芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

たらの芽

2006年04月30日 | Weblog
箆岳山からの帰途、岡谷地から赤坂に至る長い桜並木は、まだ開花したばかりであった。奥羽山脈の栗駒おろしが直接当たるせいか、小川の水温のせいか遅咲きだ。お八幡で知られる八幡山と北上川向かいの日根牛山は満開である。
我が家に桜はないが、梅の古木、三本が満開だ。毎年六月に母が、その梅を拾って、梅干しや梅酒を作っている。
昨年は、私が拾っているのに気付かず、どこかの老婆もその梅を拾いに来ていた。
今年満九十歳の母は、昨年十月来の入院で足が弱って拾えないから、私が拾うことになる。それで母が梅酒や梅干しを作ろうとする意欲をかき立てることが年寄りには大事なことだ。
その翌日、輝ちゃんが車で迎えに来た。古家の荷物の片付けに集中して、足腰が痛くなっていたので、渡りに船で、輝ちゃんに誘われて、山にたらの芽採りに行った。ワラビも沢山採れ、たらの芽は、その夜、あげて、輝ちゃんにも来てもらい、小牧氏と三人でワインで乾杯して鱈腹食べた。
ワラビは小牧氏が重曹を買ってきて一晩灰汁抜きしてから翌朝オシタシにして食した。小牧氏も、輝ちゃんも私と同年で、独身だからか、料理が上手だ。

登米の桜

2006年04月29日 | Weblog
1ヵ月半ぶりに田舎の登米に帰った。トルコで皆既日食を見て、帰途タイで遊んできたという小牧邦男氏が古家の土台上げに伴う家の中の片付けを手伝いに同行してくれた。
今回は、東京登米会が4月23日(日)に秋葉原で開かれるのに出席するため帰省を遅らせた。それと、東京登米会の会長が齋藤英武君の姉上で、その翌日、齋藤姉弟とその車に乗せてもらって一緒に帰省することになったが、姉上は、お疲れだったようで帰省を当日になって取り止め、代わりに齋藤氏のお嬢さんが来た。齋藤氏は、リウマチ、糖尿病、白内障だから、小牧氏が代わりに運転することになっていたが、小牧氏は式根島の民宿を手伝っている関係で最近大島で運転免許証をとったばかりの高速走行は初めての初心者だ。結果的には齋藤氏がほとんど運転した。
田舎に着いた翌日は、家の前にある国の重要文化財旧登米高等尋常小学校の桜が満開になった。
齋藤君の車で、北上川の日根牛土手の桜並木の下を通って、平筒沼の桜を見に行き、少し足を伸ばして、箆岳山に登った。「♪ハー奥州涌ー谷ーのー箆岳山はよー」という出だしの「秋の山歌」で有名なノノダケサンだ。山頂付近はカタクリの花が満開であった。神仏混交で、天台宗の仏教僧が神主をも兼ねて繁盛の神を祀る神社だ。


反テロ法

2006年04月21日 | Weblog
入国難民法を改定することになり、同時に共謀罪を審議している。
自民党と公明党が圧倒的多数を占めているから、両方とも国会を通過する可能性が高い。
反テロ法の名目でこの数年で次々と国民に批判を許さない法律が作られてきた。
これが、民主主義というものなのだ。イラークのジャーファリ首相は、辞職することになったという。強力な権力者は、民主主義とは名ばかりで、武力を背景にして弱いものを選挙とは関係なく首をすげ替えることが出来る。
封建時代の君主制や、王制と変わらない。
権力者に媚びて、そちら側に良い立場が得られる者はそれで良いが、それ以外のハズレの庶民は戯れ唄でも歌うしかない。
入国難民法は、テロリストという疑いがある者は強制退去できるという一見もっともらしい理屈で外国人を排除する法律だし、共謀罪はテロをしそうな者を事前に逮捕できるという、一見安全のために当然な法律だ。
しかし、ともに、政府の政策に反対する危険人物は、何でも理屈を付けて逮捕できるという政権担当者には好都合な法律だ。
米国ブッシュ政権に迎合して、いわゆる先進国は、その道をまっしぐらに走っている。自由主義、民主主義というのは本来その逆の道と思っていたが、これが、政権担当者の考えている正しい道らしい。
その政権を国民も選んだのだから、それで良いらしい。
偉い先生方が決めて進む道だから、ついていけば良いのかもしれない。
しかし、もし、戦前のように滅びの戦争にまっしぐらに進んでも、これだけの口封じの法律が出来てしまうと、強力な権力者を誰ももう止められない。
日本国民は、やはり、ほとんどマゾなのかもしれない。命令される側は、命令する側に縛り上げられて固定され、命令を何でも甘受することで生きていける時代がくるのであろう。
ある意味では楽な生き方かもしれない。

