者と物・事とをつなぐインタフェースとしてのデザイン
「者」はユーザ・消費者(使い手)、「物」は製品の物理的な特性、「事」は製品にかかわる情報特性である。デザインは、者と物・事を仲介する(インターフェース)機能を果たすものと位置づけたときに、どんなことが問題になるのかを考えてみる。
本稿で想定する物・事は、日常生活の中で使われるさまざまな生活用具・電子生活電子機器である。
主要な視点として4つを設定してみた。
・可視性 見た目はどうか
・使用性 使えるか、使いやすいか、気持ちよく使えるか
・安全性 エラー、事故への配慮は充分か
・機能性 生活用具の目的をどの程度果たせるか
一つの生活用具・電子機器で、軽重はあっても、この4つの視点は一体で考える必要であるが、話の便宜上、以下、個別に論じていく。
さらに、4つの視点間には、機能性を中心に、3つの視点が、ときには連携し、ときにはトレードオフ(あちらたてればこちらがたたず)関係が想定されることもあらかじめ指摘しておく。
全体を通して、「使い手にとってこうだから、生活用具・電子機器の開発、評価にあたっては、こういうデザインにしてほしい」というスタンスでの言説になる。
つまり、使い手の認知・行動特性を、生活用具・電子機器の開発と評価のためのデザイン技術として活かしてほしいとの思いが込められている
その認知・行動特性として想定するのは、おおむね次のようなものである。
・圧倒的に習慣的な認知・行動が多い
・多彩な認知・行動が発生している
・多彩な人々がそれぞれの思いで生活用具とかかわっている
・通時的な変化がある
・世代間遺伝がある
「者」はユーザ・消費者(使い手)、「物」は製品の物理的な特性、「事」は製品にかかわる情報特性である。デザインは、者と物・事を仲介する(インターフェース)機能を果たすものと位置づけたときに、どんなことが問題になるのかを考えてみる。
本稿で想定する物・事は、日常生活の中で使われるさまざまな生活用具・電子生活電子機器である。
主要な視点として4つを設定してみた。
・可視性 見た目はどうか
・使用性 使えるか、使いやすいか、気持ちよく使えるか
・安全性 エラー、事故への配慮は充分か
・機能性 生活用具の目的をどの程度果たせるか
一つの生活用具・電子機器で、軽重はあっても、この4つの視点は一体で考える必要であるが、話の便宜上、以下、個別に論じていく。
さらに、4つの視点間には、機能性を中心に、3つの視点が、ときには連携し、ときにはトレードオフ(あちらたてればこちらがたたず)関係が想定されることもあらかじめ指摘しておく。
全体を通して、「使い手にとってこうだから、生活用具・電子機器の開発、評価にあたっては、こういうデザインにしてほしい」というスタンスでの言説になる。
つまり、使い手の認知・行動特性を、生活用具・電子機器の開発と評価のためのデザイン技術として活かしてほしいとの思いが込められている
その認知・行動特性として想定するのは、おおむね次のようなものである。
・圧倒的に習慣的な認知・行動が多い
・多彩な認知・行動が発生している
・多彩な人々がそれぞれの思いで生活用具とかかわっている
・通時的な変化がある
・世代間遺伝がある