英国のブランド力調査機関Superbrands Councilが英国成人3000人に対して行った調査で、British Airways(BA)が初めて首位に立った。これは、同社のキャッチフレーズである"To Fly, To Serve"の前向きな印象を定着させることに成功したこと、および2012年のロンドン五輪への協賛が好意的に受け止められたことによる。前年首位のスイスの時計会社Rolexは2位に後退、前年2位だったAppleは新製品への消費者の失望やカリスマ経営者Steve Jobsを失ったことで14位へと大きく順位を下げている。そして、他の米国の電子大手と同様、しばらくは回復する見込みはない。
BAが首位に立ったことには、かつて、業績不振に陥り、リストラを繰り返していた同社を知るものには感慨が深い。原油価格に対する経営上の脆弱性や、万一重大な航空機事故が発生した時の破滅的な風評被害など、航空業界を取り巻く環境は決して安泰ではない。それにもかかわらず英国で最も価値あるブランドとしてBAが撰ばれたことは、やりようによっては航空会社でも消費者の心を掴めるという事であり、特に五輪における支援活動が大きな影響を与えたという事は、東京五輪を6年後に控えた日本の航空会社、JALやANAにとっても大いに参考になることだろう。
なお、前年14位だったFacebookは20位圏外へ消え去った一方、日本企業ではソニーが前年の25位から17位へと順位を上げている。アジア企業では唯一、20位以内に入っている企業となっている。
Top 20 Consumer Superbrands 2014
- British Airways
- Rolex
- Coca-Cola
- BBC
- Heinz
- Microsoft
- Gillette
- Kellogg’s
- BMW
- Cadbury
- Andrex
- Amazon.co.uk
- Apple
- Boots
- Nike
- Sony
- Marks & Spencer
- Shell
- Mercedes-Benz