大量破壊兵器

2006年04月20日 | Weblog
大きい国のやぶにらみ王は、ジャッカルの国の隣にもおいしい水があるので、次は、その国も征服することにしました。
そのおいしい水は、世界で2番目に大きい池に一杯溜まっているのです。
ここにはセグロジャッカルたちが住んでいます。
セグロジャッカルたちは、近くのイスラーム教を信じる同胞がハイエナたちに住処を追い払われていることを怒って、大量破壊兵器を作ろうとしています。
やぶにらみ王は自分の国と、ライオンやハイエナ、パンダの国など一部の国しか持っていない大量破壊兵器をこのセグロジャッカルたちも作ろうとしていることを許せません。
もし大量破壊兵器を作るなら、虎の国の作り立ての大量破壊兵器で攻撃するという理屈を見つけ出しました。
虎の国は、その兵器をその昔、狐の国を攻撃するのに実験的に使って以来あまりに効果が大きかったので、使用を見合わせていたのですが、やぶにらみ王は、敬虔なクリスチャンだから、イスラーム教徒に対してそろそろ改良されたのを実験的に使ってみたいのです。
このやぶにらみ王はその大量破壊兵器を使うと世界中が蜂の巣をつついた状態になることなどおかまいなしです。
前にその兵器で実験台にされた狐の国の狐目首相もそのやぶにらみ王の決定に表立って反対をしません。
世界中の動物たちは、この敬虔なクリスチャンのやぶにらみ王が、セグロジャッカルのイスラーム教徒たちにいつこの大量破壊兵器を落とすのか、固唾をのんで見守っています。

改革政治家たち

2006年04月19日 | Weblog
改革を標榜して選挙で圧倒的多数を獲得した現政権は、道路公団・郵政民営化、国立大学独立法人化を成し遂げた。
お目出度いことである。
現政権が組閣した2002年頃から、小生は現政権を支持してきた人々を批判してきた。
特に、改革によって世の中が良くなるという人々に対して、かえって苦しくなるだけだと言ってきた。
改革を出来ると喧伝して、実は、中身はまやかしであると言い続けてきた。
それは、大蔵省に利権を持つ首相では、政敵から郵政省の利権を奪うことは出来ても、官僚の利権を奪うことは出来ないと考えていたからだ。
明治維新以後に築き上げられた官僚機構は、戦後も復権して健在である。
膨大な税金を官僚機構が、そう容易く手放すはずがないのだ。それをあたかも出来るようにマスコミに喧伝させて、選挙に勝っている。
国会での野党の質問と指摘に対しては、はぐらかし、ごまかし、まやかしである。子供の頃よく相手の話に乗るような素振りをしてはぐらかす遊びをしたが、それが国会で堂々とまかり通っている。
マスコミもそれにのせられて、記者クラブでは、突っ込んだ質問をする記者は恫喝され、その上司に記者を異動をするように仕向けていた。
政権を握る巨大な権力に対する批判は封じ込められるのが常だ。
大手マスコミ上層部は、政権担当者と裏で通じているし、マスコミ批判に対しては政権担当者が、様々な方法でそれに圧力をかけるからだ。
改革の中身は、国営に民営化という衣を着せ替えただけで何も変わっていない。その証拠に庶民に対する税金はかえって増えている。
特殊法人を減らすと言って、実は特殊法人の他に独立法人というのを作って、実は、そこに様々な名目をつけて税金をつぎ込んでいるのだ。しかも、改革という名前の民営化以前よりその金額は増えている。
国債などの国の借入金は現政権が担当するようになった頃の財政状況より悪化している。国の借金は770兆円と云う巨大なものらしい。破綻しているという米国の財政状況より悪いかもしれない。
こうなると、米国のように日本も軍需景気頼みの財政で政治をするしかない。国民をいつまでも誤魔化していることは出来ない。いろいろなところに綻びが出てくるであろう。年金、国民健康保険、NHK受信料と言った、税金に似たものも税金同様に強制的に取り立てるようになるしかない。
これまで、利息を0にして、国民の利息収入を奪い、銀行を救ったが、その銀行は、高利貸したちと組んで、リストラという解雇にあって困って借りた人たちを自殺などに追いつめる働きをしている。
派遣法により正社員を減らす政策をしておいて、若者が就職しないのが悪いようなことを太鼓持ち経済評論家にマスコミで言わせている。
大学時代に強姦して捕まりかかったというサディストの首相は、いまや、弱い国民を強姦しているのだ。マゾヒスト日本国民は、悲鳴を上げて実は喜ぶという、図式だ。だから大学時代に強姦したときのように英国に逃げる必要は全くない。

