KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

初冠雪・生田緑地吟行

2016年10月26日 | 俳句
天気 晴

朝、カーテンを開くと富士山頂が白い帽子を被っていた。
初冠雪。これが見えると、いよいよ秋が深まる・・というのがいつもの年のこと、でも遅い冠雪というのに今年は暑い日となった。なので、朝の富士山もすっきりとは見えなかった。

季節外れの暑さとはいえ青空の広がる一日で、木蔭はひんやりと秋の空気、気分の良い吟行だった。


会場が緑地の上にあり、緑地内の岡本太郎美術館の屋上(3階になる)から行くことが出来る。いつもは下から見上げるだけの母の塔を今日はまじまじと眺めた。


でも、吟行の間、誰にも会わないかった。なぜ?と思ったら、午後の句会で判明。殆どの人たちが広い緑地内の薔薇園へ行っていたのだ。私の中では、薔薇園へ行くという選択肢はなかった。会場から遠いし、何よりも、秋の薔薇は句材としてはとても難しい。
句を作るよりも写真を撮りたくなる。
句会では、薔薇の句が圧倒的に多くて、失礼ではあるけれどうんざりした。やはり薔薇は初夏の花。無論、秋薔薇として素敵に句にしたものも多かったけれど。
今日は天気に誘われて久しぶりにかなり歩き、疲れた。

富士に初冠雪背筋伸ばさねば  KUMI
コメント (4)
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