十音順が、インドの字母の順を真似ている事は明らかで、これも平安時代に始ったようだ。
であるから、日本語の基をたどって、復古的な日本語を復活させるとなると、平安時代から江戸時代まで国文学を学ぶ事になるが、そこまでする気はない。
しかし、源氏物語の古文を学ぶ学者が、米国やフランス、英国にいて、かなり良くできるので、そのような学者達に比して、他国の古文まで学ぶ日本人がいても良いとは思う。
古典を学ぶ事はその文化を身につける事である。日本の古典について詳しい外国人と話す時に、ある程度それを知っていないと、恥をかいてしまう。政治の世界で、日本通というのは、それとはちがって、日本の政財界に知己が多いことを言い、古語は勿論、日本語が必ずしも出来なくても、高校生程度の日本史を知っているなら、かなりの日本通である。
鳩山由紀夫が首相をおろされた時に、頻りと来て暗躍した米国の日本通はおそらくその程度ではないかと思う。

コメントのあった假名字母制限について

2011年02月24日 | Weblog
先日の、漢字制限を止めるのが良いと言う、和久井康明氏の日経新聞のインタヴュー記事紹介にまた、「假名字母の制限が問題 」(kmns)という題で、下記のようなコメントがあったので、ちょっと触れてみる。
「漢字制限は判りやすい。問題は假名字母制限ではないかと思ってをります。GHQがさうしたかったのかどうかは別として、戰後の文部行政はローマ字化のための前處理として假名字母を制限したのではないかといふ氣がしてなりません。前提となったのは明治期に構想されたローマ字。これが混亂のきはみにあることは皆さん御存知のはず。」

私が関わった、純文学作家で、旧仮名で記したのは、阿川弘之、三島由紀夫、中谷孝雄などの各氏である。
私自身は、新仮名遣いで教育を受けたので、これらの作家の仮名遣いで旧仮名を学んだ。
旧仮名遣いが本来の仮名である事は判るが、新仮名でも旧仮名でもあまり、不便は感じなかった。ただ、旧仮名のほうが、昔の文字に戻り易い事はある。であるから、仮名遣いは旧仮名でも慣れの問題のように思っていた。
新仮名でも、正確に発音通りでないものがあるのであるから、約束事で、どうにでもなるのではないか。



日本首相の売り物、兄弟愛

2011年02月23日 | Weblog
KAZUさんから、ムーディーズでも国債格下げになるのに対して、菅首相は前回の「疎い」とは違う、どんな発言を今回するか、というようなコメントでした。
ここでは、その話には言及せず、私が想像した昨日のブログの続きを記します。
森首相のMe too. に対して、ひょっとして、クリントンは、We are brothers.というblack joke を思いついたかもしれない。が、カカア天下のヒラリーに叱られるから口にしなかったに違いないという憶測である。
ロン・ヤスなどと親密さが売り物になる、「米日」関係の首相達にとって、兄弟と言われたら、これ又、首相になった時に受けたのではないか。
その席で、香山さんに亀山学長に改善をお願いしたのは、協定先の大学に留学した場合の、先方大学からもらった単位を認めて、留年にしない大学の規則を文部省と相談してつくってもらう事だ。
私が、学園紛争の時に大学側に提案した規則改定であるが、爾来、40数年経つのにいまだに改善されていないのは、文字通り、文科省の命令でしか動けない大学教育の現場である。民主党政権でこのような改善が容易になるはずだったが、変な方向になり、小学校でも、英語を教えるという改善は、その時間を増やして、国語教育を減らす事になったら、なんにもならない、幼児英会話学校である。
仕事の手段としての英会話など、大人になってからでも、必要に迫られれば、習得できるのだ。国際会議で、悔しい思いをした首相が、英会話を習得させるには、大人になってからでは遅く、小学校からが良いと短絡的に思いついたのではあるまいか。日本語もろくに出来ない人に、英語もまともに習得できないのは明らかだ。

首相の国際性

2011年02月22日 | Weblog
昨日の話題で、菅首相は国際社会でもいつも笑っているが、国債に疎いという話一つとっても、国際性に欠けているという事から、森首相も、以前、米国に行ったとき、パーティーで、外務省の役人に3つだけ教えられて、誰かと話す事になったときは、その3つだけ順序に言うように言われ、その通りに英語を話して大笑いになったと言う。 What are you? Who are you? Me too. だけ話せば良いと言われ、ビル・クリントンと話したとき、クリントンが、自分より有名な、夫人の名前を挙げて、I am Hillary's husband. と応えたら、森首相は、Me too. と応じたと言う。 嘘のような話が伝わっていて、これが、そのままではなくても、ほぼそれにあたる話があったのであろうという事になった。

