KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

遠のく昭和

2021年04月05日 | 俳句
天気 曇一時雨
 
近所の「蔦の家」、新芽が出て春らしい勢いが出てきた。窓だけは開くようになっているし、人は住んでいるらしい。それこそ、昭和の頃からこんな状態だったように思う。駅に近いのにあまり駐車する車のない、妙に安いコインパーキングは、この家のものらしい。あまり、近くへ行って覗くのも・・
先日、私のようにスマホで写真を撮っている若者を見かけた。
 
午後、整体治療に行く途中、通りがかりの駅のコンコースで買いたいものがあり立ち止まったら、あ、お財布がない・・というか忘れてきてしまった。期日限定の出店なので「PayPayでは無理よねえ」と訊いてみたが無論無理。「カードでしたら・・」と言われても、カードもすべて財布の中で。
JRの電子マネーとスマホだけで外出出来てしまうのも、便利ではあるけれど、緊張感がなくなる。物忘れと忘れ物には気をつけよう。(治療費はPayPay払い可能)
 
夕方、橋田壽賀子さんの訃報。いくらお元気な方でも、やはり100歳までは無理だったのか・・と思う。確か、長兄と同じ大正の最後の年の生まれだった。まさに、昭和を生き抜いて、昭和のドラマの名作を残した。
 
ご冥福をお祷り申し上げます。
 
背に昭和負うて老いたり余花の雨   KUMI
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4 コメント

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Unknown (小父さんK)
2021-04-05 22:40:11
「蔦の家」って?TSUTAYA?と考えこんでおりました(汗)
写真をよく見ると蔦が這っているじゃありませんか?
本当に小生もボケの域に入ってきたようです(笑)

>安いコインパーキングは、この家のものらしい

面白いですね。

>「カードでしたら・・」と言われても、カードもすべて財布の中で

ありゃ!

「JRの電子マネーとスマホだけ」で移動されるとは!
KUMIさんは、令和の最先端の人ですよ。

>治療費はPayPay払い可能

へーっ、進んでいますね、私の生活圏にはそん所はないです。

橋田壽賀子さんのドラマでは、1976年NHKの銀河テレビ小説枠で『となりの芝生』を興味深く観ていました。
山本陽子さんと前田吟さん共演でしたね。

身の回りの昭和って当たり前に思っていましたが、私が子供の頃、明治・大勝・昭和と自然に口から出ていたように、いつの間にかほとんど一番古い元号になってしまったんですね。

橋田壽賀子さんのご冥福をお祈りいたします。
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美しい! (ふきのとう)
2021-04-06 08:39:32
もうこんなに青蔦になっているのですね、美しい!私も蔦の壁に憧れましたが建築関係の方から止めた方がいいと言われ諦めました。電子マネーを操り見事な金銭管理ですね、プリペードカードでぼちぼち暮している私です。我が町のコロナ罹患者は間違いではないようです。
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小父さん、明治欄がなくなりました (KUMI)
2021-04-06 15:40:31
親が明治生まれ・・なのですから、何とも古い人間になりました。
最近まで明・大・昭・平、と生年月日を書く欄にあったのですが。
私は、平成、という年号がどうも身につかないまま令和になったようです。

「隣の芝生」に始まったのでしたね、ドラマの題が流行語になったのも。
「おしん」も、忍耐の標語みたいになりましたし。
昭和がどんどんなくなります。ま、令和をもう少し生きます。
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ふきのとうさん、見るには素敵な蔦 (KUMI)
2021-04-06 15:45:36
蔦に覆われた家は、西洋の石造りでないと無理なのでしょうね、日本家屋では、湿気が外へ出ませんから。この家、元はどうなっているのやら。
そうですか、町でそんなに・・どこか、施設のクラスターでしょうか。わが市で一日に10人近い感染者が出た時は通所とショートステイの老人の施設でした。やはり、警戒しますね。今はもう一日に1~2人あったりなかったりに戻りました。
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