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潜在効果

2012-01-05 | 教育

潜在効果 なんとなく良い影響を受ける

 

 

頭を柔らかくするポイント***************

 

1)知らず知らずに受ける影響の大きさを知る。

 

2)本筋以外の情報にも気をくばる。

 

3)本物、一流にできるだけ頻繁に触れる。

 

***********************

 

●接触する回数が多いほど好きになる

 

 何度も同じ物に触れていると、だんだんそれが好きになる、単純提示効果と呼ばれている現象がある。しかも、もっとびっくりするのは、意識的にはまったく何も見えない(閾下;サブリミナル)くらいに短い時間(5ミリ秒くらい)で提示しても、同じ効果がみられるのである。

 

 この単純提示効果は見えの世界の話であるが、これに似た効果は、記憶や注意や判断など心の働きのあちこちの世界でもみられる。

 

 たとえば、注意の世界でも、パーティ会場で、他の人との会話に注意を向けていても、自分の名前が呼ばれればすぐにそちらに注意が向く(カクテルパーティ現象)。この現象は、意図的な注意の範囲よりもずっと広く無意図的に注意を配っていることの証拠である。

 

 また、記憶の世界についても同じようなことがある。実習で確認されたい。

 

 意識下(無意識)に起こっているといるということで、ここでは潜在効果と呼んでおく。

 

 

●努力しないで影響される

 

 潜在効果は、物を買わせたい、自分に1票を入れさせたい、といったことをねらう人々にとっては、すぐにでも飛びつきたくなるような効果である。しかし、これには、倫理的な問題があって、そうすんなりとは使えない。とりわけ、閾下提示の場合は、TV界では禁止されている。

 

 確かに、人から制御される形での潜在効果の活用は困るし気持ち悪いが、自分自身でなら、こうした効果を利用することはあってもよい。努力しないで好ましい影響を受けられるのだから、これほどありがたいことはない。

 

 

●潜在効果を活用する

 

 古物商や画商は、弟子に真贋判定の力をつけさせるために本物に徹底的に触れさせるとのことである。潜在処理される情報の重要性を知っているのであろう。

 

 教育学の領域でも、「隠れたカリキュラム」という概念がある。良い教師、良い教育環境の中に埋め込まれている情報に触れることで子供が知らず知らずに身につける知識の大切さが、この概念には込められている。

 

 いずれの場合も、何が真贋区別の決め手か、何が子供に好影響を与えるのかを顕在化させる学問的、経験的な努力がなされてはいるが、多分、いくら努力をしても残るもの(わからないもの)があるはずである。そこに潜在効果を期待するわけである。

 

 では、我々の普段の心がけとしてでは、どんなことあるだろうか。

 

 世間で定評のある「良質な」人や物に触れることである。それも、一回こっきりではなく、できるだけ頻繁に触れることである。

 

・美術館、博物館にいく

 

・一流品に触れる

 

・その道の達人の話を直接聞く

 

・名著や古典を読む

 

 


名言効果「名言の心理学

2012-01-05 | 名言の心理学

後ろ向きかつ本質を突いた名言が、読者に悟りを促し、かえって元
気になるという副作用をもたらしてくれます。
(土井英司)

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名言には、ポジティブマインド作りを志向したものも

ネガティブマインド作りを志向したものもある。

いずれも、それなりの名言効果がある。

ネガティブな名言は、ネガティブマインドのもつ

深い自己認識への誘導を促す。

それが、「かえって」を元気を出すことになると、名言は言う。

しかし、「かえって」落ちこんでしまうことにもなることがある。

それを克服するのが、自己認識に使われる知性である。

知性は、感情を客観化させるので、

ポジティブ状態への復帰のきっかけになる。

おすすめは、心の日記をつけること。

知性発揮の道具である言葉が救いになるからである。

 

 


酒「心を元気にするもの

2012-01-05 | ポジティブ心理学

酒「心の元気づくりの文化」

 

「酒は手軽な元気薬ではあるが」

 

    酒と気持ち

 気持ちのコントロールの方策にはさまざまな心理的なテクニックがありますが、下戸でないなら誰もがもっとも確実かつ手軽にできる方策が飲酒です。

 飲酒を適切にコントロールできれば、気持ちも適切にコントロールできることになります。

「適切に」が難しいですね。これをここでは考えてみたいと思います。

 その前に、アルコールと気持ちについて一言。

 アルコールに限らず、タバコなどいわゆる薬物による気持ちのコントロールには長い歴史があります。そして、社会の中で確固たる文化として機能しています。それほど、社会において気持ちのコントロールが必要だということだと思います。

 それだけに、結構うるさいマナーと自己規制――法律的な規制もありますーーーが要求されます。その中で、いかに「適切に」飲酒を心の元気づけに活用するかを考えることになります。

 

    気持ち元気になるための飲酒のコツ

    飲酒を習慣にしない

 飲酒には習慣性があります。

ほどほどの飲酒は、身体的には、「百薬の長」と言われますから習慣になったほうが好ましいかもしれませんが、しかし、習慣になってしまった飲酒は、気持ちのコントロールにはあまり好ましくありません。

気持ち元気な時も酒、気持ち落ち込んだ時も酒。気持ち穏やかな時も酒となります。

これでは、アル中まっしぐらとなります。

酒による気持ちのコントロールは、自分の意志でやれることが大前提です。

    一人酒はできるだけ避ける

もちろん一人静かに、もありですが、できれば、心元気にするための飲酒は、仲間と一緒のほうが元気が倍増します。一人飲酒だとどうしても習慣になります。仲間と一緒なら、ポイティブコミュニケーションもできます。さらに、仲間との気の置けない会話が頭の活性化にも役立ちます。

    涙酒は節制、祝い酒は積極的に

うれしいこと、楽しいことがあった時こそ、それを祝する飲酒をするほうにバイアスをかけておくのも一計です。

なぜかというと、高ストレス社会では、ネガティブ感情を消す(忘れる)ための飲酒ほうがどうしても多くなりがちだからです。これはこれで、適切に自己コントロールができているなら悪いことではないのですが、頻度と深さが問題です。

ポジティブ感情と飲酒のほうの結びつきを緊密にしておけば、この問題にも効果的に対処できることになります。

 

 

 


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2012-01-05 | Weblog

 

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10 歴史を学ぶ 名言


東京駅、変貌しつつある

2012-01-05 | 心の体験的日記

 

ひさしぶりに

東京駅の中華、ほうめいしゅんへ

駅、というより駅ビルが大改修中で

記憶があてにならない

迷いに迷って

やっとたどりついた

しかし、味がむかしと違う(と思う)

味の記憶はあてにならないとは思うが。

それにしても、丸の内川も八重洲口側も大変貌の予感

昔は、週2くらいのペースで東京駅経由だったが

最近は、ほとんど使うことがなかった