回顧と展望

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ロンドンの新名物―その名はCock

2013年07月26日 11時34分59秒 | 日記

昨日トラファルガー広場の第4の台座に飾られる彫刻が取り付けられた。ドイツの彫刻家Katharina Fritschが制作したもので青い鶏である。4年前に公開された演劇にヒントを得たもの。

この台座、もともとはウイリアム4世の像が建立されるはずが資金不足でとん挫、幾多の経緯を経て、2005年から芸術彫刻の展示のために利用されてきた。そして、この彫刻はロンドン市長によって除幕される。

この大いに議論を呼ぶ、一歩間違えれば(それを意図しているのだが)人格を疑われるような悩ましいタイトルの彫刻を、失言の多いロンドン市長ボリス・ジョンソンがどのように紹介するか注目されたが、さすがはロンドン市長、今回はこのタイトルの4文字を一度も使うことなく、Ladies and gentlemen, here is the big blue… BIRDとして何とか演説を締めくくった。ロイヤルベイビー誕生に沸く英国だが、このような(いささか卑猥ではあるが)掛け合いの精神も残っている。

 

 

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