KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

世界に誇れる

2024年09月20日 | 俳句
天気 晴
写真は、中央道河口湖インター付近の富士山です。撮ったのは7.8年前になるけれど、富士山は今も変わりないはず。

相変わらず猛暑とゲリラ雷雨の終わらない日々に、疲労困憊ですよ。
昨日の午後のピカピカドンドンのおかげで、今朝は富士山までの空気もきれいになっていて、久々の富士山が見えた。で、今朝は大谷選手の49号ホームランの出たニュースが朝から流れて、中継見ていれば良かったのに・・と無念に思った。でも明日の試合があるなら、もしかして50ー50の大記録を中継でみられるかも・・と。でもそのあと、あらま、50号も51号も達成してしまったというニュースに唖然。なんということ。今年は無理でしょう、と断言していた元大リーガー、誰だっけ? 
ともかく凄いことを、こともなげに成し遂げる大谷選手は、世界に誇れる大人物。野球を知らない人にも、後世にそんな大選手の存在は残ることだろう。
日本の誇り、大谷翔平さんと富士山と。
良い朝だった。

今頃の夕暮れの富士山。前の住居のマンションから撮ったもの。
今の住まいから300mくらいしか離れていないけれど、7階住まいとはちがい、今の住まいは同じ富士山でも手前には邪魔物だらけだ。

今日はゲリラ雷雨はないようだが、中国大陸へ上陸した筈の台風が、直角に右折して日本海を通過するのだという。中国で何があった?、台風を追い払うためのミサイルでも打ち上げた?
中国の陰謀かも・・明日まで、この猛暑は続くようだ。もう、冷房の中で暮すのも限界です。自分の家なら朝のうちだけでも切るエアコンも、ここでは全館冷房だから、食堂が寒くて寒くて・・猛暑になる、という予報の日に、何で防寒具を用意して食事に行かねばねらないの。結局、夏の終わりなのに膠原病の手足の末端症状は治らない。

最近、オナガが朝早くからうるさい。綺麗な鳥なのだが、声はだみ声で品がない。ギイギイと暑苦しい。今朝はカーテンを開いてみたら、くの字型の建物なので屋上の端っこに止まっているのが見えた。窓越しに写真を撮れる距離。が、残念ながら、スマホをスタンバイしたら、もう居なかった。

暁を尾長の騒ぐ秋暑かな  KUMI
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翅ぼろぼろになるまで

2024年09月18日 | 俳句
天気 晴のち曇のち雨

まだ猛暑日復活、どこかでゲリラ雨の気配。昨日は仲秋の名月だったというのに陽気はまだ真夏のままだ。
今日も体調良くないので閉じこもったまま。血流と心臓の動きが少し回復している・・と言われていなければ、この頭痛は脳梗塞かも、などと思ってしまう。一応、先月の検査では血管は詰まっていないらしいけれど・・
見えない体の奥のことはサッパリ解らない。

上の写真、2017年の今日、撮ったものだ。散歩の帰りの公園だったと思う。
彼岸花に黒揚羽とはすてきな取り合わせ・・とばかりにカメラをズームにした覚えがある。でも・・ヨロヨロと飛んでいくのを見たら、黒揚羽はボロボロだった。当時はまだ、私はボロボロまでいっていなかった。でも、今日見ると・・懸命に彼岸花の蜜を吸おうとしている蝶が、自分に重なって哀れ。
見なきゃよかった。


昨夜の仲秋の名月は、結局、見なかった。東の空はすっきり晴れていたので、ラウンジの灯りを消してもらえばよく見えた筈。でも、最近、私の階の夜勤職員は常勤の介護士ではなく、顔を見たこともない派遣の介護士が毎晩交代で来ている。各階に一人、当直が居るのは安心ではあるけれど、初対面の不愛想な大男の介護士に「月が見たい」と言って灯りを消してもらったり・・というのはメンドクサイ。「常勤の職員に訊かないと、勝手なことは出来ない」などということになるかもしれない。もう、面倒なことはイヤ。小さなトラブルでイライラすることが続いているので、職員にもなるべく近づかないことにしている。
満月は明日だし・・格別見たい訳でもないし・・と諦めた。
が、今日は晴れそうにない。最近は旧暦8月に「秋」は感じないのだから、10月の「後の月」、の方が良いかもしれない。熱帯夜の仲秋の名月、なんて、俳句になりそうもない。

