初句会

天気　曇

寒の入りにふさわしい底冷えの一日。
いつもは月の第二か第三に開催する句会、今年の初めは新年五日、まさに新年句会だ。
行けるかな、と心配していたが、外歩きは何とか普通に出来るので大丈夫だろう、と出かけた。会場がいつもの池袋ではなく御茶ノ水の、しかも駅にすぐ近い中央大学記念館なので、聖橋口からすぐだ。乗り換えなしで行けるのはとてもありがたい。
今日は、終わったあとで新年会があるということで、出席者もいつもより多く、しかもお正月らしく和服をきちんと着たもが多くて圧倒された。私は新年会は故あってパス、しかも冷えてはならぬ、と思い改まった服装もせずにいつも普段着。ま、句会に参加するのに服装は関係ない。

実力者が多かった今日は、読み応えのある句も多くて。70名×5句＝350句から5句を選ぶのは大変なこと。主宰の句、と解っていても、申し訳ない、他の方の句に惹かれるものがあった。
で、わが句は・・自信作の新年の句は主宰にはとってもらえず、特選が一つのみ。特選句は29句だったから、初句会としては良い方だったかも。

ところで・・御茶ノ水の駅にはエスカレーターもエレベーターもない。今までそれを不便と感じたことはなく、階段を上がっていた。今日は、つくづく階段が恨めしかった。行きも帰りも無事に昇降出来たけれど。
神田川が渓谷になっているところに出来た駅で、新しい設備を作る余裕のない土地、とは解ってるけれど、障がい者はどうしているのだろう？

改まる顔もて入りぬ初句会　　KUMI