葉っぱのお金

2006年04月18日 | Weblog
狐の国は、虎に歯向かうための道具など作れません。虎の許しなくしては、ハイテクの武器は作れないのです。
飛ばない乗り物なら作ってもいいのです。
狐が飛ぶ鳥を落とすような乗り物を作ったら、米の国は狐にやられる心配があります。
狐の国という児童車は、ハイテクで出来ているから、ブーブー言うこともなく、米の国という親に従って、親の許した国の子供たちと仲良しになります。
狐の国がパンダの国と仲良くしようとすると、虎たちは狐の国のお調子者を煽動して、パンダの国は悪いやつだらけだと言いふらします。
オオカミの国の王は虎の言うことを聞かないので、虎の王たちは、オオカミの国の王の首をすげ替えようと思っていますが、オオカミの国の隣にはパンダの王がいて虎の邪魔をします。
パンダは、虎がだんだん囲みを狭めてくるので、虎に喰われないように、パンダの言うことを聞く隣のオオカミの国の王をそのままにしておきたいのです。
狐の国の首相たちも代々オオカミの国には米を送ったりして援助してきましたが、その送った米のなかから、裏金をもらっていますから、オオカミの国の王を簡単には辞めさせられません。
以前も狐の国にあるオオカミの国の銀行がつぶれかかったときに、狐の国の大臣たちはあわてて国有化して狐たちの税金を投入して救いました。よその国の銀行なのに。
その銀行がつぶれて、調べられると、つぶれた銀行を通して大臣たちが裏金をもらっていたことがばれるからです。
狐目の首相は何度もオオカミの国を訪れて、オオカミの王が裏金のことをばらさないように頼んでいます。
狐の首相たちは葉っぱで出来たオオカミの国のお金が好きなのです。以前にそのお金をもらって隠していた、狐の首相代理が、ばれて捕まったのですが、脱税という罪でわずかの罰金を払っただけで収監を免れ、そのうちに死んでしまったから、その件はうやむやになってしまったのです。その首相代理は山奥から出てきてその葉っぱのお金で政治家たちを動かすほどに活躍したのです。

