KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

新緑なのに・・

2010年04月23日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

窓の外の新緑はどんどん色を増すというのに、今日も冷たい雨。
なんと、この時期の寒さは63年ぶりとか。終戦直後のことだから私が覚えている訳もなく。

体調不良とまではいかないものの、気分はすっきりしない。
今日も冬のコートを着て、午後は整形外科のリハビリへ。帰路には久しぶりに隣の駅の駅ビルで買い物。春の洋品の明るい色が何だかそらぞらしく見える。今頃なら、そろそろTシャツでも買おうか、という気分になるのに・・
明日はようやく暖かい日差しが戻るとか。

花みずき登校の傘くるくると KUMI
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検査終了

2010年04月22日 | 病気のこと
天気 雨

またまた、寒くなった。昨日の初夏の薄着から、今日は冬のコートを着て病院へ。
最終日の今日はエコーのみ。木曜は主治医の診察日なので技師さんが検査した。エコーは寝ていれば良いので楽なもの。

その後に主治医の診察があり、まさか、と思ったら検査結果は全部解っていた。新しくなった病院のシステムは、何でも早い。
結果は・・少し怪しいところはあるものの、何とかクリア。
画像に出ているものは全部異常はなかった。でも、以前のリンパの影は?? と質問したかったけれど、CTには出ていないので敢えて聞かなかった。ただ、血液検査の結果は少し不安な部分があるので、次回6月にもう一度してみましょう、ということになった。
しめしめ、これでやっと、春を楽しめる・・のだが、またもや冬に後戻りで、散歩にも行けない。

桜しべ降らす大樹に暗き洞 KUMI
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痛い・・検査二日目

2010年04月21日 | 病気のこと
天気 晴

暖かさを通り越した初夏の日差しが気持良い日。
検査の二日目は忙しかった。血液採取→マンモグラフィ(レントゲン)→心臓エコー→CT。これを9時から半日で行う。

何が痛かったかというと、血液採取。いつものことながら血管が出にくいので針がなかなか刺さらない。一昨日の検査の造影剤を注射したドクターはとても旨かったのに・・
「ごめんなさいね、もう一度やり直しさせていただきますね」と言われるとガマンしなくちゃ、と思いつつ・・子供の頃から注射針は大嫌いで。
「ひどく痛かったらおっしゃってくださいね」
「大丈夫です、このあともっと痛い検査がありまますから」
と言って痩せガマン。

次のマンモグラフィーは、乳がんの検査の中では一番痛いと言われて嫌われる。
術前に初めてしたときは、本当にガマンを越える痛さだった。が、その翌年に器械が新しくなって、以後は痛みはさほどではない。それに、血液採取の痛さとガマンに比べればたいしたことではない。と思ってガマンし過ぎたのだろうか?夕方になって肋骨が痛い。なぜ?と思って原因がマンモのときのガマンし過ぎ、と気付かされた。
「骨が痛みませんか?」と技師さんに言われたとき、本当は骨がぎしぎしと痛かった。なにしろ、骨に皮がついているだけのやせっぽち。「痛い!」と言ってしまえば良かったのに・・
という検査二日目は忙しい半日だった。
明日も続きがある。

採られゆく血の色暗き暮春かな KUMI
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墓参・桜・温泉

2010年04月20日 | 旅行
天気 曇のち雨

カテゴリーを旅行、とするのはおこがましい日帰りの墓参なのだが・・

義母の命日が4月、義父の命日が5月なので、連休前のこの時期に墓参りに行くことが多い。
場所は御殿場・・正確には静岡県になるが、我が家から中央道に入れば週日ならゆっくりと2時間足らずで行ける。
縁もゆかりもない場所に墓地があるのは、余命いくばくもない義父が「ここを買う」と決めてしまったので、長男の夫も何も言えなかったからで。

今週は明日明後日と私の病院検査日なので、今日しか日がない。天気があまり良くないし、富士山も見えないし・・と思ったが仕方ない。
さて、この広大な霊園は桜の名所でもある。両親の三十三回忌はとうに済んでいるので、この時期に30回以上も行っていることになるが、桜の満開に出逢ったのは2度くらいしかない。
それが、今日は満開だった。・・残念なことに結構強い雨になってしまい花見どころではなかったが。
こんな桜並木が、霊園のメインストリートに延々と続いていて壮観だ。天気が良ければ墓参に関係ない花見客で賑わう。



いつもならもう桜の時期は終わり近いはずなのに・・今年はやはり遅かったのだ。
 
ふたたび高速道を山梨へ引き替えすと、雨は降っていなかった。
いつものように鳴沢の日帰り温泉に寄る。このあたりも富士桜やソメイヨシノが満開で、鳴沢の熔岩に咲くミツバツツジはまだ咲いていなかった。やっぱり、なにもかも花の咲き具合は遅いようだ。



2年前の同じ時期に行ったとき、ミツバツツジはこんなに咲いていたのに。



温泉は「眺望の湯 ゆらり」という名のとおり、露天湯からは眼前に迫力の富士が見える・・のだが、今日は雲しか見えなかった。遊びに行った訳ではないから、仕方がないか。

ちちははの墓濡らしゆく花の雨 KUMI
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4年目

2010年04月19日 | 病気のこと
天気 晴

昨日よりも暖かく、本物の春の麗らかさ・・なのだが、今週は病院の検査週間だ。
4年前に手術したのが4月末なので、年に1回、再発転移があるかないかのフルコースの検査をする。
今日は骨シンチグラム、という、骨に転移があるかどうかの検査。この検査は別につらいことは何もない。朝9時に病院へ行って造影剤の注射をして、検査は午後1時から。CTと同じように寝ているだけで良い。ただ、時間は30分以上かかる。
私は病院まで徒歩10分という近さだからいいけれど、病院まで遠い人にとっては待ち時間が大変だろう。
注射を終えて家に帰り、洗濯をして買い物にも行き、昼食も摂れるというのは恵まれている。

病院は、3月から新しく医療センターとして旧病院の隣に発足した。
その旧病院の前に結構大木の枝垂桜があって、今年はまだ見頃だった。その隣には八重桜。今年の八重桜は、我が家の前を見ても葉っぱが先に出てしまってあまり見映えがしない。こちらはまだ三分咲きくらいか。





この桜には色々思いがある、4年前にがんを告げられた日に、枝垂桜が満開だった。
入院する日には八重桜が満開だった。
そして、毎年、この時期の検査検査の日は桜が迎えてくれた訳で。
我が家からは歩いていくのでこの桜も見られるが、今の医療センターへバスや駅から徒歩で行く人たちは眺めることもないだろう。今日も、桜の周りは静かだった。

通院の道たんぽぽの咲きそろひ KUMI
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