15日締切の今月のネット句会の題が「月」だった。およそ、ここでは月を見る機会はないし、創作するしか・・と、出した句。なんだかねえ、と思った句なのに、二人が、点を入れてくれた。

月光の窓辺眠りし嬰児(やや)を置く  KUMI
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敬老会

2024年09月15日 | 俳句
天気 晴

上の猫は、パソコン塗り絵です。

敬老の日は明日なのに、今日が「敬老会」となっていた。本来の敬老の日は15日だったので、こちらの方がしっくりする。
私が入所してからは、コロナコロナで、去年は私も感染した集団感染の終わったばかりだったし、一昨年も祝うどころではなかった。なので、ちょっと美味しい昼食とおやつが出るくらい。今年は、少し自己負担すれば天ぷらに海老が付いたり、フルーツが生で出たり(普段は缶詰ばかり)。



プラス900円を出した昼食です。美味しくいただきました。「茶碗蒸し」がなかなかの美味。
何でも高くなっている時節柄、自己負担が出るのも仕方ないか、と思う。少しでも美味しいものを食べたいので、私は月1.2回の「別料金メニュー」を楽しみにしている。でも、自分で頼んだかどうかを忘れている人が多いので「隣の人となぜ違うの」と揉める人は必ず出てくるようだ。あなた、頼んでいないでしょ、ということなのだけれど・・

で、この日に、喜寿・米寿などのお祝いの年齢の人に「表彰状」が渡される。
米寿が3人、卒寿が3人、白寿が2人、そして・・100歳が1人、102歳が1人。あれ?もっと居たような。
私なぞ、若者の部類でございますよ。「まだ90歳にはなていないわ」と言う以外、年齢は絶対に口外しないことにしている。以前、雑談でうっかり「昭和二桁」と言ってしまったら、100歳近いジイサマとバアサマに「若いねえ、戦争なんか覚えていない年だろ」とまるで子供扱いされ、軽蔑の眼を向けられて不愉快だった。ジイサマはもう居ない。バアサマは白寿で、まだ元気ではあるけれどほぼ寝たきり、口だけとっても元気で介護士泣かせのようだ。

そして驚くのは、100歳越えのお2人のこと。お2人とも男性で、杖をついてはいるが自力歩行していて、耳は遠いものの認知症ではない。ことに102歳の方は、酸素ボンベは使っているもののまだパソコンも使っているらしい。とても紳士。
100歳のジイサマの方は、未だに文庫本を読んでいる。私はもう、あの字を読み続けるのはちょっと・・

午後はボランティアのクラリネット演奏があった。これも、ボランティアが自由に入れるようになったおかげ。でも、まだ今も流行しているらしいので大勢の集まりは怖い気がする。

遠富士の雲より覗く敬老日  KUMI
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異変は植物にも・・

2024年09月14日 | 俳句
天気 晴

写真は今年のものではありません。
今日も、猛暑寸前まで上がったようだ。埼玉県なら間違いなく猛暑だったかもしれない。
その埼玉の、少し山沿いでさいたま市や熊谷市よりは涼しい筈の、彼岸花の名所・巾着田で、まったく咲かないのだそうだ。彼岸入りまで1週間、そろそろ気の早い花は咲く筈なのに・・
写真は、2017年の9月13日のもの。いつもの散歩道の公園に隣接する林に、彼岸花の群生している場所がある。彼岸花は以前住んでいたマンションの裏庭にも結構な数で咲いたので珍しくもなかったが、林の奥の方が写真になる。
無論、この年もまだ早かったものの、いつものように白花はかなり咲き揃っていた。 白の方が赤よりも早いのには何か理由があるのかも。今年は?やはり、巾着田のようにまだ咲いていないだろう。




水引草も、暑さでまだ咲いていないかもしれない。
彼岸花は気温が一定の涼しさにならないと咲かない。「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、秋彼岸になると彼岸花の咲く気温まで下がるのだ。開花に必要な気温は確か、20℃くらいだったと聞いた記憶が。だから彼岸花は暑さのおさまる彼岸には必ず咲くことになっているはずが・・
昨日のテレビ中継では、名所の巾着田では、咲いている花を探すのも大変なくらい、ほぼ咲いていない状態のようだった。花が痛んだとかいうことはなく、球根で咲く花なので、気温が下がればいっせいに芽が出ると思われる。あの、大量の花がみごとに一面に咲く川岸の林に、ほつほつとしか咲いていないとは・・(あんまり好きな風景ではないけれど)
何かショックだった。農作物と同じく、異常気象に花も敏感なのだ。




