缶詰blog

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蒲焼三兄弟 めんどうみたヨ

2007-12-13 12:08:05 | 魚介

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 さ、さ。こうっと、おいでなさい。
 ずらりと並び出でたる、蒲焼缶詰たち。
 本日はさんま蒲焼2品、あなご蒲焼1品を、一気にご紹介しちゃうんであります。




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 まずはちょうした(田原缶詰)さんのさんま蒲焼。
 甘辛い砂糖醤油の匂いと、“煮しめた”ような独自の匂い。これぞ
「ザ・さんま蒲焼缶」
 という商品であります。
 エクステリアの形状や色合いから、どこか郷愁を感じられるところも、ちょうしたさんの大きな魅力であります。
 しかし開缶はモダーンなプルトップ式。




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 次にニューフェイスのニッスイさん。『昔なつかしい缶詰』シリーズであります。
 こちらはちょうしたと違って、さんまのワタや血合い、皮の匂いが感じられます。タレは甘さのない、醤油がメインの匂い。
 身を引き上げると、なんとさんまを背開きして、腹の部分がつながった状態でパッキングしております。
 どことなく高級感、おトク感が沸き上がってきますです、はい。




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 キョクヨーさんからは唯一、あなごの蒲焼をピックアップ。「三陸産洞あなご」と書いてあります。
 さんまと違ってやや動物的な匂い。同時に、香ばしい骨の匂いもしております。
 タレの色は濃いけど、濃度は低め。つまりさらさら。




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 かくのごとし。本日のランチは蒲焼三種丼なのであります。
 それでは失敬して、一口...。まずはニッスイさんから(一番左側)。
 つながった腹部分の皮が、箸でさわるととろとろとはがれる。噛むと脂もにじみ出てきて、この腹部分はかなり美味いです。
 タレは思ったより濃くなく、さんまの風味を前面に押し出した様子。背のほうの身もふっくらしていて文句なし。
 さすが後発メーカー、心ニクい演出であります。

 真ん中のキョクヨーさん洞あなごは、蒲焼きとはいえさんまとはまったく違ってあっさりしております。
 箸でさっくりとちぎれる身と、香ばしくほろほろ崩れる骨。両者があなご特有の脂にまみれ、渾然一体となっております。
 タレは見た目と違ってかなり甘辛い。脂っこいあなごの身にタレは染みないので、周囲にまとわらせて食するという手法であります。

 そして大御所、ちょうしたさんのさんま蒲焼。
 ニッスイさんと違って、しっかりみっちりした歯ごたえの身。皮のとろとろは少なし。
 中までしっかりとタレが染み通っていて、
「そうそう、こんな風に味が染みてたなァ」
 と懐かしさがこみあげてくるお味。
 んぐんぐ感(喉につまる悦楽)が強く、
「そうそう、これでご飯食べると、んぐんぐするんだよなァ」
 そういう醍醐味が味わえます。
 こちらは三枚おろしの半身が4枚入っている。量としては2尾分なので、ニッスイさんと同じであります。
 なお、あなごにはしょうが、さんまにはワサビを添えてみました。
 焼いたさんまにワサビなど考えられないけど、蒲焼にはよく合うんですぞ。

「バカバカしいかな...」とも思ったこの企画ですが、ともかく...。
 みんなまとめて、めんどうみたヨ~。




 内容総量(固形料)、原材料名は以下の通り
 ちょうしたさんま蒲焼
 さんま、醤油、砂糖、水飴、みりん、糊料(グァーガム)、調味料(アミノ酸等)
 100g(80g)

 ニッスイさんま蒲焼
 さんま、砂糖、醤油、寒天
 100g(80g)

 キョクヨー洞あなご蒲焼
 ほらあなご、砂糖、醤油、発酵調味料、うなぎエキス、でん粉、酵母エキス、食塩、しょうが、増粘材(グァーガム)、甘味料(甘草)、調味料(アミノ酸等)
 100g(80g)



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