天気 晴
塗り絵にハマっている。でも、私の好みのデザインが少なくなってきた。
上の絵は、春を待つ最近の気分には合いそうだ。
昨日はCT検査と免疫療法の点滴の日で、昼前から夕方まで病院。いつものように、あーちゃんが来てくれて、一昨日の続きで体調悪かったので嬉しいこと。病院内の移動を自分のショルダーバッグ一つ持てば良い、ということが冬の通院では本当に楽だ。
CTの検査結果は、他の検査同様に院内のオンラインで主治医がパソコンを開けばすぐに解る。
普通のレントゲンは毎月撮っていて、おおよその現状は「悪化はしていない」と言われていたが、CTの詳細な結果を画面で見せてくれると、納得する。一昨年末にこの治療を始める前の検査画像と比べると、明らかに腫瘍部分が薄れている。肝臓その他への転移もない。治療を継続するか休むかやめるかは、本人の意思で決まる。毎回、副作用の状況を書き込んで提出する時にそれを書かねばならない。イレウスの直後は休んだが、今回は・・ 4週間経っても回復しない腸のトラブル、でも、我慢出来ない訳ではないし、こう寒いのではどうせ部屋に籠ることが多いし・・15回目も頑張ってみよう。ただ、これ以上は痩せたくない。というか、痩せる余地がもうない。がんで痩せた訳ではなく、治療の副作用で痩せた、と言い訳したいけれど、大声で言えることでもないし。
テセントリクのパンフレットと、治療中に記入する記録ノート。
化学療法室は今、改修工事中で、院内の催し物を行うホールが臨時の点滴ルームになっている。今日は、たまたまいちばん隅っこの場所だったのでスマホでパチリ。
キビシイ病院なので、どこであれ、写真は禁止。でも点滴台くらいはいいでしょう。ちなみに、この点滴の薬、使用量は体重で決まる。激やせに超のつく私は、高い薬をとってもお得な値段で使わせていただいています。
2年もつかな、という命を、最後の手段の免疫療法が私の「肺がん」には効果があった。命拾い、ということだろうか。点滴しながら、考えてしまった。テレビの映像で見たトルコの地震や南米の豪雨による土砂災害、その他天災が最近の地球ではひっきりなしに人間の命を奪う。それに加えて戦争などという命の奪い合いの無駄な消耗まで・・。まだまだ生きて地球に足跡を残す必要のある若者や子供たちが命を奪われていく。画面を見ているのも辛い。
元気な間は私も一生懸命生きたつもりで、少しは存在する意義もあったけれど・・今は、こうして治療するためだけに生きているみたいな日々だ。
それでも、まだ健保適用になって何年にもならない新しい薬。治験の延長のようなデータには役立つかしらん?・・という結論で自分を納得させた。
古き屋根古き門扉や梅白し KUMI
何気なく拝見していましたが、春そのものですね!
>あーちゃんが来てくれて、・・・自分のショルダーバッグ一つ持てば良い
それは助かりますね。
>前の検査画像と比べると、明らかに腫瘍部分が薄れている
いろんな治療が効いているということですね。
>たまたまいちばん隅っこの場所だったのでスマホでパチリ。
はっはっは、楽しいです。
>・・・画面を見ているのも辛い。
私も特に幼児の被災とか、強盗犯罪のニュースなどはテレビ画面から目を逸らします。
>治験の延長のようなデータには役立つかしらん?・・という結論で自分を納得させた。
そういうことですか。
どうぞお大事になさって下さい。
有難うございました。
何だか、健保適用で安い支払いで(高額療養費の限度があるので)申し訳ないような。
寿命の延びるのも、社会全体から見たら良いやら悪いやら・・です。
雪に白くなっていく街を見ていると、何だか悪いことを浄化してくれるような・・
塗り絵、結構「ボケ防止」と思っています。
テレビのコマーシャルの間とかにしています。
実際に鉛筆など、今の私は(指がまだ痛く)使えませんので。