心の風景 認知的体験

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進歩感

2013-01-22 | ポジティブ心理学
進歩感をもつには、目標を細分化するのではなく、目標を大まかに立ててしまうのです。ここで、「おおまか」の意味には2つあります。

一つは、下位目標が細かくすれば10あるところを半分にすることです。
もう一つは、達成基準もおおまかにすることです。

一喜一憂せずに、「おおまかに」自己評価するのです。マイペースで気持ちるんるんでやるのです。そうすれば、結果が自然についてくるはずです。

道路掃除人、からす

2013-01-22 | 心の体験的日記
カラスの賢さはよく知られている
賢いだけでなく、
人間の役にもたっている
道路の横たわる動物の死骸を片付けてくれる
不思議に思うのは、
それが探せる能力があること
さらに、車接近の察知力があること

質問心

2013-01-22 | 教育

●質問心
 はじめてアメリカの心理学会に行った時の光景を思い出しました。
 発表が終わり、質問の時間になると、質問したい人が会場の1本のマイクの前にずらりと並ぶのです。ひるがえって、日本の学会。司会者が、「質問ありませんか」と会場に聞く。出ないので仕方なく(時間調整のため)司会者がお義理の質問をして終わりです。
 彼我の質問文化の違いと言ってしまってよいものかどうか。

大学で教える]認知と学習の心理学より 新春連載

2013-01-22 | 教育

●内容と方法と熱意
大学の授業に限らないが、吉田章宏氏によると、内容と方法と熱意の観点からみることができる。


義務教育では、内容は学習指導要領でかなり厳しく規定されている。もっとも、最近では、文部科学省は、これは最低基準に過ぎないと言うようになってきているが。
大学では、教える具体的な内容にはまったくといってよいほど制約がない。アカデミック・フリーダムの伝統があるからである。あるのは、その講義が置かれるカテゴリーによる緩い制約である。「教職の中の」教育心理学と「心理学の専門コースの中での」教育心理学とでは、授業のねらいが異なるので内容も異なるはずであるが、どう異なるかは担当教官によって異なる。

昔は、教員帝国主義で、誰がどんな授業をするかはまったく教員に任されていて外からはうかがい知ることができなかったが、最近では、シラバス(講義概要)作成が普及して、講義内容もかなりオープンになってきた。それとともに、カリキュラムの体系も少しずつ整備されてきた。

いずれにしても、自分の研究直結の内容の講義をするのが、教員にとっても学生にとっても一番好ましい。しかし、そんな講義だけで済ますことができるほど、いかに大学とは言え、甘くはない。

教養的な講義もしなくてならない。こういう時は、自分の専門から遠い内容の講義になる。当然、講義内容の勉強も必要になるが、さらに、こうした授業では、講義技術にも意を払わないと、授業が成り立たないことがある。