ボート仲間、香山先輩、立花兄、斎藤兄と食事をする

2011年02月21日 | Weblog
インド料理とフランス料理を出す店で食べようと香山徳二先輩に言われて、斎藤攻、立花栄治両兄もよばれて、香山ご夫妻にフランス料理のコースをご馳走になってしまった。
香山夫人が25日からインドに初めての観光に行くというのもあり、ちょっと私の話を聞きたいというのもあった。デリーで、ニューヨーク駐在中に友人になったベンガル人とデリーで会うという。
ニューヨークから帰って、カルカッタ大学の副総長になったと言う。副総長は、日本で言えば、学長であると説明した。総長には首相がなるのだ。
マハートマー・ガーンディー国際ヒンディー語大学と東京外国語大学の間で、交換留学生の制度をつくろうとしているが、単位にならないと、ヒンディー語か教授に言われているから、香山先輩が次回、亀山学長に会う時に、その事を解決してくれるように頼んだ。
香山先輩、立花兄、斎藤兄は、昨年の北上川とよま漕艇場開所式にわざわざ東京から来てもらった。

元自民党の実力者達

2011年02月20日 | Weblog
今朝のバスで仙台に出たが、相変わらず、がら空きであった。
途中、河北新報を見ると、元自民党幹事長の、野中広務、古賀誠と石原慎太郎、国民新党の亀井静香が会合を開いて、記者に四谷怪談だと言ったとか。
菅政権以後を相談したのであろう。先日、亀井静香が、菅政権の内閣構成者たちを連合赤軍と一緒だと言っていたのは、私が以前に言ったのと全く同じで、軌を一にして面白い。
菅首相が、解散に持ち込めば、民主党が大敗北し、連行赤軍の面々の誰かを後継者に指名すれば、同じく無能集団が同じ轍を踏むだけであろう。ここで、小沢一郎を首相に推せば、安定政権を維持できるであろう。
しかし、そもそもマスコミに踊ろされた国民が菅内閣を選んで、政治を迷路に導いたのであるから、何ともしようがないし、いまだにその洗脳から解き放たれていないのであるから、回復不可能であろう。マスコミは相変わらず、小沢一郎叩きに終始しているのであるから、日本は混迷の度を深めるばかりであろう。この四谷怪談で、小沢一郎復活の怪談が出てくれば面白いのだが、若いまだ能力のない、首相など出たら、日本も米国同様、末期的症状を呈するであろう。尖閣にしても、北方領土にしても長い外交の歴史を持つ大国と渡り合うには、力不足であり、混迷のうちに、さらにつけ込まれる事間違いなし。日本の外交を笑って、エコノミック・アニマルとからかったパーキスターンからも、インド並みの原子力協定を求められている。腰がすわっていない、若い外務大臣や、幹事長達では、良いようにあしらわれるだけで、右翼の台頭を招くだけになる。

庭の木瓜が日差しを受けて、芽を膨らませているが、政治経済はお先真っ暗

2011年02月19日 | Weblog
パソコンに向かって坐っていると、庭の木瓜が日差しを受けて、芽を膨らませているのが見える。一昨日、昨日は雨であったが、夕べは雪に変わり、今朝は暖かい日差しで、それも融けかけている。例年であれば、3月にあと一回くらい雪が降って、一気に春到来である。
しかし、日本政治の世界では、菅直人が権力に執着するだけのため、その菅政権を、国内、外交問題に能力のない閣僚達が支えて、べとついた雪道で車を取られて身動きできなくなっている状態だ。このご仁達は、小沢一郎に政治を習って、また出直すと良いのだが、検察マスコミ操作で作られた世論に悪のりして、日本の進路を誤っている。
小沢一郎と菅直人の総裁選の時に、小沢一郎という実力者を総裁・首相にしなければならない。菅直人では、民主党政権は早晩行き詰まると記したと思うが、そのときに記した通りの展開になっている。
期待に反して、インドから帰ってみると、既に菅首相が選ばれていたため、暗澹たる思いであった。
これもそのとき以来何度も記して来ているが、外国勢力に踊ろされている検察が、マスコミにリークして日本の政治経済を滅茶苦茶にしている。
自民党~自・公政権時代から、日本は外国勢力の思うままに政治経済が動かされて来たのである。一応選挙された首相は、必ず、米国将軍様に認知していただきに参勤する習わしになっていた。
民主党政権になって、一番の実力者である、小沢一郎をマスコミ操作で排除して、米国の思い通りにならない鳩山首相も、普天間問題で排除し、権力に執着するだけの菅直人を首相につけて思うままに動かそうとしているが、もう出来ない相談である。前にも言った通り、日本の政治は混迷に陥って抜けられない。中国、米国、ロシアの軍部からすれば思うつぼであろう。米国自体が、もう世界の警察たれなくなっているのだから、日本ばかりか、世界は、米国の思い通りには動かない。マスコミ界にはめ込まれている外国勢力の先兵が、世論を動かしていることに国民が早く気付いて、小沢一郎が首相になるように政治が動けば、実力者が、政治を変えて行くであろう。小沢一郎を古い金権政治のように、宣伝して、排除するその推進者には、小沢一郎の爪のあかでも呑んでもらうしかないのでは。