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貧乏な人ほど感情的になりやすい?金持ちは「怒り」にどう対処する?

2021年11月17日 06時29分55秒 | お金持ちの思考

「金持ち喧嘩せず」は本当か?

この言葉の本質は、本当に喧嘩をしないことではありません。少々のことでカッとなったり、アタフタしたりしないなど、感情が揺さぶられないということです。

 

実際、若手起業家と話をすると、淡々としている人が少なくありません。もちろん、笑顔で話すこともあれば、飲み会で盛り上がることもあります。しかし、ささいなことで怒ったり動揺したり、ネガティブな感情を表に出したりする場面は、ほとんど見られないのです。

よく考えてみればこれは当然の話で、そもそも成功するような知的基盤のある人間が、容易に感情を左右されるとは考えにくいもの。

つまり、何か不測の事態が起こっても、その感情を即座に制御できるので、精神状態の起伏がなく、穏やかでいられます。それがつまり、小さなことでいちいちカッとなったりしないという行動に表れるわけです。

 

お金持ちに感情的な人は少ない

しかし、貧しい人ほど感情的になりやすい傾向があります。ちょっとのことで頭に血が上り、冷静さを失います。

 

だから、問題解決が難しくなるし、どうでもないようなことでも、動揺するから対応を誤りがちです。怒りをコントロールできなければ、人生を破壊することにもつながります。

これは犯罪者を見れば一目瞭然で、凶悪事件を起こす人はもちろん、煽り運転を仕掛ける人、ちょっとしたことで子どもの学校に怒鳴り込む人などの中に、お金持ちはほとんど見当たりません。まれに、虚栄心にまみれたお金持ちが、そうした行動を取ることもありますが……。

 

感情を押し付けるだけでは貧乏のまま

カッとなって怒鳴る、殴りかかる、売り言葉に買い言葉で罵り合う、というのは単なる動物の行動で、理性を司る前頭葉が他の動物よりも巨大に発達した人間のする行為としては、非常に低次元であるといえます。

 

本来は、怒りに任せて相手を攻撃するのではなく、「この問題を解決するために何が必要か?」を考えなければならないはずが、そこに思考が及んでいないのです。こういう人は、冷静に物事を判断できません。

そして、解決よりも自分の感情を押し付けたいという、自己中心的な発想です。だから、貧しさから脱出できないのです。

 

感情的にならないためには「教養」をつけること

ではそういう冷静な精神状態を保ったり、感情を制御したりするには、どうすればよいかというと、その解の1つが「教養」の獲得です。

 

合理的なお金持ちは、教養などというぼんやりとした分野には興味がないという印象があるかもしれませんが、実は一般の人以上に重視しています。むしろ流行りの「スキル」などの方にこそ興味がなく、もっと根源的な思考を要する勉強を好みます。

教養とは「リベラル・アーツ」であり、訳すと「人間を自由にする技」です。教養といっても、歴史や芸術、古典などに通じていることを指すわけではありません。教養は、人間の価値・判断基準を形成するものであり、物事を解釈したり考えたりする際の軸です。

言い換えると、知識と経験からもたらされる問題解決能力ともいえます。そのための考える材料として、古典や哲学などがあるということに過ぎないのです。

教養を得るための方法として、手っ取り早いのが「読書」です。「知的に怠惰な人の部屋には本がない」と言われる通り、読書は教養を得るには重要な方法といえるでしょう。

文:午堂 登紀雄(マネーガイド)


「賄賂の可能性」 西川公也元農水相受領認める 年200万を6年間

2021年11月16日 06時47分32秒 | 行政

 大手鶏卵業者が吉川貴盛・元農林水産相(71)に賄賂を渡したとされる贈収賄事件をめぐり、西川公也・元衆院議員(78)が東京地検特捜部の今年1月の聴取に対し、農水相や内閣官房参与(非常勤の国家公務員)の在任中を含む約6年間に、毎年200万円程度をこの業者から受け取ったと認めていたことがわかった。「賄賂に当たる可能性がある」と考え、政治資金収支報告書には記載しなかったとも供述したという。

