KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

梅ひらく

2014年01月26日 | お散歩写真
天気 晴一時曇

午後には風が強くなる、と言うので午前中に公園へ行ってみた。
いつも公園で一番早く咲く紅梅がちらほらと花をつけていた。この木、咲くと一ヶ月以上も楽しませてくれる。
白梅も、1本だけ少し咲き始めていた。

梅一輪一輪ほどの暖かさ 嵐雪

という古い句が、今頃になるといつも頭に浮かんでくる。

昼を過ぎたら風が強くなり、薄日が射しているのに空も町も奇妙に濁った色になった。
昨夜雨が降ったから、春塵が飛ぶ訳もない。何だか気持悪い風景だった。


夕方には風が雲も濁った空気も払ってくれて、今頃の澄んだ夕暮れになり、富士山が綺麗だった。あの濁った色は何だったのだろう?
明日はまた冷え込むのだそうだ。まさに三寒四温。

紅梅のひらき初めたる安堵かな  KUMI
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てんらん会

2014年01月25日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち夜雨

お隣に小学生が二人居て、学校で画や造形のてんらん会が開催されるので良かったら、と誘われた。体育館いっぱいに、何とも賑やかに様々な作品が・・
学年ごとに色々と違うテーマで画や造形が展示されている。
2年生は動物をテーマに様々な画があったが、お隣の弟くんの作品は、題が「にしきへび」。トカゲを飼っている、というからヘビも好きなのだろう。でも、2年生の画では迫力がなく可愛いヘビだった。
造形の方は・・「ふわふわだっこさん」というテーマで、綿で作った抱き人形、殆どの作品が猫とかうさぎとか犬とか、抱きたくなるもの。でも、弟くんの作品は、なんと「ゾンビ」
可愛いゾンビではあったけれど・・


3年生はこんな作品を並べてあった。
作るのが楽しくなる作品ばかり。今の小学生が羨ましくなった。


夕方には子供の頃からの付き合いの若い夫婦が遊びに来て、楽しい時間を過ごした。
今日は若返った一日。

遠き日を懐かしみつつ剥く蜜柑  KUMI
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三寒四温

2014年01月24日 | お散歩写真
天気 晴一時曇

少し暖かくなる、というので、今日の散歩は府中郷土の森博物館へ。家から歩いては行けないので車で入口まで。展示している資料館やプラネタリウムもあるが、園内は市内の古い建物など移築しているのでそのすべてを博物館、と言うのだ。
入るとすぐに大木の欅の並木になている。この並木が、私は大好き。


梅園は素晴らしいのだが・・まだまだ早い。
そのかわり、梅園に隣接するロウバイ園が見ごろになっていた。まだ蕾の多い今の時期がいちばん綺麗かもしれない。







下の小さな花を咲かせた木が、臘梅の原種らしい。上の素心臘梅は、園芸種とか。


風もなく、本当に三寒四温の「四温」を感じる日だった。もう、あの大寒前の寒さは来ないだろう。

四温晴昭和のポスト影引いて  KUMI 
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朝焼け

2014年01月23日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

朝起きて、いつものようにカーテンを開いたら富士山の前に見えるマンションの窓が燃えていた。
朝日が当たってのこと。一瞬のことなので慌ててカメラを持って窓を開けて・・寒い寒い。でも、朝焼けということは水蒸気が多いのだから暖かい日になる証拠だ。

朝9時から太極拳の日。先月は行けず、今月も前回はまだ無理そうだったので休んだ。でも、いつまでも「運動不足」を続ける訳にはいかない。昨日の吟行で平地ではあるがかなり歩けたので、ともかく行ってみた。
かなりの手抜きで1時間半を過ごした。きちんと右足を使うと、やっぱり痛い。それでも何とか体が動かせて大満足。

大寒が過ぎて、ようやく三寒四温を感じさせる気温になった。嬉しいこと。

くれなゐに染まる朝富士春隣  KUMI
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武蔵野探勝句会・明治神宮

2014年01月22日 | 俳句
天気 晴

虚子一行は昭和13年1月2日に初詣の吟行句会を催行している。
その報告を見ると、句会の報告以外はあまりない。当時の社会背景からして、句にも軍国の匂いがあったりして。
我々は月の第3水曜、と決めているので、初詣とはいかないので明治神宮はもっと静かかと思ったら・・結構な人がお参りに来ていてびっくりした。バスの団体の人やら外国人やら、お正月がまだ続いている感じだった。
集合場所ににちょっと遅刻して、みんな先にお参りを済ませてしまったと思ったのに、神苑へ寄ったら合流出来た。池は半分凍っていて、でも風はないのでベンチに座っていると背中が暖まった。

実は、私は神社は苦手。ましてや明治神宮となると・・吟行でどんな句を作れば良いのかわからない。神苑で何とかせねばならない、と焦ったが、時間が足りなかった。
で、神宮に参拝して、う~ん、困った。何が句材になるのだろう?と思うばかりで。


参加者13人、凄いなあ、こんな風に詠めばいいのか、と感心するばかり。
結局、12句を出して半分以上は誰も振り向かぬ結果になった。足を痛めてから、どうも句作りが低調気味。言い訳ばかいしていても始まらないから、何とかせねば・・

外つ国の文字の絵馬にも冬日差し  KUMI
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