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年齢:32
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■件名
退社後のブランク期間をどのように説明すべき?
■相談内容
9年間経理で働いていたのですが、体調を崩し1年半前に退職しました。
無理なジョブローテーシヨンがあり、反発した2人が突然辞めてしまったため、普段の自分の仕事に加え引継いだ仕事が加わり、周りのフォローなど次々に入る仕事で残業も増え、心身ともに疲れ体調を崩しました。当時は、なるべく自分の見方を変えて波風立てないように努力はしたつもりですが、限界がきてしまいやむなく部長に相談したところ、逆にそれが原因で無視されるようになり結局退職しました。
退職後は休養していましたが、親戚のおじが病気で倒れたため身の回りの面倒を見たり、その合間をぬって簿記2級取得に向けて勉強してきました。
最近は体調もよくなってきたので、また働きたいと思っていますが、転職活動を始めるにしても、ブランク期間の事をどのように説明したら良いのか分かりません。
年齢も不利になるのではないかと今から不安です。
お答え
● 経理スキルと簿記資格で転職を有利に
せっかく9年間にわたり蓄積してきた職業人としてのキャリアが、不本意な退職で無駄になってしまったのは、さぞ無念だったことと推察いたします。
でも、ここで簿記2級の資格を取得すれば、過去の経理スキルと合体して、転職の際の強力なアピールポイントになるはずです。
しかも、退職してから1年半。ぎりぎりのタイミングでの求職の決断。
ここは、がんばって、そして、資格取得を目指しながら、同時に求職活動を果敢にはじめるべきです。
● 求職活動に弱気と隠し事は禁物
不本意な退職を経験されたためか、行間から、求職に対してやや弱気なところがうかがえます。
退職の理由 激務と上司の無理解にもかかわらず、波風のたたない努力と気使い
退職後1年半の過ごし方 看護と資格取得のための勉強
年齢 32歳
不利になるかもしれませんし、それが逆に有利になるかもしれません。
それは、雇う側が判断することです。
「不利になるかも」という弱気そのものが不利になってしまいそうな気がします。
そして、それが、また、本根や事実を隠したり、自己アピール力を弱めることにでもなってしまっては、まさに不利な状況を自分で作り出してしまうことにもなりかねません。
客観的にみて、上記のようなことは、何も不利になるものはありません。むしろ、あなたの誠実さ、やさしさ、仕事と求職への意欲を見て取れます。
ここは、自信を持って求職活動を行うべきです。
32歳での転職は、最後のチャンスくらいの意気込みでがんばってほしいものです。
あせらずに、資格取得の勉強を進めながら転職活動に邁進してください。
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