 西川氏は現金受領の疑惑が表面化した昨年12月、「一身上の都合」で官房参与を辞任。衆院選不出馬を表明した今年4月に「私に疑惑はない」と語り、疑惑を公に認めていなかった。

■大臣就任時や選挙前は1回あたり「100万より多い」

 朝日新聞が確認した西川氏の供述内容によると、西川氏は2014年9月~20年7月、「アキタフーズ」(広島県福山市)の秋田善祺・前代表(88)=吉川元農水相への贈賄罪などで有罪確定=から「お盆や暮れに、その都度、100万円程度の現金を手渡された」という。農水相就任時や総選挙前は「100万円より多い金額」で、17年11月以降、約3年間の官房参与在任中は「計500万円程度」を受け取ったと説明した。

 現金は「有権者の冠婚葬祭の祝儀、香典代、弔電代」のほか「私設秘書や運転手などの人件費」「外遊の際に外国要人に手渡す土産代」「会食費」に使ったという。

 現金提供の際などには、秋田前代表から「多種多様な要望」を受けたといい、「私に現金を手渡すのは、アキタフーズを含む養鶏業界に有利になることをしてもらいたい、との気持ちからだったと分かっていた」とも打ち明けた。

■農水省幹部らとの面談を調整

 要望に対して西川氏が行ったことも供述した。

 「アニマルウェルフェア(動物福祉)」に配慮を求めた国際機関の飼育基準案に反対するよう要望を受けた際には、秋田前代表と吉川元農水相との面談の機会を設定。自らも基準案への反対を農水省に働きかけた。鶏卵業者に対する日本政策金融公庫の融資拡大の要望には、同省幹部に電話し面談の調整をしたという。

 一方、特捜部は、西川氏の農水相在任時は単純収賄罪の公訴時効が過ぎ、官房参与時代は職務権限が弱いとして同罪での立件を見送った。

 朝日新聞は今年1月、秋田前代表の供述内容として、西川氏に1500万円超の現金を渡したと報じた。現金受領の見解を改めて西川氏に求めたが、回答はなかった。


「誰よりも金持ちなのに、誰よりも働いている」イーロン・マスクが週120時間も働くワケ

2021年11月13日 06時21分54秒 | 起業

テスラのCEOであるイーロン・マスクが世界長者番付で1位になった。経営コンサルタントの竹内一正さんは「世界一の億万長者になったイーロン・マスクだが、いまでも現場の最前線で働き続けている。ときには週に120時間も働き、工場に寝泊まりしながら問題解決に挑むことも珍しくない。彼を突き動かしているのは『過大な使命感』と『過剰な自信』だ」という――。

億万長者であり世界一多忙なCEO

イーロン・マスクは世界長者番付で第1位に輝く億万長者だ。推定資産額は人類史上初の3000億ドル(約34兆円)を超える。

だからといって、ほかの富豪のように豪華な食事を楽しんだり、別荘でゆったりくつろいでいる時間はない。なぜなら、テスラ以外にも宇宙開発企業「スペースX」のCEOとしての仕事もしなければならないからだ。

そのほかにも、人間の脳とコンピュータをつなぐ科学技術の研究会社「ニューラリンク」や、地下トンネルを自動車で高速移動する交通手段の開発会社「ボーリングカンパニー」にも時間を割いている。

6人の男の子の父親でもあるイーロンはハードワークを好む。週100時間以上、ときには120時間も働く。ロサンゼルス近郊から現在はテキサス州に引っ越したが、テスラの本社はカリフォリニア州のシリコンバレーにあり、近くのフリーモント工場で販売絶好調のモデル3の組み立てを、ネバダ州のギガファクトリーでは搭載するリチウム電池を製造している。テキサス州オースチンにはギガファクトリーを建設中だ。

なお、テスラ本社は先日テキサス州への移転を決定したものの、カリフォルニアとネバダの工場はさらに50%の拡大予定だ。

イーロンがCEOを務めるもうひとつの企業「スペースX」はロサンゼルスに本社と工場があり、自社の打上げ場はフロリダ州に3ヶ所とテキサス州ボカチカにある。

自宅のあるテキサス州からスペースXのあるロサンゼルス空港や、テスラ近くのサンノゼ空港までは飛行機でも3時間以上かかる。仕事の拠点間の移動だけでも大変だが、イーロンはそんなことは気にかけていない。

