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香港誌発行者ら拘束、中国当局締め付け、趙元総書記の元秘書も

2014年06月03日 07時27分58秒 | ニュース
2日付の香港紙リンゴ日報などによると、中国共産党の内幕を報じることで知られる香港誌「新維月刊」を創刊した米国籍の王健民氏と同誌の編集者が5月30日、香港に隣接する中国広東省深●(=土へんに川)市で、公安当局に「違法出版物刊行」の疑いで身柄を拘束された。

 香港のメディア関係者をめぐっては、習近平国家主席を批判する書籍の発行を計画していた出版社経営、姚文田氏が昨年10月に深●(=土へんに川)で身柄を拘束され、先月に密輸罪で懲役10年の判決を言い渡されている。

 1989年6月の天安門事件から4日で25年が経過するのを前に、中国当局は言論機関への締め付けを強めており、対象はメディア関係者にとどまらない。

 香港紙、星島日報は2日までに、天安門事件をめぐって失脚した趙紫陽・元中国共産党総書記の元秘書で、北京在住の鮑●(=杉の木へんを丹に)氏(81)が5月30日、公安当局に連行されていたと報じた。鮑氏が海外メディアと接触しないようにする措置で、4日以降に釈放されるという。

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