KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

句会・大久保

2011年05月21日 | 俳句
天気 晴

昨日に続く夏のような陽気で、暑がりの人は冷房が欲しかっただろう。湿度は少ないので私には快適な気温だった。
午後、句会で大久保へ。JRも冷房を入れていたようだ。今夏は節電で電車の冷房もかなり高めになるようなので、電車の冷房に悩まされていた私には快適な夏になるかもしれない。句会場も、利用者自身が冷房のスイッチは入れることになっている。でも、暑がりの人のことを思うとあまりわがままは言えずガマンすることが多かった。冷え対策にスカートは禁物、大判のスカーフを手放せず・・
今夏は、遠慮せずに節電のため、と言うことにしようか。

今日は11人といういつもより少し多い参加、男性も多いので様々な句が出てくるので吟行とは違う面白さがある。原発・地震という句も出る。私も、水曜の句会の席題に出た「麦の秋」から発想した句を出してみたのだが・・
 原発に続く鉄塔麦の秋 KUMI
関越道を6月半ば過ぎに通ると、上州の麦畑の風景を見ることが出来る。関東平野に連なる鉄塔、その先は一体どこの発電所になっているのだろう、といつも思っていた。平和過ぎる季語と、今は不安要素の原発とを取り合わせるのも悪くないと思ったのだが・・やっぱり意見は分かれて。でも、悪くはない句、と私は思っていて。

会場の俳句会館まで百人町の狭い道を歩く。元は内藤新宿の百人同心の住んだ地、ということで今も町名が残されている。勤めていた頃に関係のあった施設のそばを通る。庭もない狭い地なのに、民家やアパートでは花を咲かせていてそれを眺めていくのも楽しみだ。

新宿区百人町の薔薇の垣 KUMI
コメント (2)
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