テスラで一番働いているのはイーロン・マスク

イーロンは以前に南カリフォルニア大学マーシャル経営大学院のスピーチで「とにかくがむしゃらに働くことが大切だ」と述べていた。

そして、「他の人が50時間働いている間に100時間働けば、2倍のことが達成できるはずだ」と学生たちに語りかけたとおり、イーロンがスーパーハードに働く姿をテスラやスペースXの社員たちは日常的に目にしていた。

「テスラで一番働いているのはCEOのイーロンだ」と社員たちは口をそろえて言う。イーロンは生産ラインで作業することを厭(いと)わず、ブランド物のスーツが汚れることも気にしない。全身全霊で仕事に打ち込むイーロンの姿を見て、社員たちは奮い立つのだった。

スーパーハードに働くイーロンだが、彼が工場で寝ている姿も従業員たちはよく目撃していた。

テスラのある社員は、机の下で丸まって寝ているイーロンを見つけたことがあったし、別の社員は、工場の警備員が立っていた近くにあるテーブルの下で毛布にくるまって寝ているイーロンを発見した。

猛烈に働き、バッテリーが切れるとイーロンは工場の床でも、会議室でもどこでも寝るが、それは長い時間ではなく、充電すれば再起動して頭をフル回転させ、社内を飛び回り、技術者と議論を始める。

自動化ロボットが役に立たず生産がストップ

テスラの3万5千ドルのEVセダン「モデル3」は販売が絶好調で、2020年にテスラが時価総額でトヨタを抜き、世界一の自動車メーカーになった原動力であり、今年9月には欧州でガソリン車を抜いて最も売れた自動車になった。

モデル3は従来のクルマと大きく違って、フロアのシフトレバーも、サイドブレーキも、スピードメーターもない未来型のEVで、予約注文だけで40万台を超えた。

ところが、量産立上げ時は製造現場が混乱に陥り出荷が遅れた。原因は生産ラインの過度な自動化だった。自動化ロボットが役に立たず、リチウム電池工場ではバッテリーモジュールの生産が止まり、組み立て工場ではロボットが部品をつかみ損ねるなどして、モデル3の出荷が遅れた。

このとき、CEOのイーロン・マスクは何をしていたか?

製造ラインに飛び込んで、工場に寝泊まりし問題解決に連日奮闘していた。それでも出荷台数の挽回は一筋縄ではいかず、ついに工場の外にフットボール場ほどの巨大テントを立てて生産ラインを新設し、生産数量を増加させてなんとか注文に応えていった。

工場長であり設計課長でありCEOでもある

世間にはハードワークだけの社長は多くいるし、長時間労働のブラック企業の話も残念だがよく聞く。

しかし、イーロンは単に長時間労働をしているのではなく、マルチタスクで対応している。それも似たような二つの仕事を並行してこなすのではなく、両極にある二つの“物差し”で物事を捉え、実行に移している点が他の経営者と大きく異なる。

例えば、地上のクルマをすべてEVに置き換える(約1億台)とイーロンは壮大な目標を掲げ、出資者から巨額の資金を集めながら、その一方で、テスラ車の出荷がもたつけば、製造現場に飛び込んで泥臭い問題の解決にあたり、EV設計の材質や寸法にまで口を出していた。

価格が7万5千ドルを超える高級EVセダン「モデルS」で採用した17インチタッチパネルは、イーロンがデザイナーと共に試作車にノートPCを持ち込み、細部にわたって議論して決めたものだった。まだアップルのiPadが登場する以前のことだ。また、インバーターから出る微かな音を気にして設計変更を命じたこともあった。

しかし、こんなことはこれまでの経営者は決してやらなかった。というより、できなかったのだ。

ビジネススクールの教えに従えば、製造現場のことは工場長に任かせ、設計のことは設計課長に任せる。社長は、銀行や取引先との交渉など大きな仕事をやる。それが役割分担だ。

