25歳からのお仕事相談」より
●ワークライフバランスは、どうなった!
「仕事と生活のほどよいバランスを」という厚生労働省のかけ声。最近は、あまり聞こえてこなくなったような気がしますが、ますますワークのほうが、厳しくなってきているのでしょうか。長時間労働に加えて高密度労働が、とりわけ正規社員の方々に押し寄せているようですね。
たぶん、年齢からして仕事について3年余でしょうか。仕事にも慣れてきて自分の今のライフを考えられる余裕がでてきたのかもしれません。そんな中での、「さて、自分のライフ、これでいいのか?」ではないかと思います。
余談になりますが、3年目は、何かと節目の年のようです。
「石の上にも3年」。「桃栗3年、柿8年」。さらに、「新入社員3割が3年でやめる」なんてのもあります。
余談はさておくことにしましょう。事はもっと深刻で、貯まるストレスに負けそうな自分に気がついての相談かもしれません。かりにそうだとしても、ただちに公務員試験をおすすめするわけにはいかないところがあります。
たぶん、あなたもご存じだと思いますが、世のため人のためという使命感に満ちたたくさんの公務員志望者がいるなかで、「自分の時間をもちたい」という「不純な」動機から公務員を志望しても、まず、合格できるとは思えないからです。しかも、仮に合格しても、さて、本当にあなたの希望どおり「自分の時間がもてる」職場であるとは言い切れないからです。
●さて、どうする
あなたが感じているストレス状態がどの程度なのかわかりませんが、当面、こんなことをチェックしてみてください。
まずは、 銀行の仕事について、
・自分は銀行の仕事に向いていないのか
・銀行の仕事に使命感を感じられないのか
ここで、使命感とは、あなたの仕事上の生きがいに何か社会的な意味あいを感じているかです。
もしそうだとするなら、公務員も含めて転職もありだと思いますが、繰り返しますが、公務員になったとしても、使命感がないのがとても気になります。
さらに、自分の時間がもてないことに関して、
・それは、仕事の多忙さから逃れたいためだけなのではないのか
だとするなら、今一度、一日、一週間、一月、―――の単位でご自分のワークライフバランスを点検してみてはいかがでしょうか。そして、これだけは絶対に譲れないライフ・タイムを大事にする(できる)ような、ワークも含めたスケジューリングをしてみるというのはできませんか。意外にそれなりの覚悟をすると、状況が開けるものです。場合によっては、労働法規も助けになります。
ところで、自分の時間が持てたとして、何をしたいのですか。まさか、それを考えるために自分の時間がほしい、というわけではないですよね。(笑い)普通は、したいことがあると何をおいてもしてしまうはずですが。
いかがでしょうか。こんなことを今一度、点検してみてください。それほど事が切迫しているとは思えませんので、ゆっくりとあれこれと考えてみてはいかがでしょうか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/96/0aac3314beef66b58884fc8629bd59c2.jpg)
●ワークライフバランスは、どうなった!
「仕事と生活のほどよいバランスを」という厚生労働省のかけ声。最近は、あまり聞こえてこなくなったような気がしますが、ますますワークのほうが、厳しくなってきているのでしょうか。長時間労働に加えて高密度労働が、とりわけ正規社員の方々に押し寄せているようですね。
たぶん、年齢からして仕事について3年余でしょうか。仕事にも慣れてきて自分の今のライフを考えられる余裕がでてきたのかもしれません。そんな中での、「さて、自分のライフ、これでいいのか?」ではないかと思います。
余談になりますが、3年目は、何かと節目の年のようです。
「石の上にも3年」。「桃栗3年、柿8年」。さらに、「新入社員3割が3年でやめる」なんてのもあります。
余談はさておくことにしましょう。事はもっと深刻で、貯まるストレスに負けそうな自分に気がついての相談かもしれません。かりにそうだとしても、ただちに公務員試験をおすすめするわけにはいかないところがあります。
たぶん、あなたもご存じだと思いますが、世のため人のためという使命感に満ちたたくさんの公務員志望者がいるなかで、「自分の時間をもちたい」という「不純な」動機から公務員を志望しても、まず、合格できるとは思えないからです。しかも、仮に合格しても、さて、本当にあなたの希望どおり「自分の時間がもてる」職場であるとは言い切れないからです。
●さて、どうする
あなたが感じているストレス状態がどの程度なのかわかりませんが、当面、こんなことをチェックしてみてください。
まずは、 銀行の仕事について、
・自分は銀行の仕事に向いていないのか
・銀行の仕事に使命感を感じられないのか
ここで、使命感とは、あなたの仕事上の生きがいに何か社会的な意味あいを感じているかです。
もしそうだとするなら、公務員も含めて転職もありだと思いますが、繰り返しますが、公務員になったとしても、使命感がないのがとても気になります。
さらに、自分の時間がもてないことに関して、
・それは、仕事の多忙さから逃れたいためだけなのではないのか
だとするなら、今一度、一日、一週間、一月、―――の単位でご自分のワークライフバランスを点検してみてはいかがでしょうか。そして、これだけは絶対に譲れないライフ・タイムを大事にする(できる)ような、ワークも含めたスケジューリングをしてみるというのはできませんか。意外にそれなりの覚悟をすると、状況が開けるものです。場合によっては、労働法規も助けになります。
ところで、自分の時間が持てたとして、何をしたいのですか。まさか、それを考えるために自分の時間がほしい、というわけではないですよね。(笑い)普通は、したいことがあると何をおいてもしてしまうはずですが。
いかがでしょうか。こんなことを今一度、点検してみてください。それほど事が切迫しているとは思えませんので、ゆっくりとあれこれと考えてみてはいかがでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/96/0aac3314beef66b58884fc8629bd59c2.jpg)