こう寒いと、鍋が恋しくなる。
熱々の鍋を囲んで、熱々の清酒をさしつさされつ。
豚とほうれん草で常夜鍋。豆腐を味わう湯豆腐。変わり種でトマト鍋、豆乳鍋。
さあそこで、缶詰の登場であります。
下関市のマル幸商事が昨年12月に発売したふくちり缶は、文字通りふぐの身が入っている。
同社のふく缶は以前ご紹介しているが、いわばその兄弟缶の登場なのだ。
開缶!
椎茸、しらたきがぎゅうぎゅう詰めで嬉しい。
しらたきをきちっと巻いてくれてるのも嬉しい。
これ、自分でやろうと思うと、けっこう手間なのですよ。
この豊富な具の下に、真っ白いふぐが隠れているのだ。
かくのごとし。
同社担当者によると
「冷たいままでも美味しい」
という。
しかし厳寒の時期でもある。やはり熱々で食べようと湯煎すると、魚の匂いが強まった。
これをぽん酢につけて、ひと口...。
おっ、あのふく缶と同じであります。鶏のささみのようにモソモソ感があって、何度も汁に浸けながら食べたくなる。
しかしそこを噛みしめてると、奥から滋味が湧き出してくる。いいダシが出てくる。
何となれば、この滋味がにじみ出た缶汁もウマい。この汁だけで酒が1合すすむ。
ちょいと外道ですが、ここにEXバージンオイルを垂らしてやるのが、筆者の好みです。
固形量:90g
内容総量:150g
原材料名:シロサバフグ、こんにゃく、しいたけ、食塩、エキス(こんぶ、かつお)、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、水酸化Ca
原産国:日本(山口県下関市、マル幸商事株式会社)
参考価格:500円(税抜)