愛国心の中身

2006年04月17日 | Weblog
愛国心教育を重視すると言い出したのは、中曽根首相の頃からである。当時、彼は、日本は米国の動かない戦艦であると言って憚らなかった。
日本が米国の先兵であることを世界に宣言して、かつ愛国心教育の重要性を主張したのだから、愛国とは日本を愛するのではなく、米国を愛することである。米帝国主義に日本国民を従属させる意図が見え見えだった。
そのようにしてしか、首相の座と政権を維持できない事情は、現在のアフガーニスターン、イラークの首相たちと同じである。
米帝国の支配下で愛国心を称揚するということは、その国を愛するということは、米国を愛するということで、植民地主義以外の何者でもないことは、英国のインド統治という先例から明らかだ。
敗戦以来、米軍は基地を日本国の北から南まで重点的に配置して、日本国民は、ソ連との冷戦に備えているように教えられてきた。
その敵もいなくなったはずの現在も、北海道、東北は三沢に、関東は首都東京を囲むように立川、厚木、横須賀に、中国、四国、九州は岩国、沖縄におかれたままという具合だ。
これに異議を唱える政治家たちは直ぐ退場させられるから、従うというよりは、キリスト教の教え通りに、右の頬を打たれたら、左の頬も突き出しているのが歴代の政権担当者たちだ。
毒を喰らわば皿までもということかもしれない。
徹底的に従えば、犬も餌を十分に与えられるのだ。
慌てる乞食はもらいが少ない。気長に飼い主につきあうのが善いということか。犬の知恵ということか。当分は、ポチでいなければならない。
政治家ばかりでなく、国民こぞって、愛米国主義に走らせれば、米国政府の覚えもよくなる。
日本は、自衛隊という軍隊は持たされたが、大量破壊兵器などの強力な武器類は、米国兵器産業まかせである。
このような仕組みのもとでは、日本の優秀な学者も、高額な給与で、米国に雇われていく。米国のドルが暴落して米国が給与を払えなくなるまでは続くのだ。
しかし、郵貯を米国の自由にできるようになったから、米国経済はしばらくは延命できるであろう。この間に日本国民を米国民並みにするには、まず、日本人に子供のときから米語を習わせる必要がある。
米国人的な発想で米国の報道を受け入れさせることが大事だ。そうすれば、日本国民は米国民並みに米国を支持するようになるのだから。世界は皆友達である。

愛国心教育

2006年04月16日 | Weblog
かねてから一部政治家たちによって推進されてきていた「愛国心」教育の必要性が現実化して、「愛国心」という言葉を教育基本法に入れることになったという。
「愛国心」は、鬼畜米英を撃つという名目で前の大戦中に戦意高揚のために盛んに使われた言葉である。
しかし、鬼畜米英に負けて、逆に撃たれてしまった日本は、それまでに軍事力によって占領してきた朝鮮、満州、台湾、樺太を返却させられ、太平洋戦争を推進した当時の首相を始めおもだった大臣たちは、東京裁判で死刑、あるいは投獄に処された。
戦争を遂行するため「愛国心」を称揚したものたちは、意気消沈して、そんな言葉を発していたことがないような、忘れた素振りをした。
国会でよく使われる、都合の悪いことを聞かれると「記憶にございません」というやつだ。
戦争に負けたときによく耳にしたのは、「負けてよかった、もし勝っていたら、日本はもっと酷い国家神道の独裁主義国になっていたであろう」という言葉だ。
私が小学校で習った中年の女の先生は、民主主義をありがたそうに教えるのだが、昭和天皇が写っている古い写真を生徒に見せるときは、その写真に向かって直立不動の姿勢になっていた。
敗戦から7年も経った1952年頃のことだが、その様子がおかしかったので、それから50年以上を経たいまでも覚えている。
当時の愛国心は、愛天皇心だったのだ。
敗戦と同時に米国のマッカーサー元帥が厚木飛行場に降り立って、勝利宣言をした。
昭和天皇は、それまであらひと神として、日本国民から愛されていたから、死刑は免れて、人間宣言をさせられた挙げ句に、マッカーサー元帥の日本統治に利用された。
米国の日本研究は、徹底している。戦時中は、米国も日本もともに敵国同士だったわけだから、政府が敵を憎む宣伝を国民にしたのは変わらない。米英語は、日本では、敵性語だから使用を禁止され、野球も米国のスポーツということで、カタカナのアウトやストライクを使用することは禁止だったという。敵性語の禁止だけでなく敵の研究も怠ったのである。
他方、米国も、日本人を収容施設に入れたりして日本と変わらないことをしていたが、それは、あくまで一般米国人向けで、日本研究は強力に推進された。
戦勝国がその研究成果を敗戦国に適用して、大いに搾取するという構図はいつの時代も変わらない。
まず、農地解放により日本を米国農業の余剰農産物の市場にして、日本は牛肉、脱脂粉乳、小麦、米を大量に輸入するはめになる。マスコミを通して動物性タンパク質の必要性を喧伝されて、それまで、四つ足の動物を食う習慣のなかった日本人は、嗜好も変えられて、牛肉を食べるようになり、学校給食には脱脂粉乳という牛乳が大量に配られた。
財閥は解体され、兵器の生産は禁止され、それまであった戦闘機などの兵器は焼却された。
飛行機も米国兵器産業から輸入させられる仕組みになった。兵器に結びつく技術開発は、特許法により米国の許可が必要になったのである。
文化的には、米国映画産業が作ったユダヤ礼賛のハリウッド映画が色鮮やかな宣伝とともに、どっと入ってきた。
米国の植民地下という現在の仕組みのもとで、日本の愛国教育とはどのような意図でされるのであろうか。
植民地日本が、宗主国である米国という虎の威を借りて、米国の敵性国中国、朝鮮と戦うための愛国教育をするのなら、それは、愛米国主義ということになり、現政権の方向性と合致するであろう。
しかし、戦時中の愛国教育も、政府のご都合主義であったし、今回の愛国教育も趣旨は変わらないであろう。

