朝から薄暗く小雪が降り始めました。どんなに積もるだろうと心配していましたがうっすら白くなった程度。日中の最高気温は0度、今の時刻はもうマイナスです。
今日は実家に行って母に弟子入りしてきました。先日、後悔しないようにと言って下さった方があったので竹製のかご作りを少し習おうと思ったのです。
母は冬場の趣味で長い事かごを作っているのでとても上手、私はといえば子供の頃に編み方の基本を少し覚えただけ。果たして作る事が出来るでしょうか。
薪ストーブのそばで母と思い出話をしながら数時間過ごしてきました。
忘れないように手順の一部をここに記しておきます。
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まず材料となるのは篠竹、母によればどこに生えているものでもいいというわけではなく風当たりが強いところのはしなやかさに欠けるし、日陰はこしがない、気に合う竹でないといいかごは作れないそうです。だから自分で採りに行かなければならないのだとか。初めて聞いてなるほどと思いました。
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節の所の皮をきれいにとってたてに四つ割りします。これが一番難しい作業。
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割った竹の皮を剥いでいきます。木質部分を口にくわえてひげを作っていきます。これも竹を持つ指とひげを剥ぐ指の腹で微調整しながら均等な巾と厚さに剥いでいくのですごく難しいです。
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途中で切れてしまったりしながらなんとか私が作ったひげを母が点検している所。竹が細いほど細いひげが作れるので目の細かいかごが作れます。用途に合わせて竹の太さを変えていきます。
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ひげを6本組み合わせて一目作ります。ここからひげを足して編みながら目を増やして底の部分を作ります。
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私が失敗をしながら竹割りとひげ作りをして底の部分を編みました。すっかり忘れていると思ったのに指がひとりでに動いて不恰好ながら何とかできました。ひげの太さがまちまちなので目の形がきれいな六角形になっていませんね。母が目の数を確認しているところです。
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立ち上がりの部分から先は母にやってもらいました。さすがベテラン、手早いです。
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必要な高さになったら残ったひげを縁にまとめます。このときかごの形も整えます。
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縁に竹の芯を加えて厚めのひげで縁を巻いていきます。このときしっかり締めていかないと縁がゆるくてしっかりしないかごになってしまいます。
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「はい、出来上がり。」竹とナイフと母の手だけ・・・それと長い経験。
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左は私の記念すべき第一号作品(半分は母にやってもらいました)。右は母の手作り。さすがに細かい目がきれいに揃っています。
きょうだけで形になると思っていなかったので小さくてもかごが出来たのと、忘れたと思っていた目を作れたのがうれしかったです。
あまり間隔を空けずにまた師匠の所に行かなければ・・・。不恰好でも一人で作れるようになりたいものです。
今日は実家に行って母に弟子入りしてきました。先日、後悔しないようにと言って下さった方があったので竹製のかご作りを少し習おうと思ったのです。
母は冬場の趣味で長い事かごを作っているのでとても上手、私はといえば子供の頃に編み方の基本を少し覚えただけ。果たして作る事が出来るでしょうか。
薪ストーブのそばで母と思い出話をしながら数時間過ごしてきました。
忘れないように手順の一部をここに記しておきます。
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まず材料となるのは篠竹、母によればどこに生えているものでもいいというわけではなく風当たりが強いところのはしなやかさに欠けるし、日陰はこしがない、気に合う竹でないといいかごは作れないそうです。だから自分で採りに行かなければならないのだとか。初めて聞いてなるほどと思いました。
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節の所の皮をきれいにとってたてに四つ割りします。これが一番難しい作業。
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割った竹の皮を剥いでいきます。木質部分を口にくわえてひげを作っていきます。これも竹を持つ指とひげを剥ぐ指の腹で微調整しながら均等な巾と厚さに剥いでいくのですごく難しいです。