(写真は、2017年の、再掲のもの)
あと1週間経たないと、秋らしい気温の日は来ないようだ。

穂芒の揺れて遠嶺の雲消ゆる  KUMI
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残暑の猛暑日

2024年09月13日 | 俳句
天気 晴

猛暑日が戻ってしまい、いつになったら秋が来る?状態はまだ続く。
写真は、2017年9月の向島百花園の写真。スマホの写真がなぜカメラ写真のファイルに入っていたのか不明だ。隔月の吟行句会のときに撮ったものだが、もしかしたら、薄とスカイツリーが珍しかったのかも。スマホのレンズは広角な
ので、実際にはもっと大きく見えている。

暑さやらゲリラ豪雨やらで、体調最悪、出かける機会もなかなかないので閉じこもりっきりだ。ちょっと駅前まで買い物に・・と思ってもドラッグストアの開く10時には太陽ギラギラだし、午後は曇ってきたと思ったら黒い雲だったり。ゲリラ豪雨がまともには来ない地域とはいえ、埼玉に降る雷雨のおこぼれはこちらにも降る。出かけるきっかけがどんどんなくなる。
もっとも、先月からは希望者に生協の宅配を施設が世話してくれている。ネットスーパーよりも内容が充実しているので、食材を買わない身なら、ほぼ90%の物が手に入るようになった。益々閉じこもりバアサンになっていく。

いつも食事のテーブルで一緒の人が、昨日の午後、救急車で入院になった。昼食を終えて私が先に部屋へ帰り、階の違う彼女がそのあとで立ち上がったという。だから私は見ていない。
「躓いたのか倒れたのか解らないけれど、尻餅をついたの。でも、立ち上がって自力で歩いて帰った」と、前の席に座っている人の話。なので、入所者に多い転倒→圧迫骨折、なのか、脳梗塞の入院歴があると言っていたので、血管系なのか、解らない。職員は、当然ながら入院の事実以外は言わない。
先週も、救急車で運ばれた人が居る。部屋が近いので時々話す人だったが、彼女は一度転倒して車椅子になって退院してきた。よくある圧迫骨折で、軽度の認知症だったから、リハビリをしていたのに歩行は復活せず、毎日イライラしていた。歩けないまま、何かが急変して救急搬送になったようだ。部屋が離れているので、私は知らなかった。

ここに居ると、ともかく車椅子生活にだけはなりたくない、と思う。昨日入院した彼女も、脳梗塞の既往症があるので少し足は不自由だったが、館内は杖も不要だった。どうなることやら・・さほど親しくしてはいなかったけれど、心配になる。
人の心配をする余裕なんかないのにねえ・・と思いつつ。私の心臓の動きは少し回復した、とはいうものの、歩く速度はだんだん赤子みたいなよちよち歩きになりそうだ。転倒だけはしないこと、と毎日祈っている。

挨拶は今日も残暑の愚痴ばかり  KUMI
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秋はもう来ない・・

2024年09月10日 | 俳句
天気 晴

写真は無論、今日のものではない。2018年の彼岸明けの昭和記念公園。ネットのニュースに今日の公園の黄色いコスモスの写真が載っていた。昭和記念公園は始終行ったが、コスモスを夫と見たのはこれが最後だったかも・・早咲きの黄色いコスモスだったからよく覚えている。
彼岸過ぎだったから、もうそれほど暑くなかった。



昨日の天気予報で、ともかく今年は秋の訪れが遅い、とのこと。9月は今の真夏状態が続き、10月まで引き摺るかもしれない、とのこと。ゲリラ雷雨もまだ続くようだ。昨日の夜も、どこかでかなり降ったらしい。今日は、今のところ大丈夫?

