ウイキーリークスやスノーデンによる暴露活動、あるいは英国によるG8参加者の電話盗聴など、相次ぐ機密情報の漏えい事案を受けて、ロシアの連邦保安局(FSO)では1980年代から90年代初頭にかけて使用されたドイツ製の電子タイプライターTriumph Adler Twen 180 による文章作成に乗り出した、という。電子媒体による情報が漏えいのリスクを払しょくできない以上、もっとも原始的な方法に回帰するのが安全であろうという事、およびプーチン大統領は現在でもペーパーにより報告を受けていることにもよるらしい。たしかにテレビで放映されるプーチン大統領のテーブルには液晶パネルのPCは置いていない。もしこれが世界的に拡がるものだとすると、早速タイプライターおよび消耗品(リボンなど)を製造している会社の株を買ったほうがよさそうだ。
ただしタイプライターにより印刷された情報であれば本当に不正コピーの作成や持ち出しを完全に防げるとは思えないし、火災にでもあったら消失してしまうから、どこまで有効なのかにわかには判断できない。一つの対策ではあると思われるが。