気象の専門家によれば、最近の10-15年は1980-90年代の急速な温暖化が一息つき、そのペースが低下しているが、これで二酸化炭素の増大に伴う温暖化が停止したと見るのは早計であり、大洋の深海に蓄積されているためだという。
この、深海における膨大な熱エネルギーがどのような結果をもたらすかは今のところ不明。ただ、一部の科学者は、最近の温暖化のペース低下が、二酸化炭素排出と地表温暖化の結びつきを否定するものであるとしているが、英国の気象専門家は、熱エネルギーが単に深海に蓄積されているだけ、としてひきつづき環境対策の重要性を訴えている。
しかし、二酸化炭素排出をめぐる議論には胡散臭さがまだ付きまとっているのだが。