コスモスの便りを聞くと、秋を感じるのが普通だったけれど・・今年は真夏のコスモスになる?
そういえば、そろそろ箱根駅伝予選会。公園隣接の陸上自衛隊駐屯地が出発地点、ゴールが公園の「みんなの原っぱ」(下の写真はその端っこ)。コスモスの間を駆け抜ける若者たちの疾駆はまさに風のようだ。
今年は10月19日とのこと。普段なら走るには絶好の陽気なのに・・まさかとは思うけれど、今年は真夏日で、熱中症の心配があったりして。


関東では、1年の半分近くを夏の気候が占めるようになってしまった。あとの半分を秋・冬・春が分け合うという何とも情けない四季。これではもう、「四季のある国」などと自慢出来ない。
夫の還暦記念に、北欧へ旅行した。そのとき、氷河へ案内されて「50年前はここまで氷河でした」という標識から、氷河までが100m以上もあっただろうか。今、あの氷河は残っているのかしらん?シベリアの凍土がどんどん融けているというし。

懐かしき人らを思ふ花野みち  KUMI
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格闘・対スマホ

2024年09月08日 | 俳句
天気 晴のち曇

今頃撮った、4年前のダリア。4年前はまだ公園へ散歩に行けたのだ・・と、妙な感慨。

で、昨夜起った事件は・・スマホの操作をちょっと誤ったら、トップ画面のアイコンがぐちゃぐちゃになってしまい、一時はもう、使えないかも・・と思った。何とも哀れな老人の闘いであります。

日にちだけは秋になってきたし、スマホのトップの写真の夕焼けは暑苦しい、何か秋らしい写真に変えよう・・と思い立ったのが間違いの元だった。写真は自分の撮ったものがあるし、季節ごとに変えるのは普段からしていたこと。
で、いつものように「設定」のアイコンを押して、いつものように慣れたことだけをすればいいのに、ついでに使わなくなったアプリを削除しようかな、と欲が出て「アプリ」の場所を開いた。そこに「着せ替え」というのがあって、どうやら、スマホのトップの画面を色々と替えることが出来る。買い替えたばかりの頃、試してみようと思ったが面倒で止めたことがあった、ま、1年半も使えば少しは慣れたスマホなのでトップ画面を変えてみるのも気分転換・・
と思ってクリックを繰り返していたら・・あら、元の表紙の画面が変になっちゃった。慌てて別の場所をクリック、すると、え!いつも使っていた画面ではない、変なアイコンになってしまい・・いつも使う「朝日新聞」も「ウェザーニュース」も消えてしまい、あら、電話のアイコンもなくなっちゃった・・

パニックです。もう、目は疲れるし・・

結局、操作ミスでアイコンがすべて「初期化」されてしまったようだ。何が間違ったのか解らないが、1年半かけて使いやすく並べたりしたアイコンがバラバラになってしまい、買った時の状態に戻ったのだ。無論、アプリそのものは残っていて、新聞も天気予報も見られるようにはなった。

今日はボチボチと元に戻している。ところが、その「元へ戻す」という作業もよく解らないから元へは戻せないまま。緊急時の電話とか、使いやすくしていたのに・・
なんたって指先は強皮症の影響で、今は右手と左手の使える指にも限度があって・・両手とも人差し指が今は故障中で使えない。右手薬指は使い過ぎで攣りそうだ。

ホトトギス草の終いの花。

スマホは使いこなせないままに人生が終わるのだろう。仕方なし。使えることを「凄いですね、私の母なんか70歳なのにラインを覚えるのに大変でしたよ」と言った看護師に「そんな風に、スマホを使えるのが凄いこと、と褒めたりするから、覚えないのが当たり前、と年寄が甘えてしまうのよ。凄い、なんて褒めるのもモラハラの一種よ」などと偉そうなことを言ってきたけれど・・やっぱり年寄にはスマホは覚えきれなくて当然のようだ。
この「闘い」のせいで、免疫療法の副作用もあって、ドライアイがちょっとひどくなってしまった。でもこれは、自業自得でしょ。

火蛾一匹老人ホーム騒つかす  KUMI
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少し秋めく空

2024年09月07日 | 俳句
天気 晴

昨日の朝の空。今日も同じで、朝はまあまあの秋めいた青空になってきた。朝だけは自室に冷房は不要なのがとても爽やか。
猛暑は終わったようだが残暑は続くらしい。最近は「暑さ寒さも彼岸まで」は通用しない。秋彼岸まであと半月・・短い秋はいつになるやら。

