● 高齢者心理(psychology of the aged)
知的面では、問題解決能力(流動性知能)は低下するものの、知識活用力(結晶性知能)はそれほど低下しない。ただ、知的抑制力が低下するので、脈絡のない想起や発言が起こりがちである。
性格的には個人差が大きくて一概にその特徴を述べるのは難しいが、次郎丸睦子によると、大雑把には3つの心理特性のいずれかを示す傾向がある。
ひとつは、それまでの性格がますます顕著になる先鋭化である。
2つは、これまでの職業生活の中で抑制されてものが表面に出てくる反動化である。
3つ目が、いわゆる人格的な角がどれる円熟化である。
知的面では、問題解決能力(流動性知能)は低下するものの、知識活用力(結晶性知能)はそれほど低下しない。ただ、知的抑制力が低下するので、脈絡のない想起や発言が起こりがちである。
性格的には個人差が大きくて一概にその特徴を述べるのは難しいが、次郎丸睦子によると、大雑把には3つの心理特性のいずれかを示す傾向がある。
ひとつは、それまでの性格がますます顕著になる先鋭化である。
2つは、これまでの職業生活の中で抑制されてものが表面に出てくる反動化である。
3つ目が、いわゆる人格的な角がどれる円熟化である。
