我、不思議的缶詰発見。
可能読字、不可能読解。
阿Q想、缶詰世界是広大。日中相互理解進捗歓迎。色即是空、空即是色。
いや、実はですな。前回ご紹介したバリからの贈り物の中に、こんな缶詰さんが入ってたのである。
花生麺筋
って、いったい何?
「何だろう...」と疑問を抱いても、そこで辞書を引いたりしてはいけない。ネットで調べたりしても、いけない。
ここはまず、開けてしまうことが肝要なのである。そうして、食ってしまうことが最優先されるべきなのである。
私はそうして、これまでの月日を生きてきたのだった。
「無鉄砲!」と言われながら、そうして生きてきたのだった。
るーららー
かくのごとし。
“花生”とは、どうも落花生のようである。それが煮てあるのだ。
我が国においても、塩ゆでの落花生が千葉県八街地方で散見されるが、ありゃあすごく美味いものである。それがショーユで煮てあるようなものだ。
そして気になる“麺筋”だが、これは油揚げとしか思えない。見た目も、食感もそうなのだから。
それにしても“麺筋”とはすごい名前ではないか。油揚げが筋肉のようにも見えてくる。
こうして、中身は判明したのであった。
しかしここで、またしても不思議に出くわすのである。それは全体のお味のことなのである。
ショーユで甘辛く煮付けてあり、色合いもショーユ色が程良く染みている。そうなると「これは和食の味なのでは」と判断したいのだが、どうもどこかが違う。
ダシが利いてないという感じもするが、旨みは確かにある。じゃあ、これで飯を食えるかといえば、そこまでおかずっぽくはない。かといって、これが中華総菜なのかというと、そんなパンチもない。味付けはしっかりと甘辛いのだが、実にビミョーなお味なのである。
するってえと、これを使って料理をすればいいのか知らん? 何かと一緒に煮含めるとか?
最後まで想像力を駆り立てられる缶詰さんなのであった。
内容量:170g
固形量:115±10(どういう意味だ??)
原材料名:麺筋、花生、醤油、糖、味精
原産国:台湾でした!