回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

British Airwaysの躍進

2014年02月25日 17時23分03秒 | 日記

 英国のブランド力調査機関Superbrands Councilが英国成人3000人に対して行った調査で、British Airways(BA)が初めて首位に立った。これは、同社のキャッチフレーズである"To Fly, To Serve"の前向きな印象を定着させることに成功したこと、および2012年のロンドン五輪への協賛が好意的に受け止められたことによる。前年首位のスイスの時計会社Rolexは2位に後退、前年2位だったAppleは新製品への消費者の失望やカリスマ経営者Steve Jobsを失ったことで14位へと大きく順位を下げている。そして、他の米国の電子大手と同様、しばらくは回復する見込みはない。

BAが首位に立ったことには、かつて、業績不振に陥り、リストラを繰り返していた同社を知るものには感慨が深い。原油価格に対する経営上の脆弱性や、万一重大な航空機事故が発生した時の破滅的な風評被害など、航空業界を取り巻く環境は決して安泰ではない。それにもかかわらず英国で最も価値あるブランドとしてBAが撰ばれたことは、やりようによっては航空会社でも消費者の心を掴めるという事であり、特に五輪における支援活動が大きな影響を与えたという事は、東京五輪を6年後に控えた日本の航空会社、JALやANAにとっても大いに参考になることだろう。

なお、前年14位だったFacebookは20位圏外へ消え去った一方、日本企業ではソニーが前年の25位から17位へと順位を上げている。アジア企業では唯一、20位以内に入っている企業となっている。

Top 20 Consumer Superbrands 2014

  1. British Airways
  2. Rolex
  3. Coca-Cola
  4. BBC
  5. Heinz
  6. Microsoft
  7. Google
  8. Gillette
  9. Kellogg’s
  10. BMW
  11. Cadbury
  12. Andrex
  13. Amazon.co.uk
  14. Apple
  15. Boots
  16. Nike
  17. Sony
  18. Marks & Spencer
  19. Shell
  20. Mercedes-Benz
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バチカン銀行の改革

2014年02月25日 11時47分01秒 | 日記

世界で最も秘密のヴェールに包まれた金融機関と言えばバチカン銀行 Institute for Works of Religion (IOR)だろう。しかし、このほどアルゼンチン出身の大胆な改革者である現フランチェス法王のもと、法王庁の金融部門を管理する新しい部署が設置された。この部門は金融に関する法王庁の組織及び経営上の問題を調査することになる。そして、この部署の活動は監査役が監督することとなる。資金洗浄の温床とも言われた法王庁の金融活動に本格的なメスが入ることになりそうだ。

114人の従業員と54億ユーロ(7600億円)の資産を擁するInstitute for Works of Religion (IOR)はクリスチャンの本山であるローマ法王庁の金庫番だから、一般の金融機関のように取り扱われるのでは夢がない(?)気もするが、聖職者による性的スキャンダルも頻出している昨今、改革なしにはバチカンとしても生き残れない、という危機感があるのだろう。

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