昨日・一昨日と二日続きの通院で、予定通りとはいえ疲れた。本当は仕事の合間に付き添ってくれたあーちゃんの方が疲れた筈なのに・・患者もかなり疲れております。

一昨日は年に何回かの膠原病の定期通院。検査は他科のものを参考にするので不要だし、どーということないのだが・・何しろ、通院のたびにあれこれと症状が増えていく病気のようだ。診断されてから3年目、他に色々病気持ちだし命に関わることもないだろう、と思っていた。でも、八代亜紀さんがこの病気で亡くなってからは、あまり良い気分ではない。今のところ強皮症がいちばん目立つ症状で、夏なので何とか凌いではいるけれど・・とにかく血行を良くしなくては、冬が辛い。手足の末端の症状などは良くならない。
医師は血液の巡りを改善する薬を又勧めてきた。以前に飲んでひどい副作用に中断した薬。そりゃ、ガマンして飲んで数日で膠原病が退散してくれるなら飲みますよ・・でもそうはいかないので、今回もお断りした。免疫療法の副作用だけで目いっぱい。

昨日は、循環器科と皮膚科の診察。皮膚科は、殆どが膠原病と、免疫療法の副作用で出る症状なので診察は簡単。塗り薬を出してくれても治らないけど、気休めにはなる。原因の解るだけでもほっとする。

さて、問題は、循環器科の、大事な心臓の検査結果などの総合診断。
結果、え?心臓の動きが少し改善されている? だって、6月には狭心症を起こしてニトロを使うことになってしまったじゃない、それに最近のこの動悸息切れは?
と思ったが、エコー検査の画面の説明を見ると、ドクターの言うように素人目にも半年前より動きが良くなっている。でも、狭心症と診断されたときのあの痛みは?背中を象に踏んづけられたみたいだったけれど・・
でも、あれ以後は小さな痛みが昼間の安静時に起きてニトロを使ったけれど、それっきりだ。ドクターは「不整脈が出たのでしょう」と。ともあれ、薬が効いたということらしい。私の悩みだった、利尿作用の強い薬を1ヶ月中断して経過観察しましょう、ということになった。
ほんとにいいの?あの薬を飲まなければトイレの心配が減って、とっても助かるかれど・・ま、主治医を疑うのもおかしなこと。

肺がんの免疫療法は点滴から2週間経過して、今がいちばん副作用もひどい時期。それでも、以前ほどには辛くない。体が「薬慣れ」したのかもしれない。心臓に負担のかかる薬なので、心臓の症状が改善したのは良かったことだけれど・・
今は強皮症の末端症状の方が辛い。足の親指の腫瘍が治りきらないので、夏が終わるのにまだ靴が履けない。あと少しなのに・・焦っている。

何だかねえ、病気のことを書いたら、延々と書けそう。夫が生きていたら「恥を晒すのはやめろ」と言うかもしれない。でも、生きているから病気になる。
心臓が改善してしまったので、もう暫くは生きねばならないようだし。

九月来る一粒減りし飲み薬  KUMI
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「遠い秋よ・・」

2024年09月03日 | 俳句
天気 曇時々雨

朝刊の一面の見出しに「秋はまだ来ない」と。台風は消滅したのに、秋はまだ・・という記事?と思い、読む気もせず。
今日はちょっと涼しい。でも、週末からはまた厳しい残暑が待っているらしい。

今年米がスーパーから消えた、というのは本当らしい。あまりそういう映像を流すと、余計に買い溜めを促進するから・・という配慮があったのかどうか。今は堂々と報道されている。関東では新米が出回ってきたからだろう。今の私は食料はあまり買わないが、他に必要な食品や日用品は、先月からはこの施設でグループ使用できるようになった生協に注文している。関係ないけれど、今年米の注文は終わっていて、新米の注文は自由に出来る。千葉産茨城産が多い。新潟も出始めた。贅沢に新米なんて出して貰えないような施設暮らし・・指をくわえて見ているしか。
毎年届いたコシヒカリの新米、ちょうど9月初旬だったっけ・・と懐かしい。

