パナマ当局は昨夜、Manzanillo港でキューバを出港した北朝鮮籍船を臨検したところ、砂糖の荷物に隠されていた武器を発見したという。パナマ当局の臨検の際、35人の北朝鮮船乗組員は激しく抵抗、船長は自殺を試みた。当初は麻薬が船に積載されているという情報だったが、実際には麻薬ではなく、武器が発見されたということ。
北朝鮮が外交官特権を悪用して武器や麻薬の取引を行っているというのは公然の秘密だが、ここでまた、北朝鮮の物資入手ルートが暴露されたことになる。このところ、シリアやイランの核開発、スノーデン事件などで北朝鮮のマスコミへの露出が減っているが、いきなりまた国際社会の問題児として存在感を示したといえよう。この船に積載されていたのは実際どのような武器だったのか、パナマ当局は国連の専門家に分析を依頼している。
http://edition.cnn.com/2013/07/16/world/panama-north-korean-ship/index.html?hpt=hp_t3