社長に、「製造ラインの歩留まりが低くて困ってます」などと直訴する製造担当者はいなかったし、もしそんなことをすれば、「社長のワシにそんな細かいことを言ってくるな!」と一括されるのが関の山だ。

“二つの物差し”を兼ね備えている

仕事の役割を分担するには分けがある。人の思考回路にはそれぞれ“物差し“があるからだ。

大きな物差しが必要な仕事をやっていると、小さな物差しの仕事はわからなくなる。逆に、小さな物差しの仕事をやっている人は、大きな物差しの仕事は理解できないものだ。

例えば、電子部品の技術者はミクロンメートル単位で設計を考えるが、山間部のダムの建設技術者はその100万倍のメートル単位で図面を描く。その結果、電子部品の技術者に巨大なダムを設計させても上手くいかない。思考の物差しの大きさが全く違うからだ。

ところがイーロンは「大きな物差し」と「小さな物差し」の両方を兼ね備えている。

5000億円規模の巨大電池工場「ギガファクトリー」建設を進めながら、テスラ車のドアノブに関してはミクロン単位の設計値に技術者と議論を戦わせることができるのも、こうした両極にある2つの物差しで問題を捉え、実行に移す能力故のことだ。しかし、常識では、“あり得ない働き方”であった。

現場に入りたがるCEOは迷惑か?

もし、大きな物差ししかイーロンが持ってなかったら、小さな物差しで日々動く現場の問題をイーロンは理解することができず、製造現場のやる気は下がってしまう。その結果、イーロンと部下との間に大きな溝が出来て、テスラは倒産したのではないか。

では、逆に、小さな物差ししか持ってなかったら、大きな目標は決して掲げられない。そうなると世間の注目も集まらないし、多額の資金も獲得できなかっただろう。

CEOが製造ラインに入って、工場で寝泊まりしては必死に働いている姿を目の当たりにすれば、現場の社員のモチベーションは上がる。自分たちの仕事の苦労が分かってもらえ、仕事への情熱が沸く。

ただし、イーロンが現場で必ず最適の判断を下すとは限らず、時には混乱や、社員の離反を招くこともあった。だが、総じてみれば、イーロンのありえない働き方は、これまでのところ見事に成功している。テスラの時価総額が1兆ドルを突破したことが何よりの証左だ。

イーロン・マスクの「過大な使命感」と「過剰な自信」

テスラの最初のEV「ロードスター」の時も、高級セダン「モデルS」の時もイーロンは製造現場に入って出荷台数を上げるべく奮闘してきた。

だが、なぜ大富豪のイーロン・マスクは現場に入りたがるのか?

イーロンには、人類と地球を救うという「過大な使命感」と、それは自分にしかできないという「過剰な自信」に突き動かされているからだ。話を2002年に遡ろう。この年にスペースXを興したのだが、その目的は、人類を火星に移住させるためのロケットを作ることだった。

環境悪化が進む地球で人口がこれ以上増えれば、人類はいずれ地球で暮らせなくなる。ならば、人類は他の惑星でも暮らすことができる“多惑星種”になるべきとイーロンは考えた。他の惑星とはつまり火星で、火星に移住し文明を築くためには地球間を何度も往復できる安いロケットが必要だ。

しかし、すぐに火星ロケットが作れるわけではなく、その間も地球温暖化は進んでいく。そこでCO2をまき散らすガソリン車に代わってEVを普及させようとテスラの経営に乗り出したのだ。

トヨタは自社の車を売ることが一番の目的だが、テスラは違う。持続可能エネルギーへの世界的な移行を推し進めることがテスラの目的だ。だからテスラは太陽光パネルを製造し、家庭用から発電所用の大規模まで対応する蓄電池製品も作り、垂直統合型のエネルギー企業となった。

この経営姿勢は当時は理解してもらえなかったが、SDGsが叫ばれるようになり昨今やっと世間がイーロンの発想に追いついた。

「たとえテスラが潰れても構わない」とEV特許を無償で公開

テスラが苦労して取得した虎の子のEV特許を2014年に無償で公開したのも、EV普及の速度をあげようとしたためだった。その結果「たとえテスラが潰れても構わない」とまで言い切ったイーロンの姿勢にその一端が表れている。