稲田の写真は、昔、今頃行った秋田県。秋田新幹線の窓から撮ったものだと
思う。男鹿半島へ行った。ナマハゲを見たっけ・・


多摩地域には、大規模な水田はない。多摩川近くに少しだけ水田の残っている所はあったが、今はどうなのだろう?
江戸時代、吉宗の頃からこのたりは江戸の人々へ野菜を作るための開墾地だった。なので、稲田の風景を見ると背筋が伸びる気持になる。
母の実家は精米業で、祖父を頼って戦争中に疎開して、私はそこで育った。江戸時代は江戸へ米を運ぶ廻船業もしていたとかで、農家ではなかった。が、自家の田んぼは少しだけ持っていて、母は手伝った。田植えも収穫も、私連れで(自分では手伝いをさせられた、と思っていた)、素足での田草取りは蛭に足の血を吸われ、稲刈りは稲がチクチク首筋を刺し・・今考えれば家に置いてくるには幼かったので、母は仕方なく子供連れで手伝いに行っただけ。昼めしのおにぎりは美味しかったけれど。
あんまり楽しくはなかった。でも、「百姓は百の手をかけて米を作る」という苦労は解かる。なので、母はご飯を食べ残すことを物凄く嫌った。一粒たりとも茶碗に残してはならないし、ちゃぶ台に落した米粒は無論、床に落しても拾って食べねば怒られた。まさに「いただきます」精神を叩き込まれた。
今、ここの私の周りの人たちは、やはり「ご飯を残してはならない」という戦前の教えを守る人が多い。さすが・・と思うのだが例外もある。毎食、大量に残している人が・・副菜は食べるので「ご飯はあまり好きじゃないの」とのこと。2人とも私と同じ年代。
「無理して食べなくてもいいのよ」と職員は優しいから(そりゃ、戦後の教育ですから)、私の近くではないが目にしてしまうと腹が立つ。
ご飯の量は、毎食とはいかないが、50g単位で人それぞれに決めることが出来る。200gが最大で、女性は150gが多いようだ。私は100g。腹八分目、には少し足りないくらいが良い。次の食事のまでの時間が短いので。
余計なことだが、何もかも値上がりしている今、無駄に捨てる米はやめて欲しい。毎食残すのなら分量を減らせばいいのに「食べる人が自分で調整すればいい」と、以前、看護師に言われた。金を払ってあるのだからあとは自由・・って、私には納得出来ない。

師の齢(よわひ)越してをりたる秋思かな  KUMI
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居座り台風

2024年09月01日 | 俳句
天気 曇時々雨一時晴

写真は、2018年の9月1日に撮っていたもの。最近は全く外へ出ないが、多分、ネコジャラシくらいはその辺にも生えているはず。

台風は、まだ太平洋をウロウロしていて、静岡あたりへ北上して、熱帯低気圧になるという。もう、台風の脅威はなくても、雲はまだまだ脅威になって雨を降らせるようなのでこれでお終い、とはいかないようだ。雨量を積算すると、都心よりもこちらには驚くほどの量が降り、無論、山沿いは止んでも土砂崩れが怖い。
市内にも警報が出ている。山はないが武蔵野を縦断する「ハケ(崖)」が通っている。このあたりはハケの真上になるので雨は関係ない。(地震があったら怖い場所)半世紀前だったらこれだけ降ったら、多摩川の源流・支流が大暴れしたと思う。今は、市内を源流にする野川も調整池が作られていて、氾濫しなくなった。ただ、最近のゲリラ豪雨で降る量は、想定を越えるかもしれないという。
先日、新宿駅前のマンホールの蓋が水圧で空高く舞い上がる、という衝撃的な映像が流された。あの宙を舞った蓋、150㎏あったのだというからびっくり。しかも、その飛んだ蓋を通行人らしき若者二人が軽々と運んでいる映像に二度びっくり。
噴水みたい、なんて思って浴びてはいけません。マンホールから跳ぶ水は下水なのですよ。トイレで流したアレも入っておりますよ。

でも、その「水」の溢れた地下鉄の駅の映像が、世界的に仰天ニュースになっのだという。私もテレビの映像で見た、道路から地下鉄市ヶ谷駅のホームまで流れ込む水。普通ならそうなる前に止水板で止めるところだが、間に合わない事情があったようで。地下の駅に流れ込む都会の洪水なんて昨今、東京でなくたってどこの国でも珍しくもない映像、と思ったのだが・・話題を呼んだのはその水のことだった。
「東京の洪水の水は飲めそうに澄んでる!」「ゴミが全く浮いていない」「水道の蛇口から出た水のよう」そういえば・・とは思うけれど、日本では当たり前のことです。ま、セーヌ川の水よりは綺麗かも・・とはいえ元は下水ですよ、お気を付けて。

今日は東京では「防災の日」つまり、関東大震災の起きた日。
今日が何ごともなく済みますように。
2018年9月1日の写真をもう一枚。珍しく朝虹が出た。マンションのベランダからの写真。カメラが間に合わず、慌てて手元のスマホで撮ったもの。


夫の不治の病気の発覚する3ヶ月前のことだった。わずか数年前なのに懐かしい。

水底を魚の影ゆく野分あと  KUMI
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