この佇まいをまず、ご覧いただきたい。
食欲をそそる色合い、柔らかな紙巻きパッケージなど
「なかなか実力ありそうだな...」
こう思わせる缶詰であります。
その名も『清水もつカレー』。ご当地グルメで有名であります。
しかしパッケージをよく眺めると...
こんなことに
缶界ではダジャレが流行っているのだろうか。
以前ご紹介した高木商店の『いわし梅酢煮』もこんなだったし。
ともあれ、開缶。
真空度が高いらしく、開缶時には「バキリッ」と快音が響く。
これが実に気持ちよい。
鍋に開けて加熱。
パスタが食べたい気分なので、ついでにペンネも茹でておく。
かくのごとし。なるほど、紛う方なきモツであります。
では失敬してひと口...。
やっ。モツがとろとろに柔らかい。そしてモツ臭が皆無。
ルーはにんにくがよく利いていて、辛さはボンカレーの辛口程度だ。
しかし塩味が強めであります。
筆者としては、もっと塩分が少ないほうが好みだ。
だがそれはカレーとしての見方であって、“カレー味のモツ煮込み”と考えたらどうか。
パッケージにも「豚もつのカレー煮込み」と明記してあり、「もつカレーは居酒屋の定番」ともある。
つまりペンネなど添えず、これで酒を飲めば良かったのだ。
モツたいないことをした。
固形量:70g
内容総量:170g
原材料名:豚もつ、大豆油、かつお節エキス、発酵調味料、玉ねぎ、醤油、カレー粉、生姜、ニンニク、砂糖、トマトケチャップ、小麦粉、ウスターソース、食塩、香辛料、チキンブイヨン、昆布エキス、増粘剤(加工デンプン)、乳化剤、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香辛料抽出物
原産国:日本(静岡市清水区、はごろもフーズ)