大きな富士山

天気　晴

お彼岸の墓参りに。今日は大きな富士山が見られる・・と朝起きていつものように遠い小さな富士山を見てうきうき。・・墓参り、とはいえ久しぶりの遠出でもあるし、楽しみであることは間違いない。
新しいカメラレンズで、富士吉田に入ってから高速道の車の中から撮ったら、こんなに大きく写った。
そして富士吉田の料金所の手前で。


スマホで撮るとこんな風にしか写らない。


今日は一日富士山三昧、と思ったら、墓地へ着いたころには雲が多くなった。
帰路、山中湖近い「花の都公園」へ寄った。雲の広がる前の富士山。

ここは、花の向こうに富士山が見られるので、最近は外国人観光客にも人気の場所になっているらしい。いつもならコスモスが咲いているのに、今年はまだちらほらだった。

遅い昼食をとったら、富士山はもう雲に覆われていた。
でも、お花は撮れるし園内をゆっくり歩けば何かにぶつかる。蝶も飛んでいる。
・・と、今日は久々にカメラ三昧、と思ったら、突然、シャッターが動かなくなった。あれ？こういうときはバッテリー切れのはず。でも赤い警告文は出ていないし、第一、バッテリーの充電は今月初めにしたばかり、そのあとは彼岸花を撮ったのとベランダから何枚か撮っただけだ。どこを押してもカメラは作動しない。
やっぱり、壊れた～～　と、10年以上前に知人に譲っていただいたカメラの寿命を思った。何しろ13年前くらいの機種で、3年前にカメラの外側が少し壊れたことがあり修理がてらオーバーホールしてもらった。故障したら、もう部品がないかも、と言われていたのだ。

ということで気落ちして、でもそうなれば思い切って新しいものを買えばいい訳で。
と覚悟をして、夜になってからもう一度カメラをのぞいたら「バッテリーが消耗しています」という警告文が・・
なんで今になって警告するのよ～～　という気持。
でも、こんなに早くバッテリーが消耗するのはおかしい。いつも、100枚は撮れるのに。

ともあれ、大きな富士山の写真だけは無事にパソコンへおさまった。
仕方なく、帰り際にスマホで撮った写真。




富士山が見えたら、心残りになったかも。

富士よりの風渡りくる花野かな　　KUMI

湯の湖から丸沼高原へ

昨日の続き。
22日に泊まった湯元温泉のホテル。洋風ホテルに和風をプラスした老舗ホテル。部屋も料理もとても良かった。


すっきりと晴れて、薄い長袖で済む気温。1000ｍを越える高原とは思えない気温だった。ホテルの人の話では、いつものこの時期なら朝はストーブが欲しい気温だという。白いヤシオツツジと新緑と残雪の山が爽やか。




ホテルの前が湯の湖。その湖から落ちる湯滝は、一枚岩を辷り落ちる迫力のある大瀑布。
これもまた、大き過ぎる滝なのでズームレンズでは入らない（泣）なので全体はスマホで。

金精峠からの湯の湖と男体山。


新緑の道を丸沼高原まで。日差しが強くても、沼のほとりはまだ春になったばかりの風景だった。




沼田まで下ったら、暑い暑い・・
でも、食事に立ち寄った道の駅で、巣作り中のツバメに出逢った。建物の軒先に何組かが巣を造っていて忙しそうだった。


久しぶりの旅、なぜか帰宅してから体調が良くなっていた。
ストレスが体調には一番の敵、と解った。

蒼天のしんとありけり滝の上　　　KUMI

新緑の奥日光

22日の話です。

友人夫婦に誘われて、なんと、一年半ぶりに一泊の温泉行きとなった。
あれこれと追われ、旅行なぞ行く気分にもならなかったので、有難いお誘いだった。スキーやら旅行やら長年ともにしてきた友人なので気兼ねもなく、車に乗せてもらっての優雅な旅。新緑の中をドライヴするのはなんとも爽やかだった。
真夏の暑さの関東平野を抜けて、いろは坂を登ればもう暑さは無関係。前回行きそびれた明智平のロープウェイで、一度は見たかった遠景の華厳の滝を眺めるつもりが・・
季節外れの暑さは1000米を越えた高原にも及んでいて、靄のかかった足元の風景にがっかり。


竜頭の滝に寄ってみる。この滝、前回は紅葉の季節に行ったのでみごとな風景だった。新緑もまたみごと。
ところが・・カメラのレンズをズームしか持っていかなかったので、全景が入らない。こんな時はスマホが便利。全景だけはスマホです。


龍の頭の左右のズームアップ。






昼食のあとは中禅寺へ寄ってゆっくりと仏様に親しめた。












戦場ヶ原は雲ゆき怪しく、時間的にも遅くて、寂しい風景だった。




翌日は金精峠を越えて丸沼高原へ（続く）

新樹光眉目やさしき観世音　　　KUMI

赤城自然園

10月31日から昨日まで、上州～越後へ紅葉を訪ねて。
6月に体調を崩して手術入院まであって、墓参以外で東京を離れたのは久しぶりのことだ。
体調は完全ではないけれど・・というか、完全にはもうならない障害を持ってしまった・・友人夫婦と楽しい2泊３日を過ごした。

１日目は、群馬の赤城自然園へ。
ここは、年間開園ではないので開園日を確かめてから行かねばならない。企業が、赤城山の麓に自然を残して観察できる広大な一画を作った。初夏に二度行っただけなので、どうしても晩秋に行きたかった。
ただ、お天気は今ひとつ、紅葉も楓はまだ早かった。でも平地よりは早い木々が様々に晩秋の色合いを見せてくれて楽しんだ。ともかく、念願叶った訳で。


錦木の紅葉と赤い実が、あちこちで楽しませてくれた。


連休とはいえ、ここは静かに歩く人たちだけで心やすまる。


翌日は、快晴の越後平野へ。それは明日にします。
他の写真も、後日まとめてデジブックにします。というほどには写真は撮っていませんが。

雲間より日差しこぼるる紅葉山　　KUMI

快晴の越後

これ以上ない秋晴れ、今日は長岡へ。
県立美術館のある公園で紅葉満喫。