人類と地球を救うことは自分にしかできないとの「過大な自信」がイーロンを突き動かし、製造現場に足を運ばせる。

テスラのEVは常に進化している。初代のロードスターから最新のモデル3まで、毎回新たな技術に挑戦しているから量産立上げで苦戦する。しかも、生産ラインも進化させているから、苦労は2倍以上になる。

イーロンがテスラの製造現場に入ることについては、「CEOはもっと大所高所から経営を見るべきだ」と株主からも批判が多い。

だが、2023年に予定している2万5千ドルのEVの量産立上げでも、「過大な使命感」と「過剰な自信」を纏(まと)って、イーロンはきっと製造現場に入ると著者は予想する。

映画「アイアンマン」のモデルにもなったというイーロンだが、今年で50才になった。アイアンマンのように自ら先陣を切ってその時も超人的な戦いを続けられるのか、世界は注目している。

---------- 竹内 一正(たけうち・かずまさ) 経営コンサルタント 1957年生まれ。徳島大学大学院工学研究科修了。米国ノースウェスタン大学客員研究員。松下電器産業(現パナソニック)に入社。PC用磁気記録メディアの新製品開発、PC海外ビジネス開拓に従事。その後アップルコンピュータ社にてマーケティングに携わる。日本ゲートウェイを経て、メディアリングの代表取締役などを歴任。シリコンバレー事情に精通。現在、コンサルタント事務所「オフィス・ケイ」代表。著書に『TechnoKING イーロン・マスク 奇跡を呼び込む光速経営』(朝日新聞出版)、『アップル さらなる成長と死角』(ダイヤモンド社)、『世界で最もSDGsに熱心な実業家 イーロン・マスクの未来地図』(宝島社)などがある。 ----------


貧乏な人と金持ちな人の「SNSの付き合い方」違いは?

2021年11月12日 05時28分06秒 | お役立ち情報

お金に恵まれる人の使い方

お金に恵まれる人と恵まれない人とでは、SNSの使い方に違いがあるように感じます。お金持ちの人は、SNSをこんなふうに使っています。

 

・近しい人たちへ手っ取り早く連絡する:今度みんなで会おう!

・他人の役に立てるような情報を発信する:このブログおもしろいよ!

・自分が必要とする情報をいち早くキャッチする:他人はどんな情報持ってるのかな?

・共感を生めるようなコミュニティーを作る:このテーマに意見くださ~い

 

SNSの目的と自分時間を大事にする

お金持ちになる人は、自分の時間を有効に使うために、あるいは自分の感情や情報力を高いレベルで維持するためにSNSを使っています。

 

目的があるから使うのであって、暇だからスマホを開くというような人はいません。必要なときに必要な作業のために使う。そうでなければ、使わないし、見ない。

中には、スマホを持っていないというお金持ちもいます。いえ、機械オンチとかITが苦手とかではありません。

デスクに向かえば、かなり手際よくパソコンやタブレットを使いこなします。それは、両手でキーボードを打てるから便利なのです。

片手で小さな画面をタッチする操作では、時間がかかりすぎると感じることが使わない理由です。1分1秒を大事にしているのです。

このようにお金持ちになる人は、SNSもスマホも、使う機会を厳選しています。自分の時間を一番大事にしているからなのです。

 

恵まれない人たちの使い方

一方で、次のような使い方は、お金持ちたちはしませんが、一般的にはよくありがちかもしれません。

 

・自分の存在感を誇示するための独りよがりの発信:こんなぜいたくしてるぜ~

・だれかに救いを求めるようなネガティブ情報の発信:自分はこんなに不運です~

・他人を攻撃、批判するような、有害な情報発信:コイツの発言許せない!

・自分をまぎらわせるための、慰め的な使い方:おれには、こんな楽しみしかないよ~

最近の犯罪者は、SNSで犯行の足跡を残していたりすることが、報道されています。自分が満たされていない人が、SNSを使って自己承認を求めることで、小さな快感を得ているのかもしれません。

SNSには、麻薬のような中毒性のある使い方におちいる可能性があります。使い方には、自主的な規範と目的意識が必要ですね。

 

使っているのか? 使われているのか?

