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者と物・事とをつなぐインタフェースとしてのデザイン 

2012-06-25 | 認知心理学
者と物・事とをつなぐインタフェースとしてのデザイン 

 「者」はユーザ・消費者(使い手)、「物」は製品の物理的な特性、「事」は製品にかかわる情報特性である。デザインは、者と物・事を仲介する(インターフェース)機能を果たすものと位置づけたときに、どんなことが問題になるのかを考えてみる。
本稿で想定する物・事は、日常生活の中で使われるさまざまな生活用具・電子生活電子機器である。
主要な視点として4つを設定してみた。
 ・可視性 見た目はどうか
 ・使用性 使えるか、使いやすいか、気持ちよく使えるか
 ・安全性 エラー、事故への配慮は充分か
 ・機能性 生活用具の目的をどの程度果たせるか
 一つの生活用具・電子機器で、軽重はあっても、この4つの視点は一体で考える必要であるが、話の便宜上、以下、個別に論じていく。
 さらに、4つの視点間には、機能性を中心に、3つの視点が、ときには連携し、ときにはトレードオフ(あちらたてればこちらがたたず)関係が想定されることもあらかじめ指摘しておく。
 全体を通して、「使い手にとってこうだから、生活用具・電子機器の開発、評価にあたっては、こういうデザインにしてほしい」というスタンスでの言説になる。
 つまり、使い手の認知・行動特性を、生活用具・電子機器の開発と評価のためのデザイン技術として活かしてほしいとの思いが込められている
その認知・行動特性として想定するのは、おおむね次のようなものである。
 ・圧倒的に習慣的な認知・行動が多い
 ・多彩な認知・行動が発生している
 ・多彩な人々がそれぞれの思いで生活用具とかかわっている
 ・通時的な変化がある
 ・世代間遺伝がある

目標の取り違えエラー

2012-06-25 | ヒューマンエラー
●事例1「乗客サービスを優先してしまった」

「ブレーキの効きがいつもより良すぎたので点検していた。しかし、お客のイライラ、クレームに耐えきれず、点検を打ち切り発車したが、今度は効きが悪くなり、停止位置をオーバーしてしまった。」

●事例分析  
仕事をするとき「---すべし」という使命(Mission)に基づいて、自分なりの目標をたてます。そのとき、「安全に関する目標」と「運行に関する目標(「時間通りに」「乗客に気持ちよく」など)」とがあります。  
そして、通常は、安全の使命・目標の制約の中で、運行上の使命・目標を達成します。   しかし、現場で運転している人の頭の中ではいつもこうなっているとは限りません。時には、運行上の使命・目標が安全の使命・目標の制約をはみ出てしまうことがあります。この時起こるのが、目標の取り違えエラーです。
 目標間に葛藤が起こるような状況では、「人に親切にしたい」「乗客や患者を喜ばしたいという優しい気持ち」「自分の力を示したい(自己顕示欲)」「自分の力を確認したい(自己有能感)」「業績を挙げたい」「競争に勝ちたい」と言った気持ちが出てしまい、こうした目標の取り違えエラーによる事故を引き起こします。

●目標の取り違えエラーへの対処  
こで、目標の取り違えエラーをしないためには、まずは、こうした気持ちを押さえること、さらに、会社の使命に従って、自分の頭の中の目標管理をきちんとすることです。ただし、会社の使命がきちんと明示されていての話ですが。具体的には、
○目標の階層を明確にして安全目標を運行目標の上におく  例「手順通りの安全運転」が第一、「サービス」「時間通り」はその次
○具体的な目標を意識する  例「安全第一」より「安全の法規、手順の遵守」

C$Pができた、と思いきや、まただめ

2012-06-25 | Weblog
第2回オープンャンパス開催(7月22日)と
AO入試開始のお知らせ

いよいよ8月から、AO入試からはじまります。
そのための事前登録のためのOCが、7月22日になります。


ブログの編集メニューの「ページ」のところにある
貼り付け
でC%Pができました

これで一安心

と思いきや
その「ページ」のメニューがまた消えてしまった 

でも、いずれなんとかできるだろう
楽観
がんばります 笑いいや苦笑い


コミュニケーションとは

2012-06-25 | Weblog
コミュニケーションとは 思いと気持ちの共有

 コミュニケーションの本質は、自分と相手とがその場での思い(情報)と気持ちを共有することです。 そのための手段やお膳立ては、実にさまざまですが、ねらいは、それにつきます。
 「思いと気持ちの共有」。
たった3語だけからなるコミュニケーションのねらいでるが、これを十全に実現するのは、それほど簡単ではありません。だからこそ、たとえば、最近の企業が新入社員に要求する能力のトップに、これが挙げられるのだと思います。
 養護教諭となれば、その仕事の範囲、多様さを考えると、それぞれの場でのコミュニケーションのこのねらいを達成するには、外から想像する以上の難しさがあると思います