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途中で切れてしまったりしながらなんとか私が作ったひげを母が点検している所。竹が細いほど細いひげが作れるので目の細かいかごが作れます。用途に合わせて竹の太さを変えていきます。
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ひげを6本組み合わせて一目作ります。ここからひげを足して編みながら目を増やして底の部分を作ります。
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私が失敗をしながら竹割りとひげ作りをして底の部分を編みました。すっかり忘れていると思ったのに指がひとりでに動いて不恰好ながら何とかできました。ひげの太さがまちまちなので目の形がきれいな六角形になっていませんね。母が目の数を確認しているところです。
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立ち上がりの部分から先は母にやってもらいました。さすがベテラン、手早いです。
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必要な高さになったら残ったひげを縁にまとめます。このときかごの形も整えます。
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縁に竹の芯を加えて厚めのひげで縁を巻いていきます。このときしっかり締めていかないと縁がゆるくてしっかりしないかごになってしまいます。
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「はい、出来上がり。」竹とナイフと母の手だけ・・・それと長い経験。
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左は私の記念すべき第一号作品(半分は母にやってもらいました)。右は母の手作り。さすがに細かい目がきれいに揃っています。
きょうだけで形になると思っていなかったので小さくてもかごが出来たのと、忘れたと思っていた目を作れたのがうれしかったです。
あまり間隔を空けずにまた師匠の所に行かなければ・・・。不恰好でも一人で作れるようになりたいものです。
ワァ~!よい作品ができましたね。
せっかくの師匠の技を教えてもらっておかないと~
以前もこのかごを見せてもらって感激しましたが、いくつもの工程があって美しい形が出来るのですね。
使いこんでいるうちによい味(色)になっていくのが自然の素材のよさです。
ミントさんのかごもとても立派です。
でもね、母のようにきれいに作れなくても習えるうちにできるだけ教えてもらっておこうと思いました。
普段時間がないのを言い訳にしていたのでこれからは母との時間も大切にしていきたいとあらためて感じたんですよ。
このかごは自然素材のためか野菜などの水切れがとてもいいので重宝します。
あはは、私のは目がいびつです。修行の道は竹を見分けたり四つ割り、ひげ取りまでが重要なようでまだまだ先が長いですね。
いつか、こんな日がくると思っていました。
お母様といい時間が持てて幸せですね。
いただいたかご、丸めた羊毛入れに愛用しています。
今改めて、しみじみと眺めてみました。
いいかごが出来るのは、材料の採取から・・そうなんだ
奥が深いですね。
いつの間にか、親に似てくるといいます。
今日は風が強かったです。
昨日うっすらと雪が降りましたが溶けてしまいました。
今日は初染め(梅の枝で)原毛や紡いだ綿やシルクを染めました。
新年らしく、良い色いい糸、梅色うきうきです。
でもあきらめていた事に挑戦する気になった自分の心の変化に驚いています。
>いつか、こんな日がくると思っていました
そうなんですか?私はぜんぜん考えていなかったんですよ。皆さんのお陰です。
かごを使ってくれているんですね、母も喜びます。
寒かったですね、暮れに降った雪がやっと溶けたのに少しですがまた降りました。梅で染めたのですね~、昨日は大安だし材料も選んだの?春らしいです。
私も何か染めたくなりました。
文化が進んで、何一つどうやって出来ているか分からないものに囲まれて暮らしていると、とても不安になることがあるので、はじめから作れること、を見るとうれしくなります。
この前は母が採ってきておいた竹を使ったので次回は竹を採りに行って現地で見分け方や採り方を習おうと思います。
>はじめから作れること、
身近にあるものから暮らしに役立つものを作り出す知恵ってほんとにすごいですよね。
母は子供時代にお母さんから、そのお母さんは実家でそのまたお母さんに習ったようです。
ちょっと遅いけど私も出来る限り頑張ります。
聞いておきたかったことがまだまだあったと、
あとからあとから思いつくようなことがしばしばで、
そのせいなのです。
長年菊栽培をしてきた父だったのに
何も聞いてません・・・・
もっと興味を持って聞いておけば喜んでくれたろうに。語り合えることがもっとあったのに。と思うのです。
技を受け継ぐことが同時に心の交流でもあるのでしょう。
きっと菊に向かい合っているお父様の姿を思い出すことがよくあるのでしょうね。
自分の親はずっと元気でいるものと思ってしまっているところから私も甘かったです。
孝行したい時に親は・・・と言いますが15年前に私も父が亡くなりました。
やはり草木が好きで様々植えていました。サニーさんのおっしゃるとおりもっと一緒の時間を過ごしておけば良かったと度々思います。
母の技を受け継ぐと言うほどには上達できないと思うし、孝行というよりは私が母に頼っているのが事実ですがそれもまた良しとしてやってみますね。