SNSに限らず、今の世の中にはモノやツールがあふれています。それを使いこなせれば、心も生活も豊かになるのですが、現実は残念ながら、モノやツールに使われている人が多く、心を無くしています。

 

毎日が忙しくなるばかりで、心の豊かさを感じられません。私たち人間が使っているようで、実は使われていることに、こんな例があります。

・酒、タバコ、砂糖、脂などの有害な飲食物

・人を運動不足にする自動車

・空き時間をむしばむテレビ

スマホやパソコンが、あなたの「考える時間」を奪わないことを祈っています。

文:北川 邦弘(マネーガイド)


日本の頭脳はなぜ中国に流出しているのか?「日本が復活するのは不可能」の声

2021年11月10日 07時11分58秒 | アジア経済

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8日、観察者網は、日本の有力な学者が相次いで中国に流出している現状に関する日本メディアの報道を紹介する記事を掲載した。写真は東京理科大学元学長の藤嶋昭が移籍した中国の上海理工大学。

2021年11月8日、中国メディアの観察者網は、日本の有力な学者が相次いで中国に流出している現状に関する日本メディアの報道を紹介する記事を掲載した。

記事は、日本の著名な光触媒研究の専門家である藤嶋昭東京理科大学元学長が上海理工大学に活動拠点を移し、同大学が藤嶋氏のために数十億円を投じて新たに研究所を設立する予定であること、2019年には日本の脳神経研究の専門家である御子柴克彦氏が上海科技大学免疫化学研究所の教授となり、土木工学の専門家である上田多聞・北海道大学名誉教授も深セン大学での活動を選択したことなど、日本の学術界の重鎮的人物が続々と中国に活動の場を移していると日本メディアが報じたことを伝えた。

そして、日本メディアが日本の貴重な学者の中国流出について、資金や経費不足などにより日本国内の学術研究環境が徐々に悪化していること、一方で中国の研究開発費用は2000年からの20年間でおよそ13倍にまで膨らみ、日本の研究経費の3倍にまで達していることを挙げ、「研究を続けたい」という学者の思いと、中国の優れた研究環境が大きな原動力になっているとの見解を示したことを紹介している。

また、今年ノーベル物理学賞を獲得した米国籍の真鍋淑郎氏が日本の科学研究の現状について「好奇心に駆られる研究が減り続けている」と語り、日本国内で安定した資金や職位が不足していることで、画期的な研究成果が生まれにくくなっていると指摘したほか、米国籍を取得した理由について「協調の中で生きていく能力がないので、日本に帰りたくない」「日本人では他人に迷惑をかけないよう協調を図るが、米国では他人がどう思うかをあまり気にする必要はない」と語ったことを伝えた。

さらに、真鍋氏が日本では科学者と政策決定者の間の意思疎通も不足しているとも指摘したことを紹介した。

記事は、日本のメディアが日本政府も学術界を取り巻く環境に危機感を抱いており、岸田文雄首相が就任前の8月に科学研究への資金投入を拡大し、国内の大学向けに10兆円の基金を設け、世界一流の研究型大学を作る意向を示したと伝える一方で、「日本が今後優秀な学者を呼び込めるか、世界的の魅力のある研究機関を作れるかは、今後の具体的な政策を見る必要がある」と評したことを伝えている。

この件について中国のネットユーザーからは「30年間成長しない中で科学技術分野の予算を増やせば、医療、教育、年金、国防、インフラ、中小企業支援、治安などさまざまな部分の予算が減ることになる。日本が復活するのは不可能」「年功序列で上昇の余地がない日本に流れるのは二流、三流の人間。一流の人間は米国でチャレンジし、そこで天井にぶつかったら中国に戻ってくる」「この世代の日本人研究者はかねてより日本の学生に失望し、中国人学生を弟子として育成に力を入れてきた。その弟子たちが先生を中国に呼び寄せようとしているのだろう」といったコメントが寄せられた。(翻訳・編集/川尻