虎と狐

2006年04月13日 | Weblog
パンダの国は、大きな国で、大勢のパンダが住んでいます。隣の狐の国は、広さは狭いのですが、その割に大勢の狐が住んでいます。両方とも周辺の小さい国を従えようとしています。
パンダの国もオオカミの国も武力で狐に支配されていたことがあったのです。そのころ武力で支配した狐の大臣たちたちは、米の国とライオンの国、そして最後には熊の国にも戦争で負けて、裁判にかけられて絞首刑にされました。戦争を始めて、周りの国に迷惑をかけたと言って絞首刑にされた大臣たちは、戦死した無名の狐たちと同じ神社に祀られました。
その神社は、狐の国の王様が、王様のために戦った狐たちを祀っている神社でした。
戦争に負けたとき、戦争を始めたのは狐の大臣たちで、狐の王様には責任がないと、責任は大臣たちに押し付けられました。
狐の国の大臣たちはその神社に祀られている死刑にされた大臣たちを顕彰してお参りに行きます。
パンダやオオカミたちは、戦死させられた無名の狐たちと戦争の責任者が同じ神社に祀られるのは納得できないと怒りました。
戦争が終わってから、働き者の狐たちの多くは、黄金虫に似た小金持になったのです。米の国の虎の王様は、黄金虫を穫れるように、狐目の首相とコブトリの狐の総務相に法律を変えるよう命令しました。狐大臣たちは、すぐに言うことを聞きました。
大きい国の虎のやぶにらみ王に、無条件に服従することで、虎の王の信頼を得ている狐の大臣たちは、パンダやオオカミが怒っても神社参拝を強行して、パンダとオオカミに対しては強気です。
文字通り、虎の威を借りる狐というものです。

狐国に虎国の基地

2006年04月12日 | Weblog
キチガイー首輪をつけられている防衛長官は、米の国のやぶにらみ王に、基地を作り直すから、金を出すように言われました。
サトウキビの島の狐たちは、基地に住む虎たちがメス狐に悪さをするから、基地はいらないと防衛長官に、前から何度も言っていましたが、聞き入れてもらえません。
キチガイー大臣たちは、金で釣ってサトウキビの島の長を説得することにしました。
やぶにらみ王の言うことを聞かないと、大臣を首になるから何が何でも王の言うことを聞かねばなりません。
やぶにらみ王は燃えるおいしい水を盗りにいくときに、この基地がどうしても必要なのです。
この基地に、米の国でメス虎に悪さをしたり、殺したりした犯罪者を、収監する代わりに送り込んできて、おいしい水を盗るときに活躍させるのです。
それに、狐の国の隣にあるパンダの国オオカミの国にもおいしそうな食べ物が一杯あることが分かっているから、そこを征服するときにも基地が必要なのです。