天気 曇
1ヶ月ぶりに電車に乗って隣駅の内科医院へ。
最寄りのJR駅のホーム、10時半ごろだったのでホームにあまり人が居ない。駅ナカのドーナツ店、「店内利用出来ます」と大きな貼り紙がしてあった。奥には喫煙室もあり、いつもなら珈琲飲んでドーナツ食べて・・という人が結構居るのに、客が誰も居ない。覗くと、席は半分しか使えないようにしてあるし消毒液が置いてあるし、防疫は万全なのに客は敬遠しているのだろう。
駅に居る人も、電車に乗ってる人も100%マスク装着していた。ネットの書き込みで「大阪は皆努力した、東京や神奈川は緩んでいるから感染者が出る」みたいなことを書いている関西人が居た。そんなことないわよ、と言いたくなる光景だ。緩んでいる人はどこにでも居る。多分、全国的に何%か。東京近辺は人口が多いので、テレビ報道で映る繁華街や海岸の人の数が多く見えるのだろう。
さて、旅気分は別に電車に乗ったからではなく・・
内科で簡単な診察を終えて、せっかく隣の駅まで行ったのだから、と駅ビルのデパートの地下食品売り場へ寄った。デパートは休業のままだ。
そのデパ地下のエスカレーターを下りたら、新潟の特産展をしていた。あら運の良いこと。
5年前まで何十年と新潟へは春夏秋冬、年に何度も行っていて第二のふるさとのようなもの。いつも買っていたあれこれが並んでいて、思わず買ってしまった。
もう行くことも無理かもしれない地の特産品。ちょっとした「里帰り」の旅気分になれた。
いつも切らせたことのなかった「かんずり」と越後麩。それと、食べ慣れた笹団子。かんずりは、赤トウガラシを雪に晒して発酵させた調味料。今は全国に有名になった九州の「柚子胡椒」のようなもの。鍋料理にも良いし、餃子にも使えるし、刺身にも冷奴にも。何十年と切らせたことのない調味料だ。麩も、とっても固くて、水に戻すと軟らかくなり過ぎる(と私は思う)他の麩とは違いしっかりしている。
という買い物をして、おこわ弁当を買って、久々に満足して帰宅。
帰宅して、最後に行ったのはいつだっけ・・と考えたら6年前だった。その年の5月に行った山古志の写真があった。
山古志は、中越地震で全村避難という大変な被災をした山里(その後長岡市に合併)だ。写真の棚田は鯉の養魚場で、季節が早くてまだ鯉の放流はしていなかった。鯉と闘牛が有名だ。地震前に行ったときと風景はかなり変わってしまい、工事のコンクリートむき出しの場所が多くて被災の爪痕が痛々しかった。
今月のネット句会の題が「鯉・そら豆」だった。鯉、で咄嗟に浮かんだのが山古志のこの風景。
万緑や越後山古志鯉の里 KUMI
という句を出句。みごとに全ボツだった。個性の強いメンバーの中で、私の平凡な句は全ボツが多いから仕方がない。
そんなことを思いながら、夫にも笹団子を供え、今日のおやつに頂いた。
笹団子剥けば越後の風薫る KUMI
1ヶ月ぶりに電車に乗って隣駅の内科医院へ。
最寄りのJR駅のホーム、10時半ごろだったのでホームにあまり人が居ない。駅ナカのドーナツ店、「店内利用出来ます」と大きな貼り紙がしてあった。奥には喫煙室もあり、いつもなら珈琲飲んでドーナツ食べて・・という人が結構居るのに、客が誰も居ない。覗くと、席は半分しか使えないようにしてあるし消毒液が置いてあるし、防疫は万全なのに客は敬遠しているのだろう。
駅に居る人も、電車に乗ってる人も100%マスク装着していた。ネットの書き込みで「大阪は皆努力した、東京や神奈川は緩んでいるから感染者が出る」みたいなことを書いている関西人が居た。そんなことないわよ、と言いたくなる光景だ。緩んでいる人はどこにでも居る。多分、全国的に何%か。東京近辺は人口が多いので、テレビ報道で映る繁華街や海岸の人の数が多く見えるのだろう。
さて、旅気分は別に電車に乗ったからではなく・・
内科で簡単な診察を終えて、せっかく隣の駅まで行ったのだから、と駅ビルのデパートの地下食品売り場へ寄った。デパートは休業のままだ。
そのデパ地下のエスカレーターを下りたら、新潟の特産展をしていた。あら運の良いこと。
