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多重課題

2014-04-13 | ヒューマンエラー
同時に2つのことをしない

1) 声にだして、1から順に数えながら、次の問題としてください
34+53=
66-39=
31+49=
61-45=
2) 声に出して、100から1ずつ引きながら、次の問題をしてください。
43+35=
88-49=
13+94=
71-53=

「解説」
両方とも多重課題と呼ばれるものです。2)の計算のほうが、かなりかなり難しかったはずです。注意の容量一杯を使わざるをえないからです。多重課題は日常生活の中ではごく普通に行われていますが、注意の容量を超えるとミスが発生します。



見立て(思い込み)にはリスクがある

2014-04-13 | 認知心理学
見立てにはリスクがある

 見立ると、世の中がわかって気持ちがよい。そのメリットは捨てがたい。

 見当をつけて走ったのに目的地につけたらうれしい。思った通りに機械が動いたら「やったー」と喜べる。初対面の人が自分の思い通りの人だったら安心できる。

 しかし、問題はリスクである。つまり、そ「の見立てが妥当でないときに、思い込みエラー」をおかしてしまうリスクがある。世の中を誤って見てしまい、時には、それが事故につながってしまう。

 

●リスク管理しながら思い込む

 情報爆発の今、一つ一つの情報にまじめにつきあってはいられない。自分なりの世界をしっかりもって対処していかないと、情報の海に溺れてしまう。

 リスクはあっても、見立て(思い込み)をしながら情報とつきあっていくことになる。それによってはじめて、情報はあなたにとって生きた知識となるのである。

 それでも、思い込みが決定的にネガティブな事態につながってしまうところでは、手厚い安全ネットを用意しておく必要がある。

 あなたの思い込みに忌憚なく箴言(しんげん)してくれる人を用意したり、実行する前に時間がかかるようにして再考の時間を持ったりする仕掛けが必要である。





小中高一貫校

2014-04-13 | 教育
小中高一貫校
我が家の近くにできた。茨城県初とのこと。中高一貫校は、今やめずらしくない。高大一貫校こそないが、実質的に無試験、あるいは特別選抜で高校から大学まで一貫しているところもある。高大一貫校と銘を打った学校も、これからできるかも。また、あってもよいかも
問題の一つは、入学試験という関門なしをどうプラスに活かすか、もう一つは、人間関係の範囲が狭まることのマイナス面をどう克服するかである