心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

多重課題

2013-12-15 | ヒューマンエラー
 階段を歩くのは習慣的・自動的ですので、注意資源は10のうち3くらいですみます。したがって、書類を読むほうに注意資源を費やすことができます。
 ところが、書類に難しいことが書かれていたらどうでしょうか。注意資源をさらに割り当てなくてはならなくなります。こうなると、階段降りのほうの注意が減り、足の運びがおぼつかなくなり、踏み外しなどが起こってしまいます。
 2つ、ときには3つの仕事を同時にこなさなければならない事態(注意分割事態)は、日常的には意外によくあります。両方の仕事が慣れた仕事のときや軽いとき、あるいは、一方が慣れた仕事のようなときには、だいたいうまくいきます。
 しかし、問題は、ときおり、どちらか一方に注意資源をとられるときです。そこをねらってエラー、事故が起こります。
 とりわけ、運転や歩行など、一方が慣れた行為でも一瞬の不注意が事故に直結するような状況では、注意分割事態での仕事は厳禁です。とはいっても、もう一方が、考え事など心の中で行なわれてしまうこともありますから、なかなか困りものなのですが。



百姓とサラリーマン

2013-12-15 | 教育
「池田信夫ブログ」より<<おすすめブログ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

百姓は村にしばりつけられていたので、これが労働生産性向上の限界になった。18世紀に人口増加は止まり、村は停滞期に入る。

印象的なのは、上の文章で百姓→正社員、村→会社、村役人→官僚などと置き換えると、現代にほとんど同じ行動様式が温存されていることだ。長時間労働によって効率は極限まで高められ、相互扶助で分配の平等も守られ、ボトムアップでローカルな意思は尊重されるが、全体最適は誰もみていない。

ここでは村や藩の境界を厳格に守る非流動性が、秩序維持のメカニズムになっている。

@@@@@@


認知的不協和

2013-12-15 | 認知心理学
認知的不協和(cognitive dissonance)〔心理学〕<<現代用語の基礎知識」より

例えば、高価な買い物をした人は、その買い物の価値を高めるような情報は無批判的に受け入れるが、価値をおとしめるような情報は受け入れない。認知的な不協和(判断の一貫性への脅威)の発生による不快をさけたいからである。認知システムは、そのときどきで、全体としての一貫性を志向する方向に変化する(→「認知的均衡理論」)。


なんなだろう?

2013-12-15 | 心の体験的日記

「和田秀樹氏ブログより」<<おすすめブログです

@@@@@@@@@@@@@@@@

【禁止ワード設定の主旨】

昨今、大きな問題となっておりますステルスマーケティングの横行を受け、
ーーーー
読者の皆様、芸能人・有名人の皆様の利益を守るよう努めております。
ーーーー、
禁止ワード設定の主旨をご理解いただければ幸いです。

▼Ameba有名人・芸能人ブログ健全運営のための取り組み
http://www.cyberagent.co.jp/corporate/safety_ameba.html

今回お問い合わせいただきました文章については、
「にんちてきふきょうわ(メールの原文は漢字)」という表現の一部が禁止ワード扱いとなってしまっております。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

認知的不協和」だと思う

社会心理学のキーワード
それもかなり重要な用語
それがねー
認知症がらみなのかなー
あるいは、心理学とは別の領域で何か特別な用語として使われているのかなー

もしかすると、このブログでも警告されるかなー

いや、現代用語の基礎知識」で昔、取り上げたことがあった
そうかー、有名人ブログという何か特別なジャンルでも問題なのかも


●●賞」頭を元気にするキーワード

2013-12-15 | ポジティブ心理学

常識12-5
上達12-9
趣味12-11


賞「頭を元気に

「もらえばうれしい、でも」

● 賞ってどんなもの
 子どもの頃の賞は、たとえば、皆勤賞とか運動会での1等賞とか、いくつかあったように思いますが、仕事をするようになってから賞と名のつくものは、読書学会からいただいた、漢字研究がらみの賞が唯一でした。(別に悔んではいません.本当です、とあえて書くところにこだわりがあるかも。いずれにしてもすでにおそかりしです)。
 ひと言で賞と言っても、あらかじめ決められた目標があってそれが達成できたら挙げますという賞と、たとえば、ノーベル賞のように、パフォーマンスや業績を誰かが高く評価して、本人にも思いがけない形で与えられる賞とがあります。
さらに、心理学のほうでは、もっと幅広く考えます。
 たとえば、ほめ言葉。
 ほめられた相手にしてみれば、それが賞になります。ほめられた行為をもっともっと一生懸命にやることになります。これは、強化と呼ばれます。それをシステム化、制度化したものが、世の中にある「――賞」になります。
 これには、自分ご褒美も含まれます。自分で、自分がよくがんばって何事かを成し遂げた自分をほめるために、豪華な食事をしたり、買い物をしたり、というものですね。女性の専売特許のようですが、男性だと一杯飲むが定番でしょうか。ちょっとさびしいですね。
 結局、賞を定義するなら、「好ましいパフォーマンスや業績をあげたことに対する外から、あるいは自分からのご褒美」ということになります。

● 賞を活用するコツ
① 賞を意識して仕事をすることもあってよい
 田中耕一氏がノーベル物理学賞を受賞したときの騒動を思い出します。本人のまったく知らないところでひそかに選考がおこなわれ、突然、「はい、あなたが受賞者に決まりました」ですから、本人もびっくり仰天が当たり前です。
 このようにまったく受賞を意識しないケースもありますが、これは、どうにもならない、神のみぞ知るの話ですので、ここでは、取り上げません。
 ここで言う賞とは、たとえば、営業目標をクリアする、資格取得をする、といった目標を達成することによる賞です。これなら、自分の努力でなんとかなります。こうした賞を意識すれば、それなりに心元気な毎日が送れます。
 ただ、問題は、この目標達成が外部から強制されたときです。自分の力量との関係になりますが、目標が高すぎれば、ストレスとなってしまいます。ないものねだりにかもしれませんが、できるだけ、自分なりの目標管理とそれを達成するための自己努力ができるような環境に身をおきたいものです。
②自分で自分をほめる習慣を作る
 自分で自分をほめるのも、自己満足の罠にはまりそうですが、でも、心元気のためには、大事です。せめて一日を振り返って、「あーあれは我ながらよくやったな」というような回想に浸る習慣でも十分です。もちろん、その反対も同じくらいたくさんあるのが普通かもしれませんが、あえて、ポジティブなイベントやエピソードを思い出して自分ほめをすることを習慣にするのです。
 週末なら1週間を、大みそかなら1年を、定年ならーーーというように、節目での自分ほめの習慣と何らかの賞(ご褒美)を決めておくのも一計です。
③ 賞より大事なものもある
 外と内で賞を活用する心構えを考えてみました。しかし、人間、賞のみにて生きるにあらず、ということもあります。
 使命感に駆られての仕事、真善美に浸る心、愛他心の発露。いくらでも、賞とは無縁、しかし、心元気には不可欠という世界があります。
 賞や競争とは無縁で元気に生きられるならそれはそれで素晴らしいことです。
 こんな名句を紹介して終わりにします。
 「一番になるより一流になれ」(高橋亜樹による紹介)