5年前まで何十年と新潟へは春夏秋冬、年に何度も行っていて第二のふるさとのようなもの。いつも買っていたあれこれが並んでいて、思わず買ってしまった。
もう行くことも無理かもしれない地の特産品。ちょっとした「里帰り」の旅気分になれた。
いつも切らせたことのなかった「かんずり」と越後麩。それと、食べ慣れた笹団子。かんずりは、赤トウガラシを雪に晒して発酵させた調味料。今は全国に有名になった九州の「柚子胡椒」のようなもの。鍋料理にも良いし、餃子にも使えるし、刺身にも冷奴にも。何十年と切らせたことのない調味料だ。麩も、とっても固くて、水に戻すと軟らかくなり過ぎる(と私は思う)他の麩とは違いしっかりしている。
という買い物をして、おこわ弁当を買って、久々に満足して帰宅。
帰宅して、最後に行ったのはいつだっけ・・と考えたら6年前だった。その年の5月に行った山古志の写真があった。
山古志は、中越地震で全村避難という大変な被災をした山里(その後長岡市に合併)だ。写真の棚田は鯉の養魚場で、季節が早くてまだ鯉の放流はしていなかった。鯉と闘牛が有名だ。地震前に行ったときと風景はかなり変わってしまい、工事のコンクリートむき出しの場所が多くて被災の爪痕が痛々しかった。
今月のネット句会の題が「鯉・そら豆」だった。鯉、で咄嗟に浮かんだのが山古志のこの風景。
万緑や越後山古志鯉の里 KUMI
という句を出句。みごとに全ボツだった。個性の強いメンバーの中で、私の平凡な句は全ボツが多いから仕方がない。
そんなことを思いながら、夫にも笹団子を供え、今日のおやつに頂いた。
笹団子剥けば越後の風薫る KUMI
「かんずり」初めて聞きました。私も笹団子とかんずり買います。
ポストにアベノマスクきました。
2枚しか入っていなくて、お隣のように4人家族はどうするのか?
ワイヤーが入ってないので、鼻の所に隙間がー
夏に向かって涼しくていいかも?
私も随分長い間、バスも電車にも乗ったことがありません。
毎日の通勤者は乗らざるを得ないのでしょうが・・・。
>「大阪は皆努力した、東京や神奈川は緩んでいるから感染者が出る」みたいな・・・
はっはっは、日本人は皆意識が高いと思いますね。
>ちょっとした「里帰り」の旅気分になれた。
いいですね~。
「かんずり」って初めて聞きましたが、味わってみたい気がします。
>その年の5月に行った山古志の写真があった。
見とれてしまいました。
>みごとに全ボツだった。
ひゃー、レベルが高いのですね!
そういえば、「しりとり俳句」というのと、書家の知人がやっているネット俳句に投句したこともありましたね。
どちらも全部載るけど、評価も何もなしでつまらまかったです。
あのー、私はまだ腰を上げるつもりにはなっておりませんので(汗)
>そんなことを思いながら、夫にも笹団子を供え、今日のおやつに頂いた。
笹団子剥けば越後の風薫る
いやー、なんともいい時間が流れているようです。
隣駅までバスもありますが、電車の方が空いていて安心です。まだまだこちらは感染が続いていますので。
別に待っている訳ではありませんが。
ワイヤーがないと、眼鏡が曇るので私には使えませんね。
知人が、手作りマスクにワイヤー代りにクリップを入れる、と言っていましたが・・
かんずり、はお勧めです。でも激辛と普通のと二種類あります。
買うとき、気をつけてくださいね。今週いっぱいだそうです。
公共の乗り物は、自粛暮らしでも乗らなくては病院へも行けない方も居ますし。
そちらは、緊急事態解除ですねえ。
暮らしが変ることはないと思いますが、解除、というのは気分が軽くなりそうです。
各地の名産品も、全国に広まってしまうと価値が下がりますね。
明太子も、若い時は福岡の土産で珍重されたのですが・・
「かんずり」は、雪に晒す工程がある限りは、どこでも、とはいかないかもしれません。
俳句は「座の文学」なので、仲間とあれこれと吟味することが必要、と思います。
やはり、何も批評も称賛もないと続けるのが辛いですね。
小父さんに読んでいただいて、私は有難いことです。