本日は、筆者も興奮している。
このやうな品物が、小宅に届けられたのだ。
興奮のあまり古語遣いも混じってくる。
これは缶界の雄『缶詰が好きです』作者のG3どのが送ってくれたもの。なんと、スパムむすびを作るための器具である。
こんな説明書きが、側面に書いてある。
おいどん、もうたまらんとよ。
興奮のあまり一人称もめちゃくちゃになってくる。
こういう説明書きが、すごく好きなんです。特に外国語で書いてあるとたまらない。
過去にはこんなものがものすごく好きでした、ワタクシ。その中身はこんなでした。
興奮状態、ここに極まる。
ばってん、どうして興奮しちょるか、読者に説明せんと分からんど。
筆者は子供の頃から、付録が大好きなんであります。
それも『科学と学習』の付録なら、断然科学のほうが好き。
こうしてビニールに入ってるのを開ける瞬間が大好き。
何となれば、こういうものを見ると今でも興奮するのです。
これが中身 小さなSPAM缶も付属している
こうっと、酢飯を作ってさ
海苔を敷いて、1/3ほど御飯を入れる
主役のスパムはしっかりと焼いてから投入
さらに御飯を乗せて、上から押しつける。
これ、ようするに押し寿司の器具なのだな。
これが杉材で作ってあれば、お寿司屋さんに置いてあるものとまったく同じ。
(小僧寿しのアルバイトで、こんな作業したっけなァー)
と、にわかに高校生の頃の記憶がよみがえる。
(あれはバッテラを作ったんだっけなァ。懐かしいなァ)
ノスタルジアとはカンケーなく、粛々と作業は進む。
こうして型から抜く前、上の写真の段階で、御飯をしっかりと押しつけておくべきでした。
記憶の波に埋没し、そうした作業を怠っておりました。
かくのごとし。
包丁で切るときにうまく切れず、ぐずぐずの輪切りとなってしまった。
その原因は前述した通り。
なので、半分だけ頑張って輪切りとし、残りは丸ごとかぶりつくことにした(画像手前のやつ)。
さて、お味のほうはどうか...。
やっ、うめいです。酢飯にスパムが良く合ってる。
香ばしい海苔の役目も見逃せない。
酢飯&海苔という爽やか日本連合が、脂ぎって塩分過多な米国スパムとうまく和解したようです。
お味も良いけど、作業行程が楽しかったなァ。ありがとう、G3どの。
内容量:198g
原材料名:豚肉、食塩、ポテトスターチ、砂糖、発色剤(亜硝酸Na)
原産国:米国
追:この記事は『缶詰が好きです』“スパムおにぎりメーカー”と『非常食と防災グッズ&ミリメシ』“スパムむすび”にトラックバ~ック!