心の風景 認知的体験

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学習力トレーニング」評判

2013-01-15 | 認知心理学
茶葉さんのレビュー 読み終わった
タイトルからイメージするのは、記憶力、文章表現力、集中力あたりでしょうか。その他にも、失敗、時間管理、コミュニケーション能力についてもあり、かなり幅広い「学習力」について書かれています。
テクニックというより根本的な内容のせいか、勉強環境・勉強内容に問わず使える内容ばかりです。学生時代に読みたかったです。
年齢を問わず読み応えがあるかと思います。特に勉強法のビジネス書を読んでも実生活に取り込みづらかった方にお薦めしたいです。

これいいね!
2011-09-07 | 詳細・コメントする»
hnakaさんのレビュー 読み終わった
けっして「ジュニア」向けでは無い充実度。
世に出回ってる「ビジネスマン」向けの啓発本よりも真髄をついていて根本的な考え方を再認識させてくれる。
中学高校でこの本を読んでさらに吸収する事は、少なくとも自分は不可能だったな、きっと。
今だからこそ、読んでよかった。
恐るべし、岩波ジュニア新書!

これいいね!
2011-06-05 | 詳細・コメントする»
エルモさんのレビュー
高校の課題図書。
難しいけど、なるほどなぁー。と納得できる1冊。

これいいね!

観客の多さ

2013-01-15 | 心の体験的日記
しかるべきイベントにはびっくりするくらいのファンが集まる
これで何が不況?
これでなんで若者が不幸せ?と思うほど

野球場
サッカー場
さらに、
ライブ

一度いってみたいと思いながら
はたせないことの一つ

先日、加山雄三ライブが松戸であるのをみつけた
いってみようかなーと広告だけとってあったが、
決断がつかないまま、締め切り

もっとも、音楽会には、2度くらいいったことがあるかなー
でも、退屈だった記憶がある

でも、TVなどでは堪能できない
臨場することにによる楽しみ、魅力があるのかも

まーこれも老後の楽しみにとっておくことにしよう


あっはっは、自分の弔辞を自分で書け

2013-01-15 | ポジティブ心理学
ワイズマン「その科学が成功を決める」が
とてつもなくおもしろいし役立つ

その一つが、自分弔辞をかけ というもの
自分の友人が自分のための弔辞をよむとしたら
どんなものになるかを書いてみよ
さすれば、自分の行き方も変わるはず
とのこと

やってみるかなー 笑い
でも、もう遅いかも ?笑い

a学習日記

2013-01-15 | 教育
a学習日記は、e-ポートフォリオの設計思想の一部を、
コストをかけずに(紙と鉛筆で)実現するものである。

・書くことによる内省力と自己客観視力の養成
・ 大学での学習に関心を向けさせる効果
・ 目標を意識した学習
・ 教員との知的コミュニケーションの触発効果
・ 学生の学習状況の実態を教員や仲間が把握できる


「会話力をつける」<<養護教諭のコミュニケーション」より

2013-01-15 | わかりやすい表現
「会話力をつける」
●会話にも公準がある
たかが会話であるが、されど会話である。グライスという言語学者が、かつて会話が成立するための公準を提案したことがある。
1)適度の情報量
会話では、必要とされている情報よりも、多すぎて少なすぎて、よくない
2)真実性
ことわりのない限り、あるいは自明でない限り(自明なら嘘は一つの修辞表現)嘘を言わない
3)一貫性
会話の流れに関連したことを言う
4)明瞭性
簡潔にはっきりと話す

いずれも至極当たり前の公準であるが、それだけになるほどというところはある。この公準を踏まえて、会話をより効果的なものにするための考えどころをいくつか提案してみたい。

●言葉のキャッチボールをする
 誰と会話するにしろ、会話は、言葉のキャッチボールというくらい、思いや感情が相手との間で頻繁にいったりきたりするのが特徴である。
 ところが、時にはピッチャーが投げキャッチャーがとる関係になってしまう会話もある。
 電車で遭遇した光景。3人の中年女性が賑やかに会話しているのだが、真ん中の女性がひたすらしゃべり、左隣の女性がもっぱら聞き役。右隣の女性は我関せず。これが下車するまで30分も続いた。こうなると会話を装った演説である。
会話を分析するときの一つの指標に、ターンテーキング(turn taking)というのがある。
会話のキャッチボールが何回行われたかを数えるのである。それくらい、会話には、相手とのやりとりが大事ということである。

●会話の癒しの機能を活用する
前述の3人の女性の会話場面で、ひたすら話していた方は、話すことで自分のストレス解消をしていたのかもしれない。
会話の基本からははずれるが、会話には、話すことでうっぷんがはらせる、という癒しの機能もある。「ものを言わぬは腹ふくれる業なり」である。カウンセリングはここに注目する。第2回を参照されたい。

●会話の知的機能を活用する
会話にはさらに大事な機能がある。それは、情報を収集したり、相手に情報を提供したりする知的な機能である。
今はコンピュータの検索機能やメールが、かつては会話でしていたことのかなりの部分を代替するようにはなっている。それでも、対面会話のメリットは捨てがたい。
メリットその1は、会話では、情報のその人なりの評価、それも明示的な評価だけでなく、その情報を言ったり聴いたりした時の表情や声の調子などの言外の評価情報が生のまま得られることである。
メリットその2は、会話での知的触発である。会話の最中に、突然、何かを思いついたという経験はないであろうか。あるいは、会話内容を後で思い出して、「そうだ!そう言えば」といったことはなかったであろうか。
相手のちょっとした言動がそうしたことのきっかけになっているのである。

●表情と視線は、会話の潤滑油
対面会話では、言葉以外の情報も否応なしに相手に伝わる。なかでも、表情・ジェスチャーと視線の役割は重要である。
相手のにこやかな表情は、相手の話を促すし、不機嫌な表情は、会話を抑制する。さらに、相手の話に同意、不同意も表情やジェスチャーで即座にフィードバックできる。
 また視線は、主に会話でのターンテーキングの調整をしていることが知られている。自分が話す時には相手から視線を避け、終える時は次はあなたの番とばかり相手を見る。
表情・ジェスチャーと視線はいずれも、あまり意識的にコントロールされていないのが特徴である。それだけに、本音が出る。意識的なコントロールのもとにある言語情報との整合性が問われることになる。「2重拘束」というおもしろい概念がベイトソンによって提案されたことがある。口で言うことと本音とのずれが相手に困惑を与えることである。
たとえば、母親が子供に向けて「おりこうさんね」と口では言いながら、TVに夢中になっているような光景である。
 表情・ジェスチャー、そして視線がこんな大切な役割を果たしていることを知れば、いくばくかの努力を意識的にしてみてもよい。最初はぎこちないかもしれないが、次第に会得できるようになるであろう。

●会話では、知的共感性が大事
第2回で、共感的理解の話をした。それはいわば、感情的共感であった。それに加えて、知的な共感性も会話も含めたコミュニケーションでは大事になる。
知的共感性とは、「相手がどんな知識を持ち、何に関心をもっているかを知ること」である。具体的には、表のような知的共感性をはかる心理的尺度があるので、挑戦してみてほしい。
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